劇場公開日 2013年6月8日

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「【苦しい時程、笑顔が大切。愛妻の健康を考え、チャレンジした"無謀"な事が長く苦しい時を経て、奇跡をもたらした物語。】」奇跡のリンゴ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【苦しい時程、笑顔が大切。愛妻の健康を考え、チャレンジした"無謀"な事が長く苦しい時を経て、奇跡をもたらした物語。】

2020年5月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

監督・脚本は"この人の脚本ならば大丈夫"中村義洋。(自分の中で勝手に命名)

りんご農家を仕方なく継いだ秋則(阿部サダヲ:嵌り役)は妻、美栄子(菅野美穂)が毎年皮膚がかぶれ、数日寝込む理由を知り、始めた事とは・・・。

1年目、2年目位迄は、観ていて"もうすぐだろう・・・・"と思いながら観ていた私が甘かった。

秋則が東京に出稼ぎに出るシーン(で、酷い目に逢う。)や、田を売るシーンや、周囲の畑に"迷惑"をかけてしまい、村八分に近い状態になるシーン(このシーンが一番観ていて辛かった・・・)や、子供達に泣かれるシーン等が続き、

-辛いぞ、悲しいぞ、阿部サダヲだぞ!笑いが欲しいぞ!と思いながら、鑑賞続行。-

〈それ故に、あの"白い花"が咲き誇る、素晴らしいシーンでは涙を堪えるのが、難しかった作品。
結末が分かっていても・・・。〉

〈2013年6月9日 劇場にて鑑賞〉

NOBU