「【”男だったら、一度真の恋に落ち結婚しながら不慮の事故で記憶を無くした妻への愛を貫かねば!”恋愛映画の女王レイチェル・マクアダムスに対し、チャニング・テイタムが一歩も引かない恋愛映画である。】」君への誓い NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”男だったら、一度真の恋に落ち結婚しながら不慮の事故で記憶を無くした妻への愛を貫かねば!”恋愛映画の女王レイチェル・マクアダムスに対し、チャニング・テイタムが一歩も引かない恋愛映画である。】
ー 記憶を失った最愛の女性(レイチェル・マクアダムス)。夫(チャニング・テイタム)はもう一度彼女に愛してもらうために奮闘する物語。途中から涙駄々洩れ作品である。-
■幸せな結婚生活を送っていたペイジ(レイチェル・マクアダムス)とレオ(チャニング・テイタム)の夫婦。
だがある日、ペイジがレオが運転しようとしていた車にトラックに突っ込まれる交通事故に巻き込まれてしまう。
一命はとりとめたが、彼女は夫との記憶を全て失っていた。
彼女の記憶が戻らないことを知ったレオは、2人の出会いからやり直すことを決意する。
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・もうね、レオが献身的にペイジを支える姿が、涙無くしては観れないのですよ。
ー だってさ、結婚した自分の事だけ記憶から抜け落ちている最愛の妻の状況を受け入れ、煩悶しつつ、妻の記憶を取り戻そうとするレオの懸命な姿には涙が出るよ。ー
■そんな中、ペイジの結婚前の事情が見えて来る作品構成も良い。
ペイジに婚約者がいたり、父親がペイジを美術界ではない方向に、もっていこうとしていた事実。
更に、その父親が不倫していた事。
だが、レオはそれを総て知りつつ、ペイジには言わずに彼女の回復の為に努力する中、彼女には一切言わないのである。
漢である。
・ラストに流れる、”The Cure"の”Pictures Of You"も実に沁みたなあ・・。
<今作の制作時には、レイチェル・マクアダムスは恋愛映画の女王として脚光を浴びていて、チャニング・テイタムは新進気鋭の俳優だったが、今作を観るとその後のチャニング・テイタムの今作以上の躍進が良く分かる作品である。
チャニング・テイタムの妻に対する献身的な姿は、”男だったら、かくあるべし”と思った作品でもある。>