きいてほしいの、あたしのこと ウィン・ディキシーのいた夏のレビュー・感想・評価
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いまいちピンと来なかった
お母さんがいない10歳の少女。牧師の父とは普通に暮らしてる様子で、揉めてはいないけど毎日が寂しい。スーパーの中で犬と出会い「友達」が一人できた。その後も老若男女問わず心を開いて色んな人と話す。相手を警戒せず話すのは子供ならではと言えばそれまでですが、感じよければ「友達になって!」と素直に言う勇気は大人でも出来るのでは?と思った。
母が家を出た理由は明確にわからないので、身勝手な女という印象で話しが進む感じ。
「世界中の誰もが寂しい思いをしてるんだなと思った」
主人公は悲しい育ちの子供なのに、ここまでポジティヴに思えるかな。ナレーションが強引に思えてね。何か都合いい脚本。ほぼ独りで前向きに頑張って生きる子供が気の毒ですよ。。
「世の中ってリトマスキャンディーに似てると思った。甘さと悲しさがごちゃ混ぜになってて、どっちかだけにするのは無理みたい」
このセリフはファンタジーさがあり子供らしくもあり、とてもイイです! もっとこういうセリフがあればなぁ。。。
最初の友達といってもいい「犬」をきっかけに色んな人と仲良くなり、人生を豊かにした悲しい少女。
人生、何がきっかけになるかわからない話し。
ほのぼの暖かみのある映画だし、動物が好きな人・飼ったことがある人(私もですが苦笑) とかは気に入る可能性高いかもしれません。
共感・感動できる場面を探しながら観てましたが、私はあまりないまま終了してしまった・・・
動物好きには癒しの鉄板
児童文学原作で淋しい女の子とワンコとくれば定番というか反則技の癒し映画。
ウィン・ディキシーとは咄嗟につけた迷子のワンコの名前、淋しいといっても最初から淋しいだけ、あとは良くなるばかりなので安心して観ていられます。
ワンコはムク犬の雑種かと思えばピカルディ・シープドッグというフランス北部の古くからいる犬種、シーンによって2匹を使っているらしいが見分けは不可能。一見笑ったように見える口元の表情や首をかしげて話を聞いているようなしぐさは愛くるしい、なかなかの芸達者である。ワンシーンでしたがギターに聞き入るペットショップのミニブタも可愛い。邦画のこの種の映画によくある過度の涙腺刺激操作がないのは好感がもてました。
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