ローマ法王の休日のレビュー・感想・評価
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そして誰もいなくなった
私はそこそこ笑えました。評価を先に見たからってのもあります。
ラストがあの閉め方だとは思いませんでした。途中までの演説はそう言う風には見れなかったから。ラストが逆なら星4つ。
法王に選ばれた途端に周りの態度が一変。知ってる人がいなくなった。これはある意味で生まれたての子供と同じかな?保育障害?ネグレクトのことかな?もしそうなら法王に選ばれてからの短い人生は手厚い温情、配慮、気遣いを受けていた。生まれてすぐ多くの期待と責任を負わされてしまったけど。変に考えられる分、嫌になるのもわかる。
最後の方で多数決を取っていたけど1人2人の反対者がいただけ。これは何だろう?なりたい人がいたのかな?
最後に、タイトルは改名した方がいい!枢機卿の休日。まだ法王の表明していないしね。
コメディにしては重すぎるし、カトリックのこと分からない私には馴染め...
コメディにしては重すぎるし、カトリックのこと分からない私には馴染めなかった。
『大統領のスピーチ』みたいな結末?と思いきや、まさかのローマ法王辞退宣言…大オチでドリフ的な笑いでも狙ったのか⁇
そりゃないわ〜
たったこれだけのこと?
総合50点 ( ストーリー:50点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
枢機卿みんながローマ法王になるのを嫌がるのは驚いた。十億人の信者の頂点に立つのは重大な責任を背負うことではあるのはわかるが、それほどに嫌なのだろうか。何が嫌なのだろうか。もちろん嫌なこともたくさんあるのだろうが、長年神に仕えてきた枢機卿ともなれば、やりがいもまたたくさんあるのではないか。
法王にはたくさんの暗殺疑惑があるなどの黒い歴史も有名だが、それを恐れているのではないように見える。主人公含めてみんながただただ法王にはなりたくないでは、法王になるということへの凄まじい重圧がわからないままに物語が進んでしまい、彼の逃避行にも取り残された気分になるし、結末にも理由が見えなかった。
喜劇として笑えるほどではないし、皮肉がきいていて唸らされるというほどでもないし、物語にすっきりとするわけでもない。精神科医はじめとするその他大勢が無責任に球技で遊んでいる間に、法王になるという誰もが嫌がる地位を一人だけが押し付けられて悩み続けるという展開にするには、この地位は権力も義務も強すぎて重すぎるのだ。
それなのにこのキリスト教徒にとっての一大事を通して、わかったのはただ彼が重圧に弱い芝居好きな小市民だったということだけ。えっ、これだけで終わりなの? それが率直な感想。
B級の皮を被った苦悩映画
ギャグタイトルだからって楽しませてくれると思ったら大間違いだ。こいつは…鬱だ…。たまたま選ばれた法王がプレッシャーに潰され法王を辞退する…とても人間らしいと思う。ただ、このタイトルでやる映画じゃないな……映画という、お金と2時間程度の時間を払って見る形態の作品でこれでは、満足できる人間は少ないと思う。別に観客を満足させなくても良いし、こういう何にもならない物語も嫌いではないが。でも、タイトル的に期待しちゃうじゃないか…ローマ法王のドタバタコメディ。ローマ法王の休日って、同じようなタイトル考える人間は他に何人もいたはず。パロディタイトル映画を作るなら、それなりの責任があるというか、期待に応えて欲しい……タイトルが悪い。
映画が・・作品か?商品か?は、さておき・・数多の方が携わっているので☆①だけはダメ~
熱意有る方々が、作品なり商品なり製作されてらっしゃり・・
同じく、携わってるのだから・・
☆①の酷評レビューをする位なら、レビュー書かない方が良いと思う。
でも、これはあまりにも酷いので・・
今後被害者出さない為にも、レビューする義務が有るか?と勝手に思いました!
星☆評価は・・
TV無料OA基準で(*^^)v①(0でも良いです!)
DVD買う度 0
モ1回見たい度 0
おすすめ度 0
デートで見る度 0
↓以下ネタバレ!!!
~~~
何年か前?
イタリアの豪華客船の長が、不倫相手の愛人が住む町で客船を見せようと、湾に寄り→座礁して→一番に逃げ出す!て事が有った。
まさにそれ!!!
まさにヘタリア!!!
ローマ法王に選ばれ・・
責任の重さから逃亡!
↑そこまでは良い。
結果?ラストのラストで、『やっぱり法王せず、辞ぁ~めた!』と逃げ出す、クソバカが主人公の100分映画!
最低の最悪!クソゴミ映画す。
↑尻拭いさせられる周りの気持ちになり・・・怒髪天突く想いです!!!
鬱病のような映画
秀逸な邦題と予告編に惹かれてハートフルコメディを期待して観に行ったら完全に裏切られた。この点は下調べをしなかった私が悪いので評価の基準からは外すものとする。その上で。
本作は不快な展開を無目的に流し続ける映画というに尽きる。
教皇は「休日」を経ても尚、ラストで改心することは無かった。「休日」中に人間性を回復するようなイベントが何一つ無かったのだから、展開的には当然のラストである。それではこの「休日」はいったい何だったのか。根拠もなく自説に沿った解釈を披瀝するカウンセラー、かつて役者を志望した教皇が遭遇する三流劇団、それらは何の意味もない。
また教皇の休暇中における教皇庁でのイベントも何の意味もない。替え玉の前で聖職者たちがバレーボールをしたことも、我儘なカウンセラーも、何のために出てきたのか。
ことさらに無意味を描いてみせる本作は、鬱病患者の脳内を映したような作品と言う他に形容する言葉が見当たらなかった。
俺も予告に騙されました…。
俺もてっきり世間をぶらついて戻ってきていろいろ悟り法王の座についてめでたしめでたし…ってストーリーかと思いました。
それにしても法王就任ってこんなに嫌がられるものなのかしらん?
俺も自分の性格からして人の上に立つキャラクターじゃないから、この主人公メルビルの気持ちは嫌というほどわかりました。
ラストにメルビルが‘皆を導くのではなく、神に導かれていたい…’って言いますが、それなら初め選出されたときに断ればいいのにね…そんな簡単なモンでもないのか…。
どちらかというと、見終わったときに後ろ向きに考えさせられる映画でした。もっと前向きに導いてくれる映画が見たい!っと思います。
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