「俺は好きだけどね(・∀・)イイ!!」ツナグ 初台験さんの映画レビュー(感想・評価)
俺は好きだけどね(・∀・)イイ!!
この映画、結構評価が割れていますね~(;・∀・)
まあ設定に無理があるのは分かります。
死者を呼び出せるツナグがあんな簡単にネットで連絡取れんのか?とか
ツナグを受け継ぐ人間だけが使うことを許されて、それ以外の人間が観たらツナグもろとも命を取られるという恐ろしい鏡をあんな茶箪笥みたいなところに無造作に入れといていいのか?とか
登場人物の名前がキラキラネームばっかじゃねえか( ゚Д゚)ゴルァ!!とか
確かにその通り(・∀・)ウン!!
ただ俺はこの映画好きですワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
まず死者を呼び出す時に、幽霊っぽくないのがいいと思う。
生きてる人間と全く同じ感じで、触れたり話したり普通にできるというあたり、あまりにも突拍子なさ過ぎて俺は好きですよ(^O^)
面会をするホテルの、何とも宗教的な雰囲気と言うか厳か過ぎる雰囲気も俺は悪くないと思う。
遠藤憲一が母親に会う時に、部屋のドアを開けたらそこにいることが部屋の鏡に写るという演出は良かったけど・・・
ただその前に主人公と思いっきり普通に会話してるから鏡の演出の効果がかなり薄れてるのは否定できない(;・∀・)
そこでする話が息子と上手くいってないという、スケールが小さ過ぎるし愚にもつかない理由だというのも分かるけど、実際にツナグがいて依頼するとしたら大体そんな理由が多いんじゃないか?とも思うな俺は(・∀・)ウン!!
2番目の橋本愛と大野いとのエピソードは、サスペンス的な雰囲気と要素があって一番良かった(゚∀゚)アヒャ
ただ人ん家の水道を勝手にひねったりするのはどうかと思うが(;´Д`)
些細な嫉妬心から死なせてしまったという罪悪感は分かるけど、その直前にある「あたしには敵わないよ」の聞き違いの下りは・・・( ゚Д゚)ハァ?
つうか思いっきり「嵐」じゃなくて「あたし」って言ってたぞ???ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
そしてツナグに依頼して会うが、その時リンゴの皮をむいてるのは若干意味不明だけど、その前に発覚するコートの件で決定的に殺意を抱いたのでは?と俺は思ったが・・・
だからこそこのナイフで今にも突き刺しかねない雰囲気が出てくるんじゃないかと思ったんだけどそれがなかった。
そして最後に「道は凍ってなかったよ」という言伝を聞いて、一生後悔することになってしまうということ。
うーん分かりづらい(;´∀`)
ただ一番はらはらした場面ではありました。
そして3つ目の佐藤隆太と桐山美玲のエピソードだけど・・・
ここは佐藤隆太の淡々とした演技が観られたのが俺としては新鮮だった(・∀・)
平山キラリだっけ?この名前を本名と思うか??
つうか捜索願出さなかったのか???
とまあ突っ込みどころはあります。
樹木希林とか仲代達也の演技は実に安定感があったし、役者は総じて演技が良かったと思う。
駄目なところが多々あるのは分かってるけど、俺はこの映画好きです。