劇場公開日 2013年3月2日

  • 予告編を見る

「さびしさはひとりでなんとかしなくては」すーちゃん まいちゃん さわ子さん 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0さびしさはひとりでなんとかしなくては

2025年7月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

幸せ

2013年公開作品
2度目の鑑賞
およそ10年ぶり
Amazonなどで動画配信されているが今回もTSUTAYAレンタル
消費ポイントが150くらいまでなら動画配信を選ぶのだが10年前の旧作にしてはポイント数が多い気がする
そもそも毎月金を払っているのにまだ取るんかい!
そんなわけで地元のTSUTAYAにはまだまだ頑張ってほしいものだ

監督は『人生、いろどり』『泣き虫ピエロの結婚式』『母さんがどんなに僕を嫌いでも』の御法川修
脚本は『雷桜』『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『アントキノイノチ』『散歩する侵略者』『寝ても覚めても』の田中幸子

三者三様平凡な日常
見所は心の中で呟く愚痴
『ボクらの時代』でフジの女子アナ3人だったときのハズレ回のような雰囲気に近い
わかるーあるあるー
嫌いだ

こんな内容でも106分もたせることができるんだから少なくとも駄作ではない
脚本が良いんだろう

スーツが面接で逆ギレするシーン好き
スーツを着てれば真面目という発想はバカっぽいけど

子供が産めるかどうか病院で確かめてと女に頼む男って随分無神経だなと
孫の顔を見せたいという気持ちはわかるけど
自分は気を使う方じゃないし頭に来たらすぐに容赦なくズケズケ言うタイプで映画.comやヤフコメと違い削除される心配は全くないので気楽で良いがそんな自分でもあれはないなと感じた
あと政治家の失言も削除できたら良いのにな

芸能人で唯一会話のやり取りをしたことがあるのは井浦新
たぶんいつもあんな感じの俳優さん
せっかくの機会だからもっとしつこく食いついて彼と議論?すれば良かった
人生で最大の後悔
望月衣塑子のような太々しい言動が羨ましい

欲張りな人はそれゆえに現実に悩むのかもしれない
浅いようで深い
お気楽な様でそうでもない映画でした

25歳で観た時と35歳になって観た時とでは受け止め方はだいぶ変わるだろう
特に女性は

配役
カフェの店員のち店長の森本好子(すーちゃん)に柴咲コウ
一般企業の営業職でのちに結婚し出産する岡村(柿崎)まい子(まいちゃん)に真木よう子
フリーのWebデザイナーの林さわ子(さわ子さん)に寺島しのぶ
カフェのマネージャーの中田誠一郎に井浦新
カフェのアルバイト店員の千葉恒輔に染谷将太
カフェのオーナーでシングルマザーの木庭葉子に木野花
さわ子の母親で静江の世話に追われる林信子に銀粉蝶
さわ子の祖母で認知症かつ寝たきりで娘の信子に世話をしてもらっている林静江に風見章子
好子の同僚で結婚退職する岩井美香に佐藤めぐみ
カフェの面接に来た男に水橋研二
まい子の職場の後輩の前田千草に高部あい
カフェのアルバイト店員の竹田ちかに上間美緒
木庭葉子の娘で母親を「葉子ちゃん」と呼ぶ木庭みなみに吉倉あおい
千葉の姉に佐久間麻由
電話をかけてきた好子の母に川口圭子
まい子が上司とともに謝罪に訪れる取引先専務におかやまはじめ
さわこの同級生の吉田健路に矢柴俊博
まい子を診察したわくいクリニックの皮膚科医に長野里美
まい子の上司に菅原大吉
まい子の妊婦姿を撮影した写真館の主人に史朗

野川新栄