ツナグのレビュー・感想・評価
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松坂桃李さんがスターダムを駆けあがっていく中、樹木希林さんが見事にサポート役を果たした作品
初主演、松坂桃李を取り囲む共演者の顔ぶれが凄い。この布陣を観るだけで当時の東宝の新たなスターを生み出そうという経営方針が分かる(貶していません)
桐谷美玲、橋本愛 という当時注目株の若手女優陣から遠藤憲一、本上まなみ、浅田美代子という安定した中堅実力派、登場シーンは少ないがベテラン、八千草薫、仲代達矢が脇を締める。
辻村深月さんの原作はベストセラーだったので、そこに映像をどう被せてくるかが楽しみだったが、平川監督が脚本デビュー作だったことと東宝の意向もあり、余り冒険をしなかったところが少し残念でもあった。
が、それを原作を尊重した映画と称賛した方も多かった記憶がある。
<2012年10月13日 劇場にて鑑賞>
甘えんな!おっさん
ごめんなさい。甘えてました。甘えついでに“ツナグ”という職業の方がもっと多くなってくれればと願うばかりです。
凍るから危ないね。と人ん家の蛇口を閉める御園奈津(大野いと)。演劇部の親友でライバルでもある嵐美砂(橋本愛)との通学路での出来事。このときの御園がとても良かった。女子高生の素直さ、彼女には「桜の園」の主役を与えてあげたくなりました。タイプはまったく違う二人だったけど、ついおっさん目線で見てしまう。
桐谷美玲も良かった。これもおっさん目線になりますが、田舎から家出してきた純朴な少女。だけど後から話を聞くと、風俗に行く覚悟してたってんだから、世の中わかんないものだ。
仲代達也もいい。「目に見えてるものだけが真実とは限らない。そんなときは心で見るんだ」と歩美(松坂)に言うところ。あぁ、コンフィデンスマンと同じなのね・・・
ツナグ:大切なことは心で見るんだ【邦画名言名セリフ】
【ツナグ:おすすめポイント】
1.とにかく原作 - 辻村深月『ツナグ』(新潮文庫刊)が素晴らしい!!!
2.第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を取った渋谷歩美役松坂桃李がとても良い!!
3.主役を囲む脇役の俳優陣が凄すぎる!
【ツナグ:名言名セリフ】
1.渋谷歩美役松坂桃李の名言名セリフ
→「僕が使者(ツナグ)です」
→「父さんと母さんが死んだ本当の理由って何?」
→「駄目なんだ一回だけって決まりだから」
2.土谷功一役佐藤隆太の名言名セリフ
→「僕が騙されていて今でもどこかで生きてくれてたらそれでいいんです」
3.嵐美砂役橋本愛の名言名セリフ
→「死んだ人に会わせてくれるツナグって人がいるらしいんだよ」
4.秋山定之役仲代達矢の名言名セリフ
→「大切なことは心で見るんだ」
【ツナグ:個人評価=★★★★】
★★★★★:今すぐ観るべき‥人生を生きる為の何かを教えてくれる貴重な映画
★★★★:早めに観るべき‥観る人だれにでも何かを与えてくれる大事な映画
★★★:まあ観ても良し‥観る人によっては全く意味を持たない普通の映画
★★:観なくても良し‥単に時間だけを浪費してしまう可能性が高い映画
★:観てはいけない‥観た後に非常に残念な気持ちを感じてしまう映画
よく2時間以上もこんなにつまらん作品を作ってくれました。 中途半端...
泣ける。
不思議さが全くない!!
ものすごく奥深い映画
うーむ。
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