ザ・レイドのレビュー・感想・評価
全55件中、41~55件目を表示
大☆興☆奮
『マッハ!』『トム・ヤム・クン!』大好きなので超期待して鑑賞。冒頭の隊長の「皆よく知っているな」という前フリからの超説明ゼリフに苦笑しつつ見始めましたが、見終われば予想以上の出来で大満足の大興奮!!!アクション見せたいこの映画に於いてはむしろ効果的とも言える、許せる説明ゼリフでしたね。キャストとスタッフの志と努力の結晶である神業アクションの連続連続でアドレナリンだかドーパミンだかが出っぱなし。ただ終盤敵がしぶとすぎて「そろそろやられろよ…」と思ってしまったのは否めない。 ちょっと痛そうだったり緊張するシーンも多めで見た後はどっと疲れますが、世界中の男にオススメです!!感想はここまで! 余談ですが主人公たちが使う格闘術シラット、テレビドラマ及び劇場版『SP』で岡田准一も使ってましたね。興味がある人は是非そっちもチェックしてみてください。特に『革命篇』の議事堂地下(だっっけ)でのタイマンはシラット要素多めです。 更に余談を続けると、昨日ちょうど続編の特報が公開されました!!その邦題はなんと『ザ・レイド GOKUDO』。警察マフィアそして日本極道の三つ巴の戦い…。残念ながら岡田准一の出演はないようです。ちょっと怖いけど楽しみすぎる…。
銃は嫌いだ。手軽だからな。
カッコ良すぎるだろ、この映画。 なんたって敵役のヤヤン・ルヒアン(背ちっちゃい。顔はアンガールズの山根似)がイイ!!! 山根似でもすんごいカッコイイ! 「銃は嫌いだ。手軽だからな。まるでファーストフードみたいだ」 なんて決め台詞、サラッと言って、うわ、悶絶。 確かに格闘術シラットは一朝一夕には習得出来なさそう。 主役ウワイスもルヒアンも技が多彩で。 見てて飽きない。もっと見たい。 特にルヒアンのローキック、惚れてしまう。 ルヒアンと隊長のメキシカン・スタンドオフ、息をのむほどカッコイイ。 撮影もアクションを際立たせる工夫満載で。 「ダイハード」のヤン・デ・ボンすら思い出してしまうキレの良さ。 一歩間違えばスプラッターになってしまうこの内容、寸止めの演出で極上のアクション映画になった。
スカッとなかなか良いのではないでしょうか。
カンフーシリーズや最近のマッハシリーズの最新版って所。 意外と複雑なシナリオまで入っていてGOODです。 とにかく、殴る、蹴る、刺す、撃つで人が死にまくり。 単純なアクションではなく、ガンアクションや、いわゆる 対銃や、ナイフを意識した格闘術って所がすごい。 トンファーとナイフでの格闘シーンは一見の価値有り。 しかし、いくらCGやメイクとはいえ、凄すぎるシーンの続出です。 とにかく、R15ってのも伊達じゃないね。 本当にナイフ刺したり、銃撃ってる感じがします。 隊員が隊長より強かったりするのはご愛敬。 まあ、血が一杯出ますので男子向き映画です。
第2回UFCで瞬殺された、シラット使いに捧ぐ(笑)
シラットがどのような動きの格闘技かわからないのだが、結局観終わっても、接近戦で肘と膝を多用しているな。ぐらいしかわからなかった。 監督がリアリティのある格闘シーンにこだわったので、格好良い(綺麗な)動きというより泥臭い動きに見えますね。 リアル寄りにするか、格好良く撮るかは格闘映画では非常に難しい問題で、リアルに近づけ過ぎると爽快感が損なわれ、格好良さばかりを求めると動きが嘘臭く見えてしまうんですよね。 このバランスが素晴らしいのは、マイケル・J・ホワイト、ドニー・イェンですね。 体重的にはライト級位のイコ・ウワイスが、1人の敵を2〜3発で倒すのは実際には難しいだろうが、映画の中ではザコ敵ぐらいはもう少しスマートに倒してくれたほうが興奮したと思う。 個人的には、ザコ敵はシラットをアピールするために華麗に余裕をもって倒し、中ボス→ラスボスと徐々に泥臭い戦いになっていったほうが良かったな〜。 難癖ばかりつけたけど、本作は近年の格闘映画の中では群を抜いて良作です! 2にも期待しています。
低予算、高カロリー
頭をからっぽにして見れた。
正直ストーリーはおまけ。
ただSWAT隊の行動が筒抜けになっていてマンションに入った瞬間に銃乱射シーンなのは良かった。SWAT隊の弾が切れた後に肉弾戦に入るので「なんで撃たないんだ」なんてストレスはなくて良い。ただ敵最強の男は敢えて肉弾戦を好むが。
この映画は人間の極限のような格闘シーンを堪能するのは勿論。驚くべき低予算で作っている点も必見だろう。
奥の部屋の電気を付けたり消したりと同じセットを別の階としたり、ハリウッドなら何台ものカメラで多角的に映し、後で良いシーンを編集で繋げるという手段を取るが今作では理想の画が撮れるまで人力でテイクを重ねたりと努力している。
ちなみにDVD特典の、ザ・レイド2撮影快調!的なVで「ニホンノミナサンコンニチハ、ワタシハギャレス・エヴァンスデス。イコ・ウワイスデス。ヤヤン・ルヒアンデス」の片言に萌える。
て、えぇ!?
マッドドッグ死んだんじゃないの?ヤヤンまた次回出るの?
まぁ彼が出ないと楽しみ半減なのは間違いないのだが。
細けぇ事は気にすんな!
強すぎ!殺りすぎ!敵多すぎ!のキャッチ通りとにかくアクションの爽快さに重点を置いた作品。特にマッドドック役、ヤヤン・ルヒアンの動きが凄まじく、キレキレで超面白格好良いゼ!間接の稼動域こんな広いの!?格闘術シラット半端無い。ストーリー進行上、あれ?と思うこともあるが細かいことは気にせずアクションを楽しむが価値な作品。
ちゃんとアクションしてた
ドキドキできました! このレイドの世界では、打撃よりも刃物とピストルが最強みたいで 打撃だと30発ぐらいぶち込まないと無効化できないのですが 刃物なら一回膝をかつら剥く、銃弾も二発ほど打ち込めば相手は戦意を失います。 しかし、打撃系の攻撃は、大したダメージを与えられないようです。 散々な肉弾戦の後何もなかったかのようにすたすた歩いていたりするので、 ちょっと笑っちゃいました。でもそういう世界なので仕方がありませんね!! さっきキャビネットの上に投げられて角で背中打つわ(2回) コンクリートに頭打ちつけられるわ(6回)してなかったっけ?という疑問もありますが、それもまたアクションの為です!! とにかくアクション!か?というとそうでもなく いきなり敵の本地に突入!という始まりではあるのですが、 必要な個所で必要な個人描写をする、というように補完していく形式が 上手くハマっていて、ある程度のバッグラウンドも楽しめます。 次作も楽しみです。
スタイリッシュ泥試合
久々にちゃんとしたバトルアクションを観ました。 トニージャーのマッハ以降ハリウッドでは鉄拳やらKOFやらストリートファイターやらのバトルアクションが作られましたがだいたいうんこでした。 なんなんでしょうか。格闘ゲームが原作なのに全然戦ってくれません。 でもこれは違います。「ストーリーとか知らんわボケエ!」とばかりにほぼ全編に渡って色んな肉弾戦が繰り広げられ、「これが格闘技シラットだ!お前ら覚えて帰れよ!テストに出るぞ!」とばかりにバンバン殴りあってくれます。 ちなみに銃やナイフなどの武器も使うので所々で色んなわるいひとたちの赤色が見れます。 なんといってもバトル物の醍醐味はタイマンだと思っているので、ラスボスとの二対一の戦いはちょっとアレなんですがまあクソ強いからってことでいいでしょう。 インドネシアってことでちょっともっさりした感じもありますが、ローカル感と郷土愛溢れるマッハと違い、音楽がかっこよくて全く気になりませんでした。 主人公の、優しいのに躊躇ナシな所もたまりませんね。 続編が作られるらしいのでそっちは期待してるんですが、だがハリウッドリメイク、テメーはダメだ。 格闘技どうするつもりなんでしょう。プロレスするんでしょうか。 イゴール・ボブチャンチンみたいなのに筋肉バスターなんでしょうか。 もう勘弁してください。 カンフーものが好きなら観てみるべきだと思います。
バトルフィールド・アパートメント
闇社会の大物が牛耳る雑居アパートを急襲し、 その大物を逮捕・連行せよ—— ただそれだけのシンプルな設定ながら、各国の映画祭で大好評を得、 全米公開&ハリウッドリメイクまで決定した、インドネシア発のアクション大作。 R15+指定に相応しく猛烈に痛いシーンが満載なので、 そういうのがニガテな方は要注意と初めに断っておきます。 しッかしまあ、聞きしに勝る凄まじいアクション映画!! これ、ハリウッドの俳優さんを使ってリメイクなんて土台無理だと思うんですけど。 なんといっても見所は、 格闘術シラット(というらしい)を織り交ぜた、 打撃・斬撃・銃撃が切れ目なく連続する怒涛のアクション。 格闘技には疎いのでうまく説明できないが、 とにかくヒジとヒザの動きがスッゲエ。 右ヒジで相手の拳を防いだ瞬間に左ヒジを相手の顔面に入れたと思ったら 腹にヒザを叩き込んで敵が屈んだ途端に首を掴んで背後の床に叩きつける みたいな動きをものの2秒でこなすんである。 攻撃と防御の境目がサッパリ分からないほどの高速アクションに、場内では時々笑いが起こったほど。 いや、スゴすぎて笑うしかないんすよ、ホント。 敵が床に倒れ込むまでに壁に5回くらい頭を叩きつける所なんて爆笑しそうになった。 警棒とナイフで敵を次々薙ぎ倒す圧巻のシーンや、 最強の敵マッドドッグ(なんつう名前)との対決など 壮絶な見せ場がこれでもかと登場。 また、銃撃戦が主体の序盤から軍事アクションのようなピリピリした空気が漂っているし、 敵から身を潜めて行動するシーンは息詰まりそうな緊迫感(それを煽るスコアも◎)。 物語が進むにつれて意外な裏切り者や協力者が登場したり、 アパートという限定空間を活かした展開もあったり、 思った以上に展開が凝っているので、アクション一辺倒で飽きてしまう事も無かった。 ……と言った端から何なんですが…… アクションシーンは最初から最後まで超壮絶だが、 常にテンションがマックス状態のアクションが続くので、 僕の場合は流石に最後の方で少しばかりダレてしまった。 個人的にはそこだけがホントに惜しい点。 序盤はちょっと迫力を抑え気味にして、 徐々にテンションを上げていくみたいな感じにしてたら…… いやいや、これだけ興奮させてもらっておいて贅沢言ったらバチが当たりますね。 格闘アクション映画が好きな方なら、全力でオススメ! <2012/11/18鑑賞>
アクション映画の満漢全席
①前置きは殆ど無し。いきなり本題! ②ストーリーは単純に、しかし隠し味的要素は忘れずに。 ③アクションはリアルに、且つカッコよく。 ④アクション映画らしからぬ演出も入れて。 ⑤ボス級の敵は、憎たらしくもリスペクト出来る部分あり。 ⑥炸裂!世界最強の格闘術“シラット” ⑦ラストは静かに、余韻を持たせて。 これら、アクション映画最良のレシピ!と言えるぐらいの要素で纏められた作品が、面白くない訳がありません。 アクション映画好きを自負する人ならば絶対、見逃してはいけない作品かと。
゚+(*ノェ゚)b+゚ ★ お見事 ★
インドネシア映画では90年代初頭辺りに色々制作されていたけど、最近はアクション映画の勢力図が変わってきてて、あんまりぱっとしてなかったのが現状だと思う。
でもこの『ザ・レイド』でインドネシア映画は復活したんじゃないか???
予告編を観た時は「香港映画に似てるな~」と思ったけど、香港映画と違ってガンアクションやナイフアクションに多く時間を割いてて、弾が切れたりナイフが敵の体に刺さったままになったから仕方なく素手の戦いに発展していくという流れはかなり説得力がある(・∀・)ウン!!
そして韓国映画にも通じるバイオレンスシーンや流血シーン、そしてえげつない攻撃や殺し方もあるけど、えぐいシーンそのものははっきりとは見せないで効果音で表現してたりぼかしたりしてるあたりに制作側の気配りが感じられますなイイネ♪d('∀'o)
SWATが麻薬取引の大ボスが籠るビルに襲撃をかけるが、そのビルのいかにも不穏な外観と映画全体のトーンが暗いのが何とも(゚д゚)イーヨイイヨー
あとそのビルの前でSWATが来るまで待機してて、SWATと一緒に銃を持って襲撃に入る警部補が、1人だけ防弾チョッキを着てるだけで制服を着てないあたり何かちょっと他の隊員とは違うな~ということが感じられる。
そしてドンパチが始まるのが、この警部補が子供を撃ってしまうことがきっかけになるというのも意地悪と言うかえげつないと言うか(;´∀`)
実際この映画は相当な低予算で制作されてるみたいで、銃は全部空気銃で薬きょうは全部CGを後から付け足したんだとか。
さらに外でビルの住人から集中攻撃される車は、ジャンクカーを加工して作ったらしく、35階建てのビルの中にいるという設定だけど実際は1フロアで証明の具合とかを微妙に変えるだけで他のフロアにいる感じを出してるらしい。
とにかく金をかけないで色々知恵を絞ってそれっぽく見せてるのはさすがとしか言いようがないですな(=´∀`ノノ゙☆パチパチパチ
邦画で何億円も製作費をかけても、大した映画が作れないというのは一体どういうことだ???( ゚Д゚)ゴルァ!!
とにかくこれは香港映画とか韓国映画に言えるけど、役者人の顔つきが(・∀・)イイ!!
特にマッドドッグとボスを演じた役者は、その異常性と残酷性が出てて良かったイイネ♪d('∀'o)
あと床を叩き割って穴を開けて下の階に行くときに、カット割りしないでカメラも穴を通って下の階に行くという流れも実に臨場感もあるし斬新だしΣ(o゚д゚oノ)ノ凄ッ!
そして主人公が壁の裏に隠れる時に、敵がマチェーテを壁にどんどん突き刺していって、間一髪主人公の顔の横をかすめて、敵がそれを抜く時に指を当てて刃についた血をぬぐうと言う実に細かい流れも(゚д゚)イーヨイイヨー
このビル、住人はジャンキーややくざばっかりかと思いきや、実は堅気の人も住んでて、その堅気の人にとってはこのマフィア?麻薬の売人?みたいな連中はいかに脅威となってるかも描かれてて、ほんとにこれは良くできてると思う。
ラストの大落ちが、警部補は昇進のために上には内緒で襲撃を計画するも実際はこのボスと警察の上層部は裏で繋がってて、そんな計画は全然無駄だったということ。
そしてそれをラストで説明するのが、警部補とボスの説明台詞ってのがちょっとな~(;´Д`)
でもそれ以外はとにかくテンポもいいしアクションも素晴らしいし、何より撮影の仕方や映し方、さらに細かいところにまで気配りができてるところはほんとに素晴らしいと思う。
このシリーズこれから目が離せない(・∀・)ウン!!
おそるべし、インドネシア映画!
正直、言って、インドネシア映画ということで、あまり期待していませんでした。 確かに、シナリオに目新しいところはなく、良くある話でしたが、全力での銃撃戦、格闘戦には、一見の価値があります。 とにかく、何でもありで、手を抜いていない。出演者の数、銃弾の数、火薬の量、ここまでふんだんに使用していることに脱帽。 「映画」を作るエネルギーを感じました。 これから、インドネシア映画は、どんどん、伸びていくでしょう。 「スカっ」としました。
星5ヶ!!!でも足りませんヨ!
‘笑える’にチェックいれてるけどバカにしてんじゃありません! と〜い昔、こんな風に笑ったのはピージャクの‘ブレインデッド’観て以来。 ブレインデッドはスプラッターやりすぎてホラー通り越して笑いに昇華しちゃったけど、こっちはバッコバコ、ボッコボコ、アクションブッコミ過ぎ!やりすぎ映画! あんまりのアクション格闘技の凄さにドキドキハラハラ見ていたのが‘アハハハハハハ…’と笑けてきてしまうから。 ストーリーは単純そのもの。 極悪リーダーぶっ飛ばすために死亡遊戯みたいにビルフロアー上がりながらバッシバッシとやらかしていくだけ。それだけ!余計な序章もエンディングも一切なし! けど、102分、あっという間に見終わります。 この全てにおいて潔良いつくりにアッパレ! 絶対必見!!
アクション映画の未来
この映画で描かれるシラットというインドネシアの格闘技が非常に斬新で抜け目なく、残酷で理に叶っている。漫画『あずみ』での剣法が、人と人との斬り合いでの超人的な動作とはこういうものだろうと納得させられるような感触が、この映画のシレットにもあった。 思えば、『燃えよドラゴン』『酔拳』『ランボー2』『マッドマックス』『マッドマックス2』などなど、最近では『マトリックス』でアクション映画や格闘アクションがガラッと変わった。後戻りできないくらいの圧倒的な存在感だった。ボーンシリーズではオレの嫌いなガチャガチャアクションの時代が訪れてしまった。その流れは早く終わって欲しい。この映画には今後10年のアクション映画を決定付けるような大変な勢いがある。 ぜひ皆さん映画館で目撃してください!
全55件中、41~55件目を表示