リターン・トゥ・ベースのレビュー・感想・評価
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イジェクション!
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『トップガン』に影響されて製作されたのがよく分かる。ただ、韓国と北朝鮮という一触即発状態にある国での戦闘訓練もかなり緊迫しているはず。そんな中でも前半は恋愛パートとコメディパートを織り交ぜて、見やすくなっていた。
そんな見やすい中で急展開。北朝鮮では弾道ミサイルを持つ基地でクーデターが起こり、ミグ戦闘機が韓国へと逃げ込む中、墜落させまいとする韓国軍がそれを援護。しかし、ドクロマークを冠した北朝鮮戦闘機が韓国へとなだれ込んだことで甚大な被害が発生・・・
『青い塩』(2011)を観た直後にシン・セギョンをもっと見たくなった!サブスク万歳!簡単に見ることが出来ました。普段の韓国軍といえば敬礼時の「忠誠」が印象的でしたが、空軍では「必勝」になるのですね。
緊張する南北モノではあるけど、そこに厄介な米軍が絡んでくるところが特徴的。核で攻撃しようとする米軍の本質をも表現しているのか、イジェクションで北側に降りてしまった仲間を救うために独自に救出作戦を敢行するのだ。
「ゼロノット」という思いっきり高度に飛んだ戦闘機のエンジンを切って急降下するという禁止されている飛行技術。出るぞ出るぞと期待しながらのクライマックス。凄い!
恋愛はあくまでもサブ。それよりもデセ兄貴の悲劇が辛い。ただ、その婚約者もパイロットというのがやり過ぎだと思う。そしてシン・セギョンはやはり美しいけど、『青い塩』ほど魅力的じゃなかったかな・・・それに左耳難聴とか左側に傾くといった伏線が生かし切れてない。
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