「55点」悪の教典 まぁと@名作探検家さんの映画レビュー(感想・評価)
55点
映画評価:55点
人殺しすぎ(爆笑)
途中までは主人公(犯人)が社会に上手く溶け込みながら、
気にくわない人間を殺していくのだが
そこまでは犯罪心理等に基づいていて勉強になりました。
学校側にも犯人探しをする秀才等がおり
その探り合いは良かった
ですが、その秀才達も一瞬で殺されてしまい
その時点で気がついたのですが
この作品は犯人探しや、犯人の奇怪性を見るものなんかではなく、
犯人の高スペックを使い俺ツエーを披露するためだけの作品なのだと
中盤からも証拠隠滅のために、クラス生徒全員を殺しまくるという鬼畜さ
立場は真逆なのだが
ヒーローが悪者をバッサバッサ倒すのと似ている
改めて思うのが
この世に悪党や悪者なんかいない
【正義】と【正義】のぶつかり合いなんだと
この主人公の鬼畜さ、殺人を当たり前と思わせるポジティブさ、自分が一番正しいと信じる姿勢
もうそれは、
この人自身の正義なんじゃないかと
デスノートを見た後と近い感覚でした
また作品最後のオチで主人公の思慮深さを知れた気がしました。
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