ザ・レイドのレビュー・感想・評価
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これぞバイオレンスアクション映画
今やインドネシア産アクション映画はアクション映画界において、トップレベル。本作のアクションは格闘技、肉弾戦、武術・武道系が中心になります。もちろん銃撃戦やナイフ、ありとあらゆる武器を使ったアクションもあります。
ハリウッドはハリウッドで面白いけど、インドネシア、タイ、香港、韓国などアジアはアジアならではの面白さがあると思います。
そして痛そうなシーンも多いです! グロいシーンや血塗れシーンも多いですが…そのリアルにリアルさを極めた現実感のあるバイオレンスアクションもインドネシア製の映画の特徴、魅力の1つとなっています。
やはりリアリティがある、クオリティの高いアクション映画の方が観る価値あります。
東南アジア・インドネシア独特の武術シラットを使ったスピード感のある多彩な動きや型を魅せてくれるアクション、流れるような肉弾戦は素晴らしかったです。
まさに誰もが真似できないようなアクション・動きを作り上げてくれました。それなりの積み重ね、努力、精神力、忍耐力、継続、苦労さがこのようなアクション映画界の新たな一歩を踏み出してくれたといえるのではないでしょうか。見習いたいものです。
あ、ちなみにストーリーや内容も他の映画やドラマと比べたら、シンプルで物足りなく感じるかもしれませんが、これはこれで良かったと思います。
続編や他の作品もありますが、本作とは似ているようでまた違った面白さや凄さ、特徴、魅力がありますね。
最高!最強!最狂!
これを観たのはもう2年前になるか…
予告で興味を持ち、遠かったが有楽町まで観に行った。
観終わってから、暫く自分の感情が分からなかった…!あまりに衝撃的すぎた!
アクションに次ぐアクションの連続!
銃撃戦に格闘戦!一対一、一対二、一対複数、それぞれの闘い方があり、なにより主人公が使う武術が今までの見慣れたソレとは違った…!
武術映画のアクションと言えば、思いつくのはやはり成龍や李連杰、元祖は李小龍など、中国武術だと思う…最近だとトニー・ジャーのムエタイなどもか、、
男なら、李小龍の映画を観れば截拳道、成龍の酔拳を観たら酔拳、蛇拳を観たら蛇拳、李連杰のワンチャイを観れば南派少林拳を学びたくなる!マッハ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎を観ればムエタイを学びたくなるものだ!
それと同じで、この主人公が使っていた武術シラットも、もの凄くかっこ良く見えた!
そして決して忘れてはならない、アクション映画では必要不可欠な敵役、マッド・ドッグ!
この人は映画史上最狂の敵役だと思う!
強い!これしか言えない!
ラストの、ラマ兄弟vsマッド・ドッグ
最高のバトルだった!
とにかくアドレナリン出まくりの最高に楽しめる映画だった!
今度の続編、日本勢も参加してるが、吉と出るか凶と出るか、分からないが公開を楽しみにしてる!
肉弾戦のオンパレード!
とにかく、敵を倒しまくる!
それだけの映画じゃないでしょうか?
ストーリーもしっかりしてはいたんですが、
娯楽映画とは呼びにくいですね、
が、アクションシーンがとても爽快です!
初めて、「シラット」を見ましたが、今までのアクション映画の肉弾戦では、No.1です!
さらに、少しのグロ描写を入れることによって爽快感と興奮が同時に押し寄せてき、より一層作品にのめり込むことができるかと思います。
娯楽映画とは呼びにくいですが、とても素晴らしい作品だと思います!
早く続編が見てみたいですね!
低予算、高カロリー
頭をからっぽにして見れた。
正直ストーリーはおまけ。
ただSWAT隊の行動が筒抜けになっていてマンションに入った瞬間に銃乱射シーンなのは良かった。SWAT隊の弾が切れた後に肉弾戦に入るので「なんで撃たないんだ」なんてストレスはなくて良い。ただ敵最強の男は敢えて肉弾戦を好むが。
この映画は人間の極限のような格闘シーンを堪能するのは勿論。驚くべき低予算で作っている点も必見だろう。
奥の部屋の電気を付けたり消したりと同じセットを別の階としたり、ハリウッドなら何台ものカメラで多角的に映し、後で良いシーンを編集で繋げるという手段を取るが今作では理想の画が撮れるまで人力でテイクを重ねたりと努力している。
ちなみにDVD特典の、ザ・レイド2撮影快調!的なVで「ニホンノミナサンコンニチハ、ワタシハギャレス・エヴァンスデス。イコ・ウワイスデス。ヤヤン・ルヒアンデス」の片言に萌える。
て、えぇ!?
マッドドッグ死んだんじゃないの?ヤヤンまた次回出るの?
まぁ彼が出ないと楽しみ半減なのは間違いないのだが。
゚+(*ノェ゚)b+゚ ★ お見事 ★
インドネシア映画では90年代初頭辺りに色々制作されていたけど、最近はアクション映画の勢力図が変わってきてて、あんまりぱっとしてなかったのが現状だと思う。
でもこの『ザ・レイド』でインドネシア映画は復活したんじゃないか???
予告編を観た時は「香港映画に似てるな~」と思ったけど、香港映画と違ってガンアクションやナイフアクションに多く時間を割いてて、弾が切れたりナイフが敵の体に刺さったままになったから仕方なく素手の戦いに発展していくという流れはかなり説得力がある(・∀・)ウン!!
そして韓国映画にも通じるバイオレンスシーンや流血シーン、そしてえげつない攻撃や殺し方もあるけど、えぐいシーンそのものははっきりとは見せないで効果音で表現してたりぼかしたりしてるあたりに制作側の気配りが感じられますなイイネ♪d('∀'o)
SWATが麻薬取引の大ボスが籠るビルに襲撃をかけるが、そのビルのいかにも不穏な外観と映画全体のトーンが暗いのが何とも(゚д゚)イーヨイイヨー
あとそのビルの前でSWATが来るまで待機してて、SWATと一緒に銃を持って襲撃に入る警部補が、1人だけ防弾チョッキを着てるだけで制服を着てないあたり何かちょっと他の隊員とは違うな~ということが感じられる。
そしてドンパチが始まるのが、この警部補が子供を撃ってしまうことがきっかけになるというのも意地悪と言うかえげつないと言うか(;´∀`)
実際この映画は相当な低予算で制作されてるみたいで、銃は全部空気銃で薬きょうは全部CGを後から付け足したんだとか。
さらに外でビルの住人から集中攻撃される車は、ジャンクカーを加工して作ったらしく、35階建てのビルの中にいるという設定だけど実際は1フロアで証明の具合とかを微妙に変えるだけで他のフロアにいる感じを出してるらしい。
とにかく金をかけないで色々知恵を絞ってそれっぽく見せてるのはさすがとしか言いようがないですな(=´∀`ノノ゙☆パチパチパチ
邦画で何億円も製作費をかけても、大した映画が作れないというのは一体どういうことだ???( ゚Д゚)ゴルァ!!
とにかくこれは香港映画とか韓国映画に言えるけど、役者人の顔つきが(・∀・)イイ!!
特にマッドドッグとボスを演じた役者は、その異常性と残酷性が出てて良かったイイネ♪d('∀'o)
あと床を叩き割って穴を開けて下の階に行くときに、カット割りしないでカメラも穴を通って下の階に行くという流れも実に臨場感もあるし斬新だしΣ(o゚д゚oノ)ノ凄ッ!
そして主人公が壁の裏に隠れる時に、敵がマチェーテを壁にどんどん突き刺していって、間一髪主人公の顔の横をかすめて、敵がそれを抜く時に指を当てて刃についた血をぬぐうと言う実に細かい流れも(゚д゚)イーヨイイヨー
このビル、住人はジャンキーややくざばっかりかと思いきや、実は堅気の人も住んでて、その堅気の人にとってはこのマフィア?麻薬の売人?みたいな連中はいかに脅威となってるかも描かれてて、ほんとにこれは良くできてると思う。
ラストの大落ちが、警部補は昇進のために上には内緒で襲撃を計画するも実際はこのボスと警察の上層部は裏で繋がってて、そんな計画は全然無駄だったということ。
そしてそれをラストで説明するのが、警部補とボスの説明台詞ってのがちょっとな~(;´Д`)
でもそれ以外はとにかくテンポもいいしアクションも素晴らしいし、何より撮影の仕方や映し方、さらに細かいところにまで気配りができてるところはほんとに素晴らしいと思う。
このシリーズこれから目が離せない(・∀・)ウン!!
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