「身体を縛ることで心を解放しようとする人たち」R-18文学賞 vol.1 自縄自縛の私 サンドウィッチ猫さんの映画レビュー(感想・評価)
身体を縛ることで心を解放しようとする人たち
クリックして本文を読む
ストレス解消に自縄自縛する真面目なOLさんの話。
彼女には上手くいかないことが連鎖します。
頼れと言っておきながら最終的な責任は押し付ける上司、彼女を下に見てる部下、勝手な家族、、
その時その時、彼女は傷ついても感情を荒げることなく、家に帰り淡々と自分を縛ります。
この辺は自分がもしこんな状況になったら発狂しそうだ…と観ているだけで疲れました…。
彼女は社会に縛られ、皮肉にも自分自身をも縛り、更に自分を追い込むことで現実逃避に浸ります。
どうなっても良い、と半ばヤケにどんどんエスカレートする行動は少し緊張感ありました。
最近縄ブームがきている(?)と感じるのはストレス社会で自分を抑圧する人が増えたせいもあるのかな…と思ったりもしました。
みなさまご期待の(?)18禁なシーンもありドキドキしましたが、、切ないです。
終盤のメンヘラおじさんは悲しいのですが、面白さもあり…(*´-`*)
映画だからかすっきりと終わらせようとしたのが、逆にすっきりしませんが、
主人公の女優さんは可愛いお顔立ちで細身で綺麗だし、コメディ要素も多少あり、可愛いイラストが所々入り流れも悪くなく、割と観やすいかと。
こういう行為をするしないかは別として、フェチの世界を覗き見てみたい方は是非。
コメントする