「何度観ても勝手に涙が溢れてしまう一作」ツナグ みそのぐさんの映画レビュー(感想・評価)
何度観ても勝手に涙が溢れてしまう一作
いつぶりだろう。久しぶりに見たくなった『ツナグ』
本当に望んでいる人だけが繋がる不思議な縁。
目に見えるものが全てじゃない、心でもみてみる。
現実では絶対ありえないファンタジーの世界だけど
もし死者と逢えるなら人間ではなくなってしまうような気がした。
生きているからこそ人間であり、亡くなったからこそ死者である。
死者と逢ってしまえば境界線がなくなってしまう。
現にこの世界は遺してくれたモノで溢れている。
時代が100年と経っていけばこの作品もそうなる。
想いは形を生して人へ受け継がれる。
言葉にしかできない出来事をこの作品では視覚化している。“もしも”がある世界、たくさんの感情が入り交じっていて私の琴線をくすぐる。
またいつか、ふと観たくなる日がくるんだろうなぁ。
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