「可愛くてカッコいいおばさん」大統領の料理人 nanana828さんの映画レビュー(感想・評価)
可愛くてカッコいいおばさん
オルタンスの歩くリズムー厨房で、道で、南極でーが動脈となって、この映画にテンポと躍動感とを生み出しているように見えた。
ストーリー上はあまり大きな抑揚がないけれど、彼女の存在自体が、抑揚であり緩急でありメリハリなで、それだけで十分に“見せて”くれる。
真心や信念が底流にあるとしても、オルタンスのように、あのように悪態ついたりやりたい放題(笑)やってたら、嫌な感じに見えても仕方のないところだってあるはずなのに、みなぎる自信とキュートさとニコラへの接し方で、あぁもうなにこの可愛いおばさん!ってなっちゃう。
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