「【狂言誘拐と疑う警察の態度に苛苛しながらも、ヒロインが自らの経験を基に攫われた妹を探す根性に魅入られる作品。】」ファインド・アウト NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【狂言誘拐と疑う警察の態度に苛苛しながらも、ヒロインが自らの経験を基に攫われた妹を探す根性に魅入られる作品。】
■何者かに拉致監禁されるも逃げ出すことができた過去を持つジル(アマンダ・セイフライド)の妹モリーが失踪。
自分を狙った犯人に彼女もさらわれたと確信するが、警察は取り合おうとはしない。
たったひとりでモリーの行方を追うなか、事件をめぐる思いもよらぬ真実が浮かび上がってくる。
◆感想
・とにかく、警察の初動の遅さやジルの精神病歴に固執し、動かない警察に苛苛する作品である。
・ジルが拉致監禁された経緯の描き方も粗くって、犯人の犯行動機も良く分からない・・。
<今作の様な作風に合わない(個人的な意見です。)アマンダ・セイフライドの熱演は伝わって来るんだけれど、作品自体の重みがやや軽いかなあ、と思った作品である。>
■コロナ禍になってから、基本は映画館で鑑賞スタイルは変えないが、配信普及により過去作で知らなかった良作に出会った時は僥倖感を感じる。
数多ある配信映画から良作を見出すのは難しいが、それも又、楽しいモノである。
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