「出来の悪い脚本」ファインド・アウト レントさんの映画レビュー(感想・評価)
出来の悪い脚本
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アマンダ・セイフライド目当てに配信にて鑑賞。かつて誘拐されたトラウマから抜け出せない主人公が同じ犯人に誘拐されたであろう妹を探すサスペンス。
自分が誘拐された事実を信じてくれない警察、精神科で治療した経歴から妹の誘拐も妄想でかたずけられ、やむなく孤立無援の中で妹を捜索。果たして誘拐は彼女の妄想なのかあるいは。
警察に追われながら妹を探す主人公。ただ、特に結末に至るまでサスペンスとかもなく、伏線もこれと言ってちりばめられず、淡々と物語は進行する。
ストーリーテリングがうまくなくて、正直退屈な内容。これは結末にどんでん返しが予定されてるのではと期待しながら我慢して見続ける。
主人公は誘拐された過去以外に本編でその生い立ちやらが語られず、妹以外の家族関係についても語られない。もしかしてこれは事件のショックで記憶喪失になった彼女に対して荒療治でもって直そうという落ちなのか。実は妹もグルになって、過去の誘拐のショックに向き合わせようという。
と思ったら、やはりあやしいとされた人間がそのまま実は犯人だったという、なんのひねりもない落ち。ひねりがあると思わせて実は何のひねりもないというある意味驚愕のラスト。途中でいなくなった新米刑事とか落ちに絡んでくるかと思いきやそれもなかった。
私のようにアマンダ目当てに見に来る馬鹿な観客を狙った安物の映画。配信でも退屈な内容だった。
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