「ラストで快哉を叫んだよ、俺は。」ローマ法王の休日 lotis1040さんの映画レビュー(感想・評価)
ラストで快哉を叫んだよ、俺は。
やりやがったなと思った。
予告編から何から含めてやりやがったなと思う。
こんなにやられた気分になったのは久しぶりだ。
いろんな意見があるように思うが、これはコメディである。
これをコメディといわないでなんというべきか。
コメディでないのならば、一体どう表現するものなのか。
全体を通して様々な問題や様々に深刻な話もあるが、それは大きくコメディというメタ的構造の中で動いているに過ぎない。
ナンニ・モレッティおそるべしだと思った。
これと=ではないが≈な関係にあるようなものとして松本人志の大日本人を想起した。
とてつもなく悲しい、しかし、とてつもなく笑える。
いい映画を見た。
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