劇場公開日 2012年6月2日

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星の旅人たちのレビュー・感想・評価

全34件中、21~34件目を表示

4.0淡々と。

2013年10月27日
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単純

美しい風景とさりげない描写。不思議と居心地の良い映画。そこそこのテーマがある割に淡々とすすんでいくので、自分の置かれた状況やライフステージによって、様々な意味を見出せそう。

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shoko15

4.0壮大な風景とヨーロッパの歴史有りきの〜

2013年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

寝られる

ロードムービーです!
ただただロードムービー!

旅に出る人、旅に出る時期、旅に出る理由。
さまざま有るけど・・旅はイイよね☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

まったり?と・・
おっちゃんがただただ歩く。
ただ歩く。

でもなんか嫌いぢゃ無いな?

こういうカメラワーク?撮影法?
なかなか素敵な映像感♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

☆評価は・・
DVD80円基準で(*^^)v

DVD買う度 ◎
モ1回見たい度 ◆◆
おすすめ度 *****
デートで見る度 ◇◇◇◇◇

観た後の行きたいお店】
 欧州カフェやバール*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
観た後の飲みたいお酒】
ワイン♪───O(≧∇≦)O────♪
観た後の食べたい一品】
タパス?ピンチョス?

四国の御遍路行きたくなるよ!〜ならないってΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

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えびかに伯爵

4.0先に逝くな。

2013年2月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

幸せ

思いも依らぬ息子の死から、息子の辿ろうとした道のりを追体験する父親の話。
実の親子であるE・エステベスがM・シーンを演出するという小粋な設定ながら、
内容はなかなか深い。地位も名誉もある親父が放蕩息子を理解する旅のお供が
偶然知り合った人間という愉快。改めて親孝行とは先に逝かないことと痛感する。

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ハチコ

4.0息子の心に向き合い自分を見つめ直す旅には、心が自然と共感を覚えてしまうな

2013年2月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

アメリカのオスカー女優であるシャリー・マクレーンが「カミーノ」聖地巡礼の旅の行程を記した本が発売された事で、日本でも、サンディアゴ巡礼の旅を知る人は多くなったと思う。
イエス・キリストの十二使徒の一人である聖人ヤコブの遺体がガルシア迄運ばれ埋葬された事により、951年頃~現在に至る迄、キリスト教徒の聖地巡礼の最終目的地として有名になった街ガリシア。
ここを訪れる人々は今では、世界遺産の一つに数えられている為に、年間数万人を超える巡礼者で今も賑わいをみせ、観光のメッカとなっていると言う事だ。

この物語の主人公である初老の眼科医トムの息子のダニエルがこの聖地巡礼の旅に出発直後に、事故死を遂げてしまう事から、アメリカから急遽父のトムは遺体の確認に行き、そこでダニエルが巡礼の旅に出発していた事を知り、トムは息子の遺灰を伴って、己からこの巡礼の旅人となる。そして旅の途中で出会う人々との心の旅が始まるのだが、トムはその旅で出会う様々な人々との交流と、多くの体験を得る事で、息子ダニエルと過ごした日々を省みて、亡くなってしまった息子ダニエルと自分の新たな繋がりの関係を結んでいく。今迄気付いていなかった息子の一面を彼の足跡を巡る事で知るのだ。そして自己の人生の見直しを図ると言うものだ。
旅と言う行為そのものが人間にとっていつもそうであるように、トムもこれまで生きて来た自己の人生の過去を見直し、新しい自己の発見をするこのお話には、本当に胸が痛む。
と言うか、身につまされる
トムはダニエルには厳しい父親であり、意見の対立も有り、息子にとっては余り良い理解者とは成り得なかったのだが、そんなトムがダニエルの果たそうと思っていた聖地巡礼の足跡を巡る事で、息子との過去の想いの関係性を改善するロードムービーなのだが、私は、自分の息子がもしも先に他界し、そしてその息子との関係が希薄な物であり、お互いに理解に乏しい関係だったとしたらと考えただけでも、涙無くしては観られない作品であった。

トムを演じるマーティン・シーンとこの息子役のダニエルを演じると共に、この映画の監督をしているエミリオ・エステベスは実際の親子関係でもあるので、表情も似ている為に、よりリアリティが有り、映画を深く感じるものに仕上げてくれている。
トムの世代は、現実のマーティンの世代でもあり、それらが巧~く重なり合う。
そして聖地巡礼の街並が、のんびりと牧歌的な箇所も多数有り映画を見ると共に彼らの旅の同伴者として何時の間にか自分も、巡礼者の一人になっていた。そしてラストで、息子のダニエルの遺灰を撒き終わるトムはコンポステラーノ巡礼証明書を息子と受け取る。
アメリカに帰国後のトムはきっと今迄とは違う気持ちを胸に、息子との日々を想い、哀しみの中にあっても、きっと新たな安堵感を得て平安な余生を過ごせる事だろう。
この作品を観た一人一人の心にゆっくりと暖かい何かを残してくれる作品だと思う。

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ryuu topiann

4.5息子を捜す旅

2012年9月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

 以前この映画と同じようにサンディアゴ・デ・コンポーラを巡る「サン・ジャックへの道」を鑑賞した。あちらはフランス映画だったが、こちらはアメリカとスペインによる合作だ。お国柄の違いなども楽しむと良いかもしれない。
 主演のマーティン・シーンと監督のエミリオ・エステベスは実の親子だ。だからこそ、この映画には本当の親子でしか表すことのできない深い愛情がある。エステベスが父親をイメージして作り上げたというトムはまさにマーティン・シーンそのものだ。いかにも堅物で、ほとんど笑わない。息子の遺灰を聖地に持って行くことだけが彼の頭の中にある。しかしそんな彼を邪魔するかのように次から次へと楽しい旅仲間が加わってくる。オランダ人のヨストは大食漢で痩せるために巡礼をしている。カナダ人のサラは美人だが近寄りがたい人物。巡礼の目的は禁煙(らしい)。アイルランド人のジャックは作家だがスランプに陥っている。もちろん、ネタ探しのために巡礼に参加した。一人一人のキャラクターがとても生き生きとしていて、トムがかすんでしまうほどだ。
 だがこの映画の主役はあくまでもトムだ。トムとその息子のダニエルの関係があまり深く描かれないから、いまいち感動しきれない。そこをもっと上手く描ければ映画全体にもグッと締まりが出て良くなっていただろう。
 しかし全体としてこの映画は良くできている。巡礼の旅は「歩く」シーンしかないのに、素晴らしいキャラクターによって飽きが来ることはない。スペインの素晴らしい景色も相まって、見ているだけで自分も旅をしている気分になる。そしてなにより、トムのダニエルへの思い。行く先々ですこしずつダニエルの遺灰をまくトムの姿は涙を誘う。だからこそ旅の終盤になると、彼らが名残惜しくなると同時に旅の感動も伝わってくる。
 息子エミリオから父親マーティン、いやラモーン・エステベスへの最高のプレゼントだろう。
(2012年7月15日鑑賞)

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キューブ

4.0巡礼とは生きること。みたいな。

2012年7月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

チャーリー シーンのお父さん、演技がとてもよかったです。彼の瞳だけでも、最高な演技力でした。今思い出しても泣いちゃいます。
人には、それぞれに過去があり、事情があり、それが生きているということだと改めて気づかされ、映画を見ながら、いつかこの地に立ちたいと強く思ったけれど、最後には、今ここにいることも、巡礼なんだな。と感じました。
しかし、オランダ人の巡礼の彼はとてもいいキャラクター!こんな友達が欲しいo(^▽^)o
巡礼という言葉に何か感じる人、サンチャゴに興味がある人、何かを求める人、見てみて欲しいなぁ。

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Nicole

4.0宗教臭くない父と息子の絆物語

2012年7月19日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

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DOGLOVER AKIKO

4.5とても良かった

2012年7月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

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jun

5.0邦題は微妙だけど

2012年7月4日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

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トリシア

4.0いつかこの巡礼の道を歩いてみたい

2012年7月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

中世から続く巡礼の道を辿る旅人たちの姿を描いている。
巡礼の道と言っても、この映画は、信仰心の篤い人を中心に配置していない。
実際は、宗教上の理由で聖地を目指す人もいるのだろうが、
映画のなかでは、真の巡礼者は遠景に置かれている。

偶然出会った者同士が、1カ月程の旅の間、食事と酒を共にしながら、
歴史や文化の話しに交えて、身の内話をする。
それが現代の巡礼かもしれない。

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カタツムリン

3.5エステベス&シーン親子の「私映画」

2012年6月14日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

@ヒューマントラストシネマ有楽町。

お騒がせチャーリー・シーンの兄、
エミリオ・エステベスが監督、父マーティン・シーンが主演、
親子共演の「私映画」。

フランスからスペイン北部にかけてのキリスト教巡礼の地、
サンティアゴ・デ・コンポステーラへの旅を背景に、
突然息子を失った父親の心の旅。

冗長で単調なところもあるけれど、
エステベス&シーン親子の「私映画」と考えれば、悪くない。
若い頃のエキセントリックな演技と比べれば、
これまでに抑制されたシーンの演技は秀逸。
キリスト教巡礼を背景にはしていても、
それほど宗教臭を感じないのは、
そのシーンの抑えた演技と、
理想化されていない現実的な宗教観が
全編を貫いているから。
よくある親子和解の物語ではあるけれど、
巡礼の道沿いの美しい風景とあいまって
精神的にピュアなものにしている。
主人公(シーン)にむかって息子(エステベス)がいう
「宗教と信心深さは別」という台詞が印象深い。

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梅薫庵

4.5素直に観ましょう。

2012年6月11日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

『星の旅人たち』邦題で観逃すところでした。旅とも言えるけれど、そう言ったら邦題を付ける意味不明では?肝心の内容は賛否あるでしょうが僕は好きです。無信教ですが自身のルーツからして差し詰めカイラス山に何れ行かねばと思いました。

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dekatter

2.5行き当たりばったり

2012年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

題材と役者はは良いのだが脚本がイマイチ。
行き当たりばったりの感じの脚本。
脇役の悩みなども良く分からないし、現しきられていない。
観光客気分の撮影。(小京都シリーズみたい)
挿入歌もイマイチ。
父親の苦悩が出ていたのが少しの救いかな。

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おじゃ

2.0まだら模様は好きですか

2012年5月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

アメリカで観ました。

各役者は演技もお上手です。
シナリオも悪くない。
今、日本でも流行ってきている
巡礼の道(キリスト教)を題材にしたのも悪くない。

感動しそうな条件が揃っているのですが
感動ないです。

シナリオが残念ながら
ライターの人生への捉え方の軽さが出ているように感じた。

この手の映画は見たあとに
ジワーとこないと評価が上がらない。

60代以上で山のぼりなどに余生の喜びをこじつけている人なら
見てもいいかも

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seisinsei