「見応えある歴史大作!」王になった男 おっぱまさんの映画レビュー(感想・評価)
見応えある歴史大作!
イ・ビョンホンが初の時代劇で1人2役に挑み、韓国で1000万人を超える観客を動員をした大ヒット作!ということで
試写会を観る前からとても楽しみでした
物語は李氏朝鮮の第15代国王・光海君の時代、
史実にフィクションを交えた歴史映画です
暗殺の危機に直面し暴君となった光海君
影武者として選ばれたのが
道化師で国王の風刺劇をコミカルに演じていたハソン!
何もわからないまま宮中に連れ込まれ、有無を言わせず
王の影武者に仕立てられていきます
王が毒草に倒れ、生死を彷徨っている間
王として15日間すり替わることに・・・・
正義感溢れるハソンは、
権力抗争や自信の保身しか考えない役人達の姿を目の当たりにして
”民”の幸せのために次第に真の王として、
自らの意志を発言していきます
二役を演ずるイ・ビョンホンの演技が素晴らしく魅了されました
言葉遣いから瞳の輝きまで、全く違った人物を見ているような
演技力で、彼だからこそ出来た映画だなと感心しました
民の幸福を第一におく大切さを説いた“王の演説”のシーンは、
特に見どころ!!
当時の宮中の生活も紹介され、
絢爛豪華なセットや衣装を見れるのも韓流ファンには
たまらない作品かもしれません
ハソンと教育係のホ・ギュン(リュ・スンリョン)の
コミカルやりとりも楽しく、所々で笑えるシーンも取り込まれ、
最後の圧巻の結末まで、131分という時間を全く感じさせず、
ぐいぐいと引きこまれる映画です
興味のある方は観て下さいね
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