「政治とは誰のためにあるのか」王になった男 とえさんの映画レビュー(感想・評価)
政治とは誰のためにあるのか
密かに麻薬を盛られ続け意識不明となった王の身代わりに玉座に座ることとなった道化師
初めのうちは側近の操り人形だった彼が、次第に王としての自覚に目覚めていく
面白かったなぁ
この映画が面白いのは、賄賂まみれで私腹を肥やすことばかり考える役人よりも、素人の方がまだマシな政治をするというところにあって、それが現代の韓国政治にも通じているところ。
王宮にいる全ての人間が自分のことしか考えてなくて、誰一人として民の生活を知らず、知ろうともしない。
本当の政治とは、誰のためにあるのかを改めて考えさせる作品
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