劇場公開日 2012年9月28日

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ハンガー・ゲーム : 特集

2012年9月18日更新

全米オープニング記録歴代第5位、「アバター」以来となる全米興収4週連続No.1の快挙を成し遂げた話題作「ハンガー・ゲーム」がいよいよ9月28日に日本公開。極限状態に置かれた10代の少年少女たちの姿を描くドラマティック・アクション=新たな大ヒットシリーズ誕生の瞬間を見逃すな!

戦うことでしか、生き残れないのか──?
「アベンジャーズ」「ダークナイト ライジング」も成し得なかった圧倒的全米4週連続No.1!
映画史を塗り変える“ハンガー・ゲーム”ついに日本上陸!!

究極のサバイバル“ハンガー・ゲーム”に挑むカットニス(ジェニファー・ローレンス)を待つ運命は!?
究極のサバイバル“ハンガー・ゲーム”に挑むカットニス(ジェニファー・ローレンス)を待つ運命は!?

■「アバター」以来となる全米興収4週連続ナンバーワン!
 全米で社会現象を巻き起こした「ハンガー・ゲーム」とは!?

生き残りをかけた少女の戦いに全米が熱狂!
生き残りをかけた少女の戦いに全米が熱狂!
空前の大ヒットにシリーズ化も正式決定
空前の大ヒットにシリーズ化も正式決定

今年3月に公開されるや、またたく間に全米を熱狂の渦に叩き込み、興行収入4億ドル突破という空前のヒットを決めた“新シリーズ”が誕生した。その名は、「ハンガー・ゲーム」。全世界で7000万部を突破するスーザン・コリンズの大ベストセラーを映画化した同作は、オープニング3日間で約1億5230万ドルの興収を記録し、「アベンジャーズ」「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」「ダークナイト ライジング」「ダークナイト」に次ぐ全米歴代第5位という快挙。さらには「アバター」以来となる4週連続の全米週末第1位を記録し、「アベンジャーズ」「ダークナイト ライジング」ですら達成できなかった偉業を成し遂げたのである。

これは、続編やシリーズ作品が幅を利かせる現在のハリウッドにおいて、新しいシリーズの第1作が勝ち得た結果としては最大級のサプライズ。当然のことながら、当初の思惑通りに続編製作も正式決定し、「ハリー・ポッター」「ロード・オブ・ザ・リング」に続く、壮大なメガヒット・シリーズの幕開けとなったのである。

文明が崩壊したアメリカ大陸を舞台に、各地区から強制的に選ばれ、生き残りをかけた悪夢のようなゲームに参加させられることになった少女の苦闘を描くというショッキングな物語を、同じく選ばれた若者たちの成長物語として映像化したのは、豊富なアカデミー賞ノミネート経験を誇る「シービスケット」のゲイリー・ロス監督。「ウィンターズ・ボーン」のジェニファー・ローレンスが多感でひたむき、かつ壮絶な試練に挑む強い心を持つヒロイン、カットニスに扮し、観る者の共感を巻き起こす。共演は、リアム・ヘムズワース、ジョシュ・ハッチャーソン、ウッディ・ハレルソン、レニー・クラビッツ、ドナルド・サザーランドなどベテランや曲者俳優が脇を固める。

ハリウッドの歴代記録を更新する新シリーズの誕生──「ハンガー・ゲーム」は、“映画ファン必見の1本”なのだ。


■全世界7000万部のベストセラー×ハリウッドの次世代ニュースターたち
 命がけのゲームに挑む若者たちの“愛と成長のドラマ”

極限状態で繰り広げられるドラマティックな成長物語
極限状態で繰り広げられるドラマティックな成長物語
リアム・ヘムズワース扮するゲイルとの淡い恋も
リアム・ヘムズワース扮するゲイルとの淡い恋も

一部の富裕層が貧しい12の地区を支配する独裁国家において、各地区が反乱を起こさないようにするための“見せしめ”として、年に一度、12の地区から選ばれた10代の男女24人が参加する“ハンガー・ゲーム”が開催される。そんなストーリー設定だけを聞けば、単なる「新機軸のSFバトルアクション映画?」と想像する人も多いだろう。もちろん斬新な世界観には目を見張るが、それだけでは、ティーン層から大人の女性層までに受け入れられた全世界7000万部のベストセラーにはならなかったはずだ。そこには、アクションとともに、理不尽な状況に追い込まれた少年少女たちの葛藤と愛、そして心揺さぶる成長のドラマが織り込まれていたのだ。

映画化においても、そのエッセンスは見事に踏襲。世界的ベストセラーのもとに集結したのは、才能が注目されるハリウッドの新世代スターたちと実力派監督だ。愛する妹のために身代わりとなってハンガー・ゲームに出場する心強きヒロイン、カットニスに扮するのは、すでにアカデミー賞主演女優賞ノミネート経験を持つジェニファー・ローレンス。得意の弓矢を操るハード・アクションを披露しつつも、ひたむきで誠実な生き方が周囲の信頼を勝ち得ていくカットニスを好演する。カットニスのゲームのパートナー、ピーターには「キッズ・オールライト」の実力派ジョシュ・ハッチャーソン、故郷に残してきた恋心の相手ゲイルには、「エクスペンダブルズ2」でも存在感が光るリアム・ヘムズワースが扮している。

さらに監督と共同脚本を務めたゲイリー・ロスは、「シービスケット」ほか数々の作品でアカデミー賞ノミネートを受けてきた名監督。若者たちが織り成すリアルなアクションとヒューマン・ドラマを、躍動感と情緒たっぷりに融合させ、一級のエンターテイメント大作まで昇華させた。極限状態で繰り広げられる、ドラマティックな“愛と成長の物語”に注目だ。


■ヒロインの葛藤と奮闘は現代女性にも共通?
 女性評論家が語る、“頼もしき理想像”としてのカットニス

 ハンガー・ゲームの参加者に選出された妹を不憫に思い、身代わりとなってゲームに参加するヒロイン、カットニス。この涙ぐましく潔い参加動機はもちろん、生き残りを目指す彼女の“ハンガー・ゲーム術”には、同性の共感を呼ぶ要素が詰まっている。

 そもそもカットニスは賢く頭が切れるが、いわゆる“可愛げ”を備えた女の子ではない。得意の弓は男子にも負けない腕前で、性格を一言で言い表すならば勝ち気。演じるジェニファー・ローレンスの世を拗ねた瞳も手伝い、軽々しい同情なんて寄せた日には、ピシャリと撥ねつけられそうな気迫さえ感じられる。だが、それこそがハンガー・ゲームを勝ち抜くのに不可欠な要素であり、共感を呼ぶパーソナリティ。妹を思って身代わりになる優しさは、痛みを思いやれる人間ならではの勇気へ。同情を寄せつけない毅然とした態度は、壮絶な戦いに身を投じても折れない強さへ。不毛なゲームに
疑問を投げかける反骨精神は、勝利への希望を託すのに相応しいカリスマ性へ。戦いを通して生じ始めるカットニスの変化は、どんな女性の目にも頼もしさとして映るはずだ。

 また、強く美しく変化するヒロインには恋のあれこれも付き物で、故郷の想い人に心を残しながら、参加者として共に戦う男子と接近し始め……という乙女な展開にもそそられるところ。ただし、そこにもカットニスの“ハンガー・ゲーム術”が見え隠れし、勝利への道筋が? 逞しいヒロインが見せるナイーブな恋心、その裏に潜む女心のあなどれない複雑さにも、同性だからこそスカッとさせられる。

■生存確率1/24。冷酷無比な“娯楽”=ハンガー・ゲームの8つの掟

カットニスは生き延びることができるのか!?
カットニスは生き延びることができるのか!?

全国民を威圧・服従させる手段として74年間行われている“娯楽”=過酷なハンガー・ゲームには、8つのルールがある。ゲーム参加者は裕福なスポンサーがつくことで支援物資の提供を受け、派手な演出のための小道具チームやエスコートと呼ばれるPR戦略担当など、さまざまな手段を駆使することでゲーム有利に進めることができるのだ。

この、年に一度に開かれる究極の殺戮ゲームに熱狂する狂った世界で、カットニスに待ち受ける衝撃的なクライマックスとは……!?

《1》年に一度開催される
  《2》12の地区より12~18歳の男女各1名、計24名が選出される
  《3》参加者は志願、または抽選によって選ばれる
  《4》さまざまなテーマが設けられた競技場で戦う
  《5》飢え(ハンガー)に耐えて戦う、サバイバル・ゲーム
  《6》ゲームは生中継され、国民全員が鑑賞を義務付けられている
  《7》勝者は生き残った1名のみ
  《8》勝者には巨万の富が与えられる


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