「すごかった」この空の花 長岡花火物語 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
すごかった
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ここ数年、長岡花火を見に行くようになっており、花火を打つ度に空襲について触れられていたのだが、なんのことかあまり分からないでいた。ここまで悲惨な空襲があったのかと、鎮魂の花火を打ち上げる必然性が理解でき、一層特別なものであることが分かった。もっと早く見ておけばよかった。
制服の女の子が一輪車で移動している様子が現実感を薄めていて面白い。焼夷弾の炎が描き割りみたいで、それがまた迫力がある。
「しょう三尺玉」と花火を見に行くと解説であり、「これは小さい方の三尺玉なのか、大は最後かな」と思っているとそのまま終わってしまう。「しょう」は「小」ではなく「正」だったことが分かった。平原綾香の『ジュピター』が掛かるかと思っていたがなかった。
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