「長く感じた。」ツナグ しまさんの映画レビュー(感想・評価)
長く感じた。
クリックして本文を読む
ハンカチを握りしめ準備万端!と構えていたのがよくなかったのか、全く泣けませんでした。
泣きたいから観たかったわけではないけれど、期待していた分あれ?という感じ。
この「死者に再会できるという奇跡のようなチャンスがたった一度だけ与えられる」という設定の割にはなんか軽いというか。
親子、親友、恋人。
恋人を最後に持ってきたからかな、でもやっぱりこの順番だよな、と悶々としてしまいました。
しかし佐藤隆太はあれで前に進めるのかな?
そりゃ行方不明のままずっと思い続けるのよりは救われていると思うけど、やっぱり彼はこの先もずっと彼女を思い続けてしまうのでは…。
それも幸せなのかな。
全体的にツナグを引き継ぐという流れで祖母が孫に説明をしながら進んでいくのが、観ていて若干面倒くさくなってきました。
でも孫と祖母のシーンはほのぼのしていて、緊迫感のあるラストでも温かいものがありました。
あとばーちゃんの作るご飯はハイカラでとても美味しそうでした。
コメントする
しまさんのコメント
2012年10月26日
>枝豆ポタージュ様
2点は厳しかったですかね(^_^;)
ツナグを使った3人のお話の、ラストにくる佐藤隆太と桐谷美鈴のお話が私的に全然ヒットしなかったからか、最初から最後まで随所に入ってくる孫と祖母のツナグの継承がだるく感じてしまったからか、何だか残念な気分になってしまったのです。
皆さん好評価なので私が残念な子なのだろうか…とかちょっと思ってしまいましたが。
樹木希林の表情や仕草には引き込まれました。
松坂桃李もおばあちゃん思いの素朴な感じがとてもよかった。
橋本愛とかと同級生と言われると若干香ばしい顔になりますが、純朴な印象で素敵でした。