「死者に会えるのは良いこと?」ツナグ 未散さんの映画レビュー(感想・評価)
死者に会えるのは良いこと?
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死者と会いたい人をつなぐ使者、ツナグ。死者に思い入れの強い人、亡くなったことを受け入れられない人を逢わせる役の樹木希林が孫の松坂桃季に役目を譲ろうとする。この二人の演技は淡々として、愛情がありとても良い。色々なエピソードは簡単に描かれているが、松坂の両親の死の訳、それに苦しんでいる祖母の樹木希林を理解し、ツナグになろうとする松坂の意思が強い、松坂が会いたい人はおばあちゃんという所が泣かせる。私も昨年、主人に亡くなられ、周りからはふっきれた様に見えるが、時折なにかのきっかけで涙が止まらない時があります。どんな気持ちで亡くなったか知りたい気もしますが、もし会えたら良いかどうかはわかりません。
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