バレットのレビュー・感想・評価
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俺はリンゴで人を殺せる
当時、映画館で観ました🎬
ジミーを演じたスタローンの肉体美は言わずもがな、手を組むことになる刑事テイラーを演じたサン・カンも本当に堅物な感じで良かったですね。
クリスチャン・スレーターのクズっぷりもイカしてました。
最期は脳天に一発でしたね⚠️
悪役を演じたジェイソン・モモアも、最期までしぶとい役でした。
テイラーの助太刀がなければジミーも危なかったんじゃ😥
ジミーの娘役でサラ・シャヒも出てましたね。
この頃は、今ほどジェイソン・モモアも知られてなかったのではないでしょうか。
私もこの作品で初めて彼を知りました。
身長のデカさと、表情が印象に残ってますね😀
ユニークなバディもの
バディものは多いので知恵を絞ったのでしょう、スターロンと訳あって組むことになった駆け出し刑事、しかも韓国人とは奇抜だ。刑事なのは殺し屋稼業のスターロンを単なる悪人に観せないための保険でもあるし、よくいる刑事風キャストだと男臭さが被るし胡散臭いが別の人種と言うこともあって特別感が出る、よく考えたものだ。余計な心配だが黒幕や汚職刑事が黒人なので観客動員では損をしているかもしれない。早くから敵の全貌が見えるのでサスペンス要素はあまりない、見どころは期待通りど派手な乱闘でしょう、爆破シーンや斧での決闘は見せ場だがサービス精神旺盛のスターロンのアイディアも加わっているのだろう。よくある黒幕の逮捕劇や裁判などややこしいことをすべて省いているので歯切れがいい。
劇中携帯に映る顔写真が若かりしランボーだったのは笑えます。ウォルター・ヒル監督は男臭い映画を撮らせたら上手いですね。
女子供には手を出さないシブい殺し屋スタローンが若い相棒と組んで元刑...
女子供には手を出さないシブい殺し屋スタローンが若い相棒と組んで元刑事の悪党を始末するが、報酬の受け取り場所のバーで謎の男に襲撃されて相棒を殺され、元刑事の死因調査中に同じく殺されかけた刑事と組んで事件の背後にある陰謀に迫る・・・とても21世紀の映画に見えない、実にオールドファッションなB級アクション。
かなりイイカゲンな話で、メンドくさい捜査は全部ケータイで署に電話したら同僚が即答。ちょっとダレてきたところでお色気シーンを大盤振る舞い。しかし所詮それらはお子様ランチのパセリみたいなもの。ニューオリンズが舞台なので全編ブルースハープが鳴りっぱなしの劇伴をバックにボートハウス(推定床面積12畳)の大爆破とスタローンとレスラーっぽい若手の斧での殴り合いがクライマックス。完全に大脳が20世紀のシネマミラノにタイムスリップしてしまうレトロで微笑ましい作品でした。
作品のテンポが悪すぎました
最悪でした。 殺し屋どうしの抗争のはなしですが、 作品のテンポが悪すぎました。 どうでもいいシーンが非常に多く挿入されており、 うんざりさせられました。 敵が最後には仲間割れで自滅しました。 見どころがありませんでした。
ずっと携帯いじってる奴とは友情育めねぇぜ!
ウォルター・ヒル久々の監督作で、得意のバディ・ムービーという事で期待したのだが、結論から言うと面白かったけど、スタローンが1匹狼のままでも問題無い作品でした。
「48時間」での刑事と囚人、「レッドブル」でのソ連の刑事とアメリカの刑事、両作とも最初は全く噛み合わないコンビが、いがみ合いながらも徐々にお互いを認めて、最後には友情を育むという熱さがあったんだけど、本作においては殺し屋と刑事のコンビが、噛み合ってんだか、合ってないんだか、最後まで煮え切らない関係でした。
2人のやり取りで唯一笑えたのはボノモの「でかしたぞオッドジョブ!」のセリフ。
オッドジョブとは「007 ゴールドフィンガー」に出てきた謎の東洋人殺し屋です。
そのセリフの前に、日本人と韓国人の区別がつかないセリフを吐いてたので、東洋人はどこの国の人間か区別がつかないようなネタをどんどん放り込んで、クォンがツッコミを入れるパターンを作れば、バディ・ムービーとしてもっと面白くなったかも。
法律クソくらえの殺し屋と携帯依存世代の真面目刑事というギャップが作品に活かされず、最後まで2人の関係がクールなまま終わってしまったのが残念でした。
片方が終始携帯いじってたら、友情も育めないわな(笑)
古臭い、男臭い、まだやれる。
ついこないだ公開されていたシュワちゃんのラスト~を
楽しめた人々は、こっちも楽しめたんじゃないかしら^^;
と思えるほど、いい感じの肉弾戦。なんか懐かしかった~。
そうか、監督がW・ヒルだったか。やたら男臭いワケだわ。
御歳67歳であの裸^^;
いや~まぁどっかで作り込んだにせよ、素晴らしい肉体美。
最近じゃ、ジイさん引き連れた集団映画がメインだったから、
もう独りでこういうのはムリなのかしら?と思っていたけど
ゼンゼンそんなことなかったみたい。さすが負けてないわね。
シュワちゃんは知事でブランク長かったし、
ある意味枯れ具合を存分に出しつつ、まだ死にませんよ~!
というアピールを全面に出していたけど、
スタローンの場合、別に枯れてないし(絶対本人そう思ってる)
ずっとこの世界だし(だって政界ムリだし)、映画も作ってるし~
という本人の自負が、監督のやりまっせ!精神と相まって、
なかなか面白い(十分観るに耐える)作品を作ったなぁと思う。
いい意味で、裏切ってない。
しかし相棒は誰なのかと思ったら、あらまぁワイルド・スピード!
私この人(サン・カン)ってワイスピでしか、観たことがない^^;
もんだから、あ!ハンじゃないの!って車に目が行っちゃった。
さすがに高校生には見えなかったけど^^;刑事役ならいいかも。
米国出身だから英語も流暢だし、演技もけっこう巧い方なので、
悪くはなかったかな。決して肉体派ではないから、そっち方面の
肉弾戦は、悪役のJ・モモア選手にお任せすればいいんだしね。
それから懐かしいところでは、C・スレイターが!太った??
今まで何やってたんだろ(服役期間を除いて)と思っていたけど、
けっこう未公開作品などには出ていたご様子。久々に観られたv
内容も古いけど、出てくる人間まで古いとなんか嬉しくなっちゃう。
凝った脚本じゃないところも(ゴメンね)分かり易くていい感じ。
70年代後半~80年代って、こういう単調なのが多かったもんねぇ。
あ、誉めてます!
男臭さと対称に、女臭いところもきちんと描かれていて、
娘役のS・シャヒもなかなか良かった(この人、柔道黒帯だって!)
おそらくこの娘が人質になるんだろうし、
そしたらボノモがもちろん助けに向かうんだろうし、
ついでにテイラーもしっかり現場にいるだろうし、
もうこうなったら最後は…って、ボノモとキーガンの一騎打ち!を
誰もが期待するところなんですが…^^;
あー!撃っちゃったよ。オイ…。
(あとでブツブツ、ボノモが文句を言うのが面白い)
どこにも意外性がない(組織の黒幕とかだいたい見当つくし)から
本当にゆったり構えてアクションを楽しめるし、
そうはいってもなかなか男気溢れる台詞回しも聞けちゃうし、
私的に一番ウケたのは、逮捕歴26回、有罪2回を誇る、ボノモの
証拠写真、スタローンの(よく見た)過去の素材のオンパレード!
あーロッキーの頃だ、こっちはランボーだな、…と楽しめる。
昔の写真の方が、いまよりダブダブしている感じよね(若いけど)
台詞回しは相変らずボソボソ、でもそこがスタローンらしい!!
変わってないな…頑張ってるな…監督共々、何よりそこが嬉しい。
(まだまだ枯れるワケないわね。この男っぷり。イタリアの種馬さ)
奇跡の作品
睡眠不足で見たせいで、ウトウトしてしまったのだが、スタローンにしてはピンチと悲しみが足りなかった。コンビの韓国人は永井大に似ていて、なんでも携帯で苦も無く調べるのでとんとん拍子で謎が解けて行って、非常にあっさりしていてもうちょっとじらしてほしかった。ラスボスっぽい黒幕みたいな政治家は簡単に殺されてしまうし、その殺した男は冒頭から出ていて、ラスボスは「こいつかよ!」と思った。もうちょっとハラハラドキドキしたかった。
全体的に見せ場は地味だったのだが、そういうのはもしかしたらリアリズムで描こうという意図だったのかもしれない。40年も殺し屋家業で生きて来て、毎回深刻なピンチに陥っていたら、生きてこられるわけがない。斧でのタイマンも、2回目は死ぬかもしれない。毎回家を爆破していたら破産してしまう。リアリズムだとしたら、これでも充分すぎるほど派手ではないだろうか。お金がもらえたか分からないのに車をフェラーリに買い換えていた。イタリア系だからかな。
2013年にウォルターヒル監督の新作がスタローン主演で見れるなんて奇跡なので、ウトウトした分もう一度見に行ってちゃんと確かめたい。このままガッカリした気分でいるのは嫌だ。
スタローンの娘が彫師で、エクスペンダブルズではミッキーロークが彫師だったけど、スタローンは最近タトゥーが好きなのかな。
(追記)
コンディションを整えて2回目見てきたところ、非常に丁寧に練られたシナリオであることがわかった。でかい傭兵の男がスタローンに敵意を抱く理由なども丁寧に語られていた。しかしコンディションを整えたにも関わらず、前回ほどではないにしてもかなり眠くなってしまった。オレにはこの映画が眠いのかもしれない。
これは素晴らしい★
スタローンの主演作品という事で、観てきたのだが。
ウォルター・ヒル監督作品というのは、あまり気にせずに観てきたけれど。
これすごくイイし、自分の肌に良く合っている。
ウォルター・ヒル作品(監督or脚本or両方)は、
ストリートファイターと
ストリートオブファイヤーを鑑賞した。
どちらも、大好きな作品で・・。
時間も99分と、アクション映画として、本当に丁度良い長さだなと。
何と言うか、80〜90年代アクション臭さがあり、ストーリー展開
やアクションが自分には程よい。
アクションは派手さは少ないので、そういうのを
期待しているのならば、物足りなさが目立つかも。
この映画は、テイラー刑事の成長が軸にあるように考える。
そして、主演のジミーはその成長をサポートするような役回り。
スタローンは年齢的にこういう役が、似合ってきたような。
ラストスタンドのシュワルツェネッガーもそうだが、
往年のスターが新境地を開拓してそれが上手くいっているのでは。
最初は、ジミーに携帯デカだと小馬鹿にされるのだが・・・
刑事として法律を守るという頑さと頼りなさ、
(なんとなくヘタレに見えてたのだが・・・)
殺る時はちゃんとやれますよ、といったラストの活躍での、
ギャップに、かなりのめり込んだ。
この役者を起用は、成功なのでは。
80〜90年代のアクションが好きならば、必見の一本ではないかと。
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