グレイヴ・エンカウンターズのレビュー・感想・評価
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体感お化け屋敷
パラノーマルアクティビティの二番煎じだと思ってたので今までスルーしてきましたが、某レンタル店のレンタル落ちDVD新春ワゴンセールで200円/枚だったので、新春ノリで購入してしまいました。
このテの作品は、カメラの向きやら撮影タイミングやらにツッコミ入れてたら全く楽しめないので、ストーリー重視で観賞しましたが、ホラー映画として普通に面白かった。ホラーの定番要素満載で。映像的にも、お化け屋敷の体感ビデオみたいで、そういう感覚で観るのが正解なんじゃないかなと。
ただやはり、他のレビュワーさんも書かれてますが、予告編が煽りすぎというか見せすぎ。で、DVDのジャケットも煽りすぎ。製作というか販売サイドが、観る側に楽しんでもらうんじゃなく金を出させるのが目的になってますよね。こういう姿勢はホント腹立つ。
話がそれましたが、モキュメンタリーに拘らず観ればホラーの佳作ですな。
そこまで怖くない
予告篇が怖くて話題になったということで今更だけど鑑賞してみた。
正直そこまで怖くなかった。怖いというよりビビらせてくるだけかな。
作中、前半から怖さを煽るような演出があったりと前評判から期待していただけに残念。
怖い顔も良くある感じの怖い顔。
モキュメンタリー・ホラー最低レベル
予告編がメチャ怖いと話題になったカナダのモキュメンタリー・ホラー。
忘れかけていた今頃になって鑑賞。
前半は驚くほどつまらない。
…いや、これは語弊。
全編、驚くほどつまらない。
映像はあざといくらいに揺れて訳が分からないし、見せ場の恐怖シーンもよくネットにアップされる加工された悪戯映像レベル。
ヤラセ番組を作っていて…という内容なのだが、皮肉な事にその通り。
予告編はつまらない本編をカバーする為だけの客寄せだと思ってしまった。
予告編が一番面白い系wwww
前半でダメ映画臭が強く漂いはじめてガックリ。
予告編観ているときが一番楽しかったと気付いても、もう後の祭りwww
ドリフっぽく登場するお化けに失笑。
肝心なことは、この手の映画なのに少しも涼しくならないこと。
むしろ出演者たちの振る舞いが暑苦しく、うっとおしい…
せめてゾクゾク…ひんやりしたかったな。非納涼仕様。
とても怖かった
ギンティ小林さんたちがやっている心霊ドキュメンタリー『新耳袋 殴りこみ』の海外版のような企画のフェイクドキュメンタリーだった。
閉鎖された精神病院に泊り込んで幽霊を撮影しようとしたら幽霊が怖すぎるし、いつまで経っても夜は明けないし、ロックされた外への扉を開けてもそこは外でなく時間も空間も迷宮で、それはまさしく精神病者の幽霊に精神をハッキングされているかのような無間地獄だった。そう言えばよく練られた話のようだが、見ている最中は「そうなっちゃったらなんでもありじゃん、どこかに希望もたせてよ~」と思っていた。
一番怖い場面は予告で何度も見たところだった。それでもとても怖かった。
霊能者の役の人がとても面白かったので、もっと出番があって欲しかった。カメラマンの女は霊に悩まされる前から顔が怖かった。
意味不明な後半
心霊現象のドキュメンタリー番組の取材フィルムの編集版という設定の作品。もうこの手法もありきたりになって、興味は「どこまで本当らしく作ってあるか」、「どこまで怖がらせる画面作りをしているか」という点だけだが、前半は悪くない。
舞台となるのは、今は閉鎖され廃屋となった元精神病院。番組スタッフや霊能力者(これも当然インチキ野郎)が乗り込んで、ドキュメンタリーに見せかけた、やらせ映像を作製していく。この過程はなかなかリアルで、固定カメラの仕掛け方も納得できる。
前半は比較的おとなしい画面作りで、それなりに面白くまた怖がらせてくれる。しかし予告編にあった「恐怖顔の少女」をピークに、その後の展開は一変する。
建物の構造が変わって外へ出られなくなったり、ベタな予想通りに浴槽で死んだ少女が出てきたり、明らかな物理的(肉体的)存在のゾンビもどきが出てきたり、あげくは地下の手術室に邪教の祭壇らしきものや、ロボトミー手術で多くの患者を実験台にした医師の幽霊まで出てきて、結局この病院に巣食う悪霊の根源は分からず終いで、なんら恐怖感が盛り上がることもない。
これをあくまでドキュメンタリーとするなら、映像からみてスタッフは全て死んだと思われるが、どうやってそのフィルムが発見されたのか、またここまで悪霊の存在が明確に記録されているのに、その病院跡がどうなったのかも触れられず、消化不良感が残るばかりのラストだった。
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