「お日様みたいなアイツ」横道世之介 harukitaさんの映画レビュー(感想・評価)
お日様みたいなアイツ
好評なレビューが並んでいた本作。
なるほどハートウォーミングな、自分にもこんな友達いたよなぁなんて思い起こさせてくれる作品だった。
利害や打算が絡まないで付き合えていたあの頃…
人を傷つけたりしない、目立たないんけどいつも何か笑ってて、どんなことも楽しく付き合ってくれる。
一時期よく遊んでたのに、親友とか悪友とかになってる訳じゃなくて、記憶の中に埋もれてるアイツ…そうそう、そう言えばいたよね、そんなヤツ…いいヤツだったよね。みたいな…それが横道世之介だ。
この映画、特に何か事件が起こる訳でもなければ主人公が何かを乗り越えて成長する事もない。
ただ淡々と友人たちの思い出を通して横道世之介という人柄を浮き彫りにしている。
なんで友人たちは、ふと横道世之介のことを思い出したのか?その辺のところを考えてみると、また違った見方ができるかもしれません。
何年か後にはこの映画自体が横道世之介のように、ホッコリ嬉しい思い出の映画になっているのかもしれません。
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