ゴーストライダー2のレビュー・感想・評価
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パワーダウン
自分や恋人との間の葛藤があった前作に比べて、物語にあまり引き込まれなかった。
最後に倒す悪魔であるロアークは、雇い主なのに戦うにあたって何の力もないので、ラストも呆気ない。
本当に典型的な
ゴーストライダー1と2バイクのエンジン
前作よりつまらなかった
前作に比べて登場する敵が圧倒的に弱いと思いました。
今回の敵はなんでも枯らす男と弱った人間同然の悪魔で、どう考えてもこれ楽勝だろって、思いました。
さらに、ダークヒーローが特徴のはずなのに、実は天使とか言い出したので、ただのヒーローものになっちゃいました。
映像もなんだか、ちょっと…って感じでした。
良くも悪くもダークヒーローってやつはさぁ、
作るのが難しいですね。
今回のライダーさんの方が前回にまして怒って
燃え盛ってるんですが、なんか作品としては
今一つの様な気がしています。
前回のその生い立ち(誕生)を描いパート1から
今回、悪の生まれ変わりを阻止するヒーローなんだけど
元々が悪魔との契約によって作られたんじゃなったっけ?
つまりは非常に矛盾したストーリーを展開しているから。
解りづらいし、ヒロインも華が無い。
唯一少年は良い演じでナイスだけどこの少年の
描き方(キャラクター設定)もなんか微妙。
悪魔なのに、ヒーローサイドだし、
坊さんから殺されかかるし。
要はね、スカッとした暴れるシーンだけで良かったの。
無駄な部分は無くて良い。
バットマンやスーパーマンではなく、
悪魔の力を授かった、地獄よりの使者なんだから。
ニコラス・ケイジのアメコミ好きっぷりが作品通して伝わります
ゴーストライダーは何でも燃やす火を全身にまとっているから一切の物理攻撃が通用せず、また土くれどころか空気や水まで燃やすという荒業を持ち合わせ、贖罪の目(ペナンス・ステア)と呼ばれるガンたれは悪人に罪の重さをそのまま倍返しするという無敵っぷり。
前作の「ゴーストライダー」では、その最強ヒーローっぷりを披露しつつ、人間ドラマと謎解きで楽しませた作品。
またバイクが変形するシーンやライダーの爆走フルスロットルを、いくぶんジョークめかして魅せつけまくってくれました。
だから今作もたっぷり期待して劇場に足を運んだわけですが、あにはからんや。
敵役は基本的にごくふつうの悪人だし、話の展開はとっても唐突だし、アクションも全般的にチープ。
前作で空気や水の悪魔もあっさり撃退しちゃったヒーローに、チンピラ崩れの傭兵集団をぶつけたところで一蹴しちゃって当然。どうしてエンディングに突入しないのか不思議なくらい。
後半に入ると少しだけ手ごわい敵も登場するけれど、映画の中ではイマイチ活かしきれてない気がしてなりません。
クエスト発注人の黒人僧侶も前半はいい味出してたのに、後半はショボくれた印象。やっつけ的に特攻野郎に挙手されたところで、観客はあんまり感情移入できないのだよね。
そんなこんなで前作と比較してしまうと、今作はまるっきり別物に思えます。
確かに「ゴーストライダー」というキャラクターは投入したものの、シリーズとしては劣化継承されちゃいました。
youtubeのインタビュー動画でニコラス・ケイジが
This movie is complete different from the before.
(この映画は完全に前作と別物だよ)
と言ってるのもむべなるかな。
前作と比較してパワーアップしたのはヒロインのバトル参加率くらい?
個人的には色っぽさも上昇してると思うのだけど、子持ちママだから万人ウケしないのはマイナス点。
では評価。
キャスティング:5(ニコラス・ケイジがアメコミ映画に参加したいという熱意はわかった)
ストーリー:1(全般的にシーンのつなぎ、キャラクター性が無視されてる)
映像:3(公式サイトで説明読めば興味持てるギミックがあるかな、くらい)
燃焼:2(前作と比べたら燃え足りない)
予告編:8(見どころシーンの凝縮っぷりは見事)
というわけで、総合評価は50満点中19点。
こんな映画であっても参加したニコラス・ケイジのアメコミ好きに、作品通じて感じたいという人にはオススメ。
ラブ要素を期待してデートに選ぶのは大間違い。別の作品を選択しましょう。
髪のように盛れず。
友人がどうしても観たいというので、
前売り買って、待って、待って、待って……こ、これかい!!(爆)
度肝を抜かれるほどつまらないアクション映画も珍しい。ので、
これはこれでラジー賞狙い?ということに、期待がかかる作品。
2007年の一作目(あれもそんなに覚えてないんだけど)
もっと面白かった気がするんだけどね~少なくともコレよりは。
一応マーヴェル産を名乗っている悪魔系燃焼型ヒーローは、
N・ケイジなので、それなりに笑いどころは押さえているものの、
毛髪のように盛り盛りとはいかなかったようで…^^;
でもまぁ、バイクファンならではの映像的見所はあるみたいです。
こないだも書いたけど、だからシリーズものの監督をオイそれと
代えてしまうと、作風が変わっちゃうからダメって言ったのに~。
それで面白くなるんならいいんだけど、どうなのこの出来栄え。
あとで何かおかしいと調べたら、
これ続編でも何でもないリブートだって。じゃあ何で2を付ける!
どうりで公開始まってすぐに(確か一週目で)夜~深夜帯枠になり。
えー?何これってアリ?なんて思ったもんですが、アリでしたね。
さすがのシネコンもビジネス方面、考えてます。
でももったいないなー。燃え盛るヒーローも悪くないはずなのに。
何よりニコラスがやりたくてやりたくて仕方なかった役なんだから
もう少し考えてあげりゃいいのに。どうせアベンジャーズには加入
不可能なんだから(もちろん)悪魔系として盛り立ててあげればねぇ。
火の用心も大切ですが、次回作にもっと用心しないといけません。
さて。
別にニコラスが悪いワケではないので、彼の擁護をするとしたなら
火炎放射器でしょうか。(誉めてんの!?)
なんかもうね、とにかく頭がボ~っとしていたので、
ここはしっかり覚えているぞ!という場面といったら、コレくらいしか。
口から炎ドバーッ!は前回も観てたから、今度は下の方…(ってオイ!)
こんなことしか書けなくてすいません。
だって思い出しても何も出ないんですもん、楽しい場面といったら。
しかしつまらない作品でここまで何文字も書けたことも驚異なので、
やっぱりこれはラジー賞方面に、是非行ってもらいたいですね。
愛される糞映画というのはけっこう語りがいがあって面白いもんです。
なぜこんな作品になったのか?を根深く掘り下げて話し合いましょう。
(さて3はあるのかな!?まずムリでしょうけど、公開されれば観ます)
退屈はしなかった
1作目がさっぱり面白くなくて、DVDレンタルだったから早送りで見てなんの後悔もないほどつまらなかった。そんな駄作に続編ができることに驚いたのだが、予告の出来がとても面白そうで見に行ってみた。
前作よりは面白かったような感じはするんだけど、魔力と銃などの通常武力のバランスが非常に悪くて、アクションの絵的な迫力はあるもののスリルは全然なかった。また、ゴーストライダーは近くにあるものをすべて焼き尽くしてしまうということになっているのに、近くでも平気なのや見逃すものがとても恣意的でご都合主義だった。
ニコラス・ケイジが辛そうな顔をしていると応援したくなる。愛車がヤマハのV-MAXでとてもかっこよかった。
退屈はしなかったけど、見ても見なくてもどっちでもいい感じの映画だった。
敵の触れるものを全部腐敗させて壊してしまう能力、すごく強いけど全然羨ましくない能力だった。
この映画の舞台がまたもトルコで、最近の大作映画は本当にトルコが多い。トルコのフィルムコミッションは頑張っているんだなーと思った。日本も頑張ってほしい。
過もなく不可もなく、ニコラスケイジの作品って感じ。
これはヒーロー???
前作の方が面白かった続編
前作がそこそこ楽しめたので、今回も期待していたのだが、その期待を大きく裏切ってくれました。
ここのサイトのバナー特集でアベンジャーズよりも強いと出ていたのですが、肝心のゴーストライダーにヒーローとしての魅力が足りな過ぎです。
原作では普通に喋ってたような気がするんですけど。
今作ではバイク以外にも登場して地獄のマシーン化してしまうのですが、日本の仮面ライダーと同様にそれは反則です。
観終わってこれはラジーレベルの作品だなと思って、2012年のラジーを検索したら、主演とリメイク部門でノミネートされてましたね。
個人的には前作の方が素直に楽しめました。
突っ込み処満載、「なんちゃってヒーロー」というキャラが面白いと思うか、中途半端でもどかしいと思うかで、きっと評価が大きく別れてしまうことでしょう。
この人がゴーストライダーをやったら似合うのではないかと思えてしまう、スキンヘッドのブライアン・テイラー監督。アクションシーンには、いつもハイテンションで、マーベルから本作の企画が持ち込まれた時は、もうノリノリで、今までに無いヒーローを撮るんだと雄叫びを上げたとか。その意気込みはいいのだけど、月夜の晩には狼男みたいに突然変身してコントロールできなくなってしまうほど、ぶっ飛んでしまわないか心配になってきます。
『アドレナリン』を見た人なら解るでしょうけれど、もう強烈な演出過剰で、テイラー監督に容姿が似ているステイサムは、コメディアン寸前のケレン味たっぷりな演技を見せ付けるのです。
とにかくクランクインするとアドレナリン出まくりのテイラー監督のアクションは豪快で、一切妥協無く、爆破シーンも肉弾戦で進めるため、毎日けが人続出、監督自身も満身創痍で、いい加減恋愛映画に転進した方が楽かもと嘆いている始末。
だからゴーストライダーが、炎を吹き出しながら疾走し、悪党どもをバッタバッタとなぎ倒すところは、痛快なんです。
意外なのは、危険の多い撮影なのに、ニコラス・ケイジはなんと監督以上にノリノリで演じていること。今回は変身後の姿も自身が演じて(前作ではスタントマンが扮していた)、キレまくる“怪演”を披露。合成前の撮影時から、カラーコンタクトとドクロのメイクで“ゴーストライダー”になりきっていたというから驚きですね。
元来オカルト好きなニコラス・ケイジであるだけに、堕天使の悪魔と契約してしまったゴーストライダーの持つ二面性に惹かれているのではないでしょうか。
ごく普通のバイク好きな人間であるジョニー。しかし、彼の魂には、憎しみや怒りに呼応して、本人の意思とは関係なく、突然現れる復讐の妖精=ゴーストライダーを宿していたのでした。
しかもそれを導いた悪魔は、元は天使であり、時にダークサイドでない本来の天使の力もジョニーは、持ち合いたことがラストでわかるようになってくるのです。
そんな善悪が混然と入り交じった主人公のキャラに惚れ込んだニコラス・ケイジであるだけに、おそらくはダークサイドな自分のこころをいかに封じ込めてコントロールしようとギンギンにもがいているのできないかと察します。
ライダーを演じることは、ニコラス・ケイジにとって内なる自分の魂との会話でもあるのだと思います。
その結果、自分がいかに愚かで、人気にうぬぼれた存在であるのかという自戒の思いが、ジョニーの自嘲気味の笑いに込められているのです。
アメコミのヒーローといえば、颯爽と登場して、格好良く悪人どもをやっつける正義の味方が定番。しかしジョニーは自分を振り返って、ダークサイドにひきづられてしまう自分に、自己嫌悪しているところがアリアリなんですね。まぁ、ひと言でいったら、「俺ってヒーロー、なんちゃって」って蔑んでいるようにも思えます。
だいたい悪魔に魅入られているのに、一般人は絶対に苦しめないのが不思議なところ。やっていることは、結局悪人の退治になってしまうので、まるで木枯らし紋次郎のような、「結果正義」の存在なんですね。
そんな悪なのか、正義のヒーローなのか、演じている本人ですら、矛盾を帯びたキャラを楽しんでいるくらいですから、観客はもっと掴み憎いと思います。
そんな「なんちゃってヒーロー」というキャラが面白いと思うか、中途半端でもどかしいと思うかで、きっと評価が大きく別れてしまうことでしょう。
その他、ゴーストライダーの不思議なところは、いつも炎に包まれているのに衣装やブーツは燃えないこと。ゴーストライダーに不用意に近づくものは火傷してしまうのに、彼に抱えられた少年は五体満足でいられたことが何とも納得できません。
アドレナリン噴出のテイラー監督なだけに、ストーリーは随所に穴だらけになっていて、突っ込み処満載です。それでも爆破シーン満載の豪快なアクションには
楽しめることでしょう。
特に体を腐らせることが出来る悪魔のしもべと、ゴーストライダーとの対決は見応えありました。
ダークヒーロー
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