放課後ミッドナイターズのレビュー・感想・評価
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人体模型
海外では絶賛されたらしいアニメ。元々は5分のショート・フィルムだったものを90分に拡大したためか、ストーリーは全く面白くない。キュン様(山寺)のおとぼけキャラにゴス(田口)というコンビが3人のマミムを怖がらせようと頑張るのだが、マミムは楽しむばかり。そこで、三つのメダイ(メダル)を集めると願い事が叶うという課題を与え、取り壊し間近の理科室の存続をかけて3人を騙すキュンとゴスであった・・・
3匹のウサギの標本を使い、わんぱく娘に“放課後ミッドナイト・パーティ”の招待券を渡す。このウサギたちは実は凶暴だった。何しろ名前がマイケル、フレッド、ソニーというゴッドファーザー並のギャングウサギなのだ。三つのメダル探しにも興味のないウサギは一体何のために出てきたのか・・・(笑)。また、ミッドナイターズも怖がるハエの化け物シャブリが現れ、みんなの目論みの邪魔になってくる。
かくしてメダル集めの口車に乗せられたマミムは、プールのピニア、デジタルルームのダンケルハイト & リミュエール 、音楽室の偉人たちに勝ち、見事メダルを集めてしまう。あとは3人同時に願い事を口にすればOKなのだ。しかし、そんな間にも、ムツコが拾ったハエが発明家キュンストレーキの作ったタイムマシンに吸い込まれ、まるで『ザ・フライ』そっくりのシチュエーション。このときのハエがタイムトリップしてシャブリになったのね・・・
『学校の怪談』のようなものをベースにオマージュの嵐が繰り広げられる。ほとんどアメリカ映画向けの。
エンターテイメント!
予告で見てた時のイメージより弾けてて面白かったです。独特なCGアニメーションも面白い。声優陣も嵌まってるし『このキャラにこの方使うのか』
と別の楽しみも。何より始めから至る所に伏線があって繋がってくのは面白かったし、予測出来なかったまさかの伏線にはやられました。終始笑顔で楽しめる作品でした。
映画館のショートストーリーのままで十分でした…。
TOHOシネマズでは‘鷹の爪探偵団’、‘紙ウサギロペ’が映画館の予告から長編映画になりました。
これらは自分的には楽しめました。特に‘ロペ’は画面にいろいろお遊びがあり、それらも含め‘長編’に耐えられました。
この‘放課後…’はちょっと残念な仕上がりだったかな~。
どこかで論評書かれていた内容ですが、確かに絵図らとしてはアメリカ的なキャラクターも登場して今までにない雰囲気のアニメに仕上がっていることには同感なのですが、お話自体が‘いまいち’。
主人公の人体模型より、ガキ3人組やウサギや骸骨のキャラが立ちすぎています。バルト9のHPのオープニング画像が十分笑えるのでその路線で突っ走ればよかったのにな~、と思いました。
残念…。
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