シェフ! 三ツ星レストランの舞台裏へようこそのレビュー・感想・評価
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イーストウッド主演作となぜか重なる、ジャン•レノ大奮闘のコメディ
あまり期待せずに足を運びましたが、意外な拾いもの。観終えた後は、にこにこ•ほくほくと席を立つことができました。個人的には、「レオン」以来のジャン•レノ当たり役です! 肩に力が入っておらず、痛々しい無理も感じません。出しゃばらないけれど勢いがある相棒を得て、身体全体で生き生きとコメディを演じる彼は、新鮮で魅力的でした。観る前は「ジャン•レノ、恰幅よく(メタボに)なっちゃって…」とさみしく感じていましたが、観終えた今は「アリかも!」という気持ちです。続編もひそかに期待します。
物語の方は、おなじみのコメディ要素(両極端な2人のギャップ、出産のドタバタ、「勝ち組」の滑稽さ、寄せ集めチームの迷走と活躍…)の連続で、劇中の料理のように新味はありませんが、小気味よい組み立てで素直に楽しめます。中盤のやりすぎな変装は抱腹絶倒モノ。たまたま隣に座っていたフランス人男性は、全編通じてげらげら気持ちよく笑っていました。お蔭で、私も本作をより楽しめたように思います。映画館ならではの味わいでした。
途中でふと感じたのは「なんか、似た話を観た気がする…」というデジャヴ。仕事一筋ながら下り調子の父親と、キャリアを積み上げようとしている娘、昔かたぎの姿勢の父親に憧れる若者の恋模様、伝統や名人技を蹴散らさんとするハイテク仕掛けの新しい流れ…。「うーん…えーと…あ!」思い浮かんだのは、あのイーストウッドの「人生の特等席」でした。共通点は多くても、物語の味わいはかなり異なる二作品。フランス/アメリカ、というお国柄も多少は影響しているのでしょうか…。興味深いところです。
お腹いっぱい胸いっぱい!
ちょっとした気まぐれでお料理コメディを観たわけですが、これが面白いのなんのって。そんでもってジャン・レノって!
お料理全く興味ない私でも全く問題なく鑑賞できる、非常に敷居の低い作品だと思います。知識があればもっと楽しめたのかな?もしかしたらお料理あるあるとかあったのかも。
ジャン・レノがちょっと頑固なシェフオヤジを、ミカエル・ユーン(誰やねん)がさらに頑固な料理マニアの若手シェフを演じているのですが、この2人のやりとりがおかしくって、あったかくて、ほっこりして、時々ヒヤヒヤして、もう最高!目が離せません。ミカエル・ユーン、メジャーな作品には出演していませんが、素晴らしい演技でした。
着物で変装してライバル店へ偵察へ行くシーンは爆笑必至!日本人が観たらおかしくて笑い転げること間違いなし!🤣ヒー!お料理番組の生放送も最高でした。
ストーリーは王道。オチもまぁ分かってたけど名俳優の素晴らしい演技とスマートな笑い、魅力的なキャラクターで飽きさせません。出てくるお料理はちょっとよくわかりませんが(笑)見てるだけでワクワクするし、やっぱり美味しそう!🤤グヘヘ…
たまには普段観ないジャンルの映画もいいもんだなと思える、とっても幸せな時間を過ごせました。
【ジャン・レノが崖っぷちの三ツ星レストランのシェフを演じるフレンチコメディ。料理は抜群だが、恋人との接し方が下手な若き天才シェフとの遣り取りがクスクス可笑しいです。】
■三ツ星レストラン”カルロ・ラガルド”の看板シェフ、アレクサンドル(ジャン・レノ)は、審査会を前にスランプに陥り、三ツ星陥落の危機に。
追い詰められた彼が出会ったのは、料理の才能は抜群だが、こだわりが強すぎてトラブル続きで失業したシェフのジャッキー(ミカエル・ユーン)。アレクサンドルはジャッキーを助手に採用し、窮地を切り抜けようとする。
◆感想
・まさかジャン・レノが、このようなコメディに出演していたとは、全く知らず。けれども彼の大柄な身体は、殺し屋だけでなくシェフとしてもピッタリと似合うのだから、名優は凄いのである。
・今作を面白くしているのは、ジャッキーを演じたミカエル・ユーンのコミカル演技である事は、間違いないであろう。
料理は抜群なのに、恋人のベアトリス(ラファエル・アゴゲ)が目出度く妊娠したのに、プロポーズも忘れている。けれども、この人は憎めないんだよなあ。コメディアンの方かな。
・アレクサンドルとジャッキーが変な日本人夫婦ノグチ夫妻に扮し、“分子料理”なる全然美味しそうでない料理を、密かに味見に行くシーンなどは非情におバカだが笑えるのである。
・アレクサンドルの料理が古いと考え、嫌がらせをする若造のスタニスラス社長が、ジャッキーの料理を激賞する審査員達におべんちゃらをしている様を見て、社長の父から”お前はもう少し修行の必要がある!”と言われ、調理人に格下げするシーンは、可笑しかったなあ。
<そして、アレクサンドルは自分が作った料理だと思っている人たちに対し、”これはジャッキーの料理です。彼が私の後釜です。”と言い、ニッコリ笑って彼を正式に社長の父に雇ってもらうシーンは、ハッピーだったな。
今作は、ジャン・レノが崖っぷちの三ツ星レストランのシェフを演じる貴重なるフレンチコメディなのである。>
無心な料理名人
自分のこだわりを通すが為、
職場で長続きしないジャッキー、
恋人ベアトリスは妊娠中。
彼女に叱られ窓拭きの仕事に就くが、
この人、不満が無い。
三ツ星レストランのシェフ、アレクサンドルは、
オーナーと意見が衝突。
窓拭きの建物は老人ホームだった。
窓から見える調理場、調理員たちが頼りなく
調理場に入り料理をする。
アレクサンドルの弟子が次々辞めていく。
持ち番組での料理もあるから大変。
弟子を探すアレクサンドル、
オーナーの父ボールに頼みに行くアレクサンドル。
ポールの父がいたのはジャッキーが窓拭く老人ホーム。
ジャッキーのスープを飲み感心するアレクサンドル、
ジャッキーを無理無理スカウト。強引やな。
ラガルドの店だから無給だと。
ジャッキーをテスト、見事合格!、
ジャッキーを贔屓するが為皆の反感が👀
TVに出ることになり恋人にバレてはと、
サングラス🕶️かけ偽名使い。
アレクサンドルに皮肉嫌味を言うオーナー。
妬みの的ジャッキーをおいだそうと画策するコックたち。
ジャッキー、奥さんが出て行き味が落ちたと言う。
クビになりかけたが、繋がった。
調子に乗って老人ホームの調理場とビデオ通話してたら、
ジャッキーの嘘がベアトリスにバレた。
大変だ〜‼️
ヌベールの妻の実家へ❗️
レストランオーナーのキャロルと出会い、
惚れてしまったアレクサンドルは
雇ってくれ、と売り込む。
ベアトリスにプロポーズしたが、剣もほろろ。
分子料理のプロを雇ったけど😱
ノグチ夫妻❓なんじゃ、コレ⁉️
ベアトリス、生まれそう。
ジャッキーの教えで作ったケーキ、
美味しくてベアトリスパパ2切れ、オモロい。
娘アマンディーヌの為に論文発表を見に行く、
アレクサンドル。
赤ちゃん産まれて張り切るジャッキー、
しかし、直ぐに行けない。
嫌がらせで食料入手できず近所の店で調達。
寄せ集めみたいなコックたちが、
近所の店の食品で出来上がった料理❗️
調査員、絶賛❗️
アレクサンドルは引退してジャッキーに譲ることに。
オーナーの父ポールが息子を叱るのは良い。
カルゴラガルドの新シェフに就任。
アレクサンドルに指輪もらい
(面倒見が良いということかな)
ヌヴェールのベアトリスの元へ、
ナースとの会話、一人で作った⁉️ オモロい。
指輪渡してプロポーズ。
アレクサンドルはちゃっかりキャロルの店のシェフに。
番組、コントみたいな言い合いが続く。
軽いノリで楽しめる
「爆笑」というほどのことはなかったが、おもしろかった。 天才的な腕...
安心して観れる王道映画
気軽に何か楽しみたいという時にお勧め
何一つひねりが無い。結末は予期していた大団円。寸分の狂いなく。 フ...
何一つひねりが無い。結末は予期していた大団円。寸分の狂いなく。
フランス人にとって、日本人ってあんなふうに見えるでしょうね。
タイヤのメーカーが決めた基準で、食い物の料理人が一喜一憂するって、少し異常だと僕は思う。そして、最近はフランス料理だけではない。
さて、僕は中華料理で、餃子が大好物である。しかし、どんな高くて美味いとされる店に行っても、美味いと思えた事が無い。では、美味い餃子を食べた経験は?そう、母親が作った餃子である。おふくろの味では済まされない凄い美味さがあった。そして、何よりもすごかったのは、タダで食べられた事だ。しかも、ビール飲み放題だった。こんな美味くて安い店、世界中探してもどこにもない。その餃子を最後に食べたのが、15年前の事。少なくとも餃子に関してはあの味を超えた物に出会ってはいない。安くとも高くとも。
閑話休題 フランス料理って、世界から絶賛される位、美味しいのかなぁ?イタリアにはパスタ。ドイツにはソーセージ。スペインにはバーニャカウダとかパエリアとかあのイギリスだってフィシュアンドチップスがある。フランスにはエスカルゴ、牡蠣、があるけど、世界的に絶賛するような美味しさなのだろうか?ワインがあるが、ドイツ、日本の安いワインの方が美味しいと思えてしまう。つまり、金を出さなければ、フランスでは美味いものにありつけないのだろう。では、庶民は一体どうしているのだろう?
大切な人と一緒に見よう!
ちゃめっけれの
料理って程のものではないですがそこそこします
彼らのように細やかなことまではどうにもわかりませんけどね
フランス料理と日本料理の違いを以前テレビでどなたかが言ってました
フランス料理は一皿一皿が完成品で出てくるのですが日本料理はいくつかを口の中で合わせた時に完成するのだと
ご飯と塩じゃけとかね
後は飲み物がないと成り立たないのがフランス料理なのだそうです
パンなんて何か飲まなきゃ飲み込めないからね、と料理人の方が言ってました
この作品の彼、若き日のロビン・ウィリアムズだったらどうだろうなどと妄想してしまいます
有名シェフだろうがなんだろうが思ったことは笑いながらズバズバ言いその場を引っ掻き回し迷惑この上ないのにいつの間にか周りや見ている私達の心を掴んでいる
結局最後には感動しちゃうんだからまいちゃいます
この作品も面白く心を動かされました
抜きん出たものを持っている人はそれだけで豊かになる、使い方を間違えなきゃね
私には何があるのだろうか…
フランス版美味しんぼ的な物語
「フードトラック」と勘違いして観たのだけどw、フランス料理界の状況をコミカル&シニカルに描いていて結構可笑しかった。(特に、主人公達が日本人夫婦に扮して敵状視察するシーンや、怪しい分子料理の大家が出てくるくだりとか!)
自分は何のために、誰のために美味しい料理を作ってるんだろう、と原点に帰るベテランシェフの描写に、この映画はフランス料理界への愛を込めたエールなんだな、と感じてほっこりした。
もっとフランス料理のおいしさを見たかった!
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