「予告編通り、中身は何もないが面白い。」悪の教典 ONIさんの映画レビュー(感想・評価)
予告編通り、中身は何もないが面白い。
そんなに評価の高い原作というのは見終わってもまったくわからないほど内容がない。主人公の設定も新鮮味がないし、その紹介も特段うまくない。殺されていく生徒たちも定番といったら定番。
とはいえ、伊藤英明が、たぶん本領発揮でいいのだ。いやあ、いい殺し方、いいショットガン裁きと、音も良かった。血しぶきと火花はやっぱ三池崇はうまい。あと血祭り学園祭の美術が非常にカーニバルナイトでよかった。とうことで、実に不思議な事に、まったく新鮮味を欠いた、だけど何かしらを堪能できる面白さだった。
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