エクスペンダブルズ2のレビュー・感想・評価
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”強さ”が売りの映画なのに、妙な”弱腰”が気になった。
初のつかみの戦闘シーンが迫力があっておもしろかった。
その後の本編は、ジャン・クロード・ヴァン・ダムやチャック・ノリスが出てくるのはおもしろかったけど、ストーリーは大味で、アクションシーンも盛り上がりにかけ、全体的にはおもしろくなかった。
こういうお祭り映画に突っ込んでもしょうがないのかもしれないけど、すごく気になるところがあった。
最初のネパールでの、中国人の富豪を助けるミッションって何かおかしい。
中国の富豪なんて国家と結びついて悪いことしてるやつじゃないのかな?
どういういきさつなのかわからないし、本当に悪い人なのかもしれないけど、中国人の富豪を助けるために、ネパール人(ネパールには、中国がいろいろ手をつっこんでいるようだからいい人かもしれない)を虐殺するのは納得いかない。
ランボーシリーズから続いていると考えると、チベットみたいな中国に侵略された国、あるいは中国周辺の侵略されつつある国で、中国人の極悪非道な将軍と戦う流れのような気がしますが・・・?
それに監督はスタローンではないけど、「エクスペンダブルスはタフガイのための映画で、女は見なくていい」と言ってなっかったっけ?
なんで女をチームに入れるのかな?それも中国系のおばさんぽい人。別に女性を出すなとは言ってないけど、チームに入れたらタフガイだかなんだかわからなくなるのでダメだと思う。
中国市場をにらんで、なおかつ女性観客をねらってのことなのだろうけど、なんだかがっかりです。
あと考えすぎかもしれないけど、これを中国の人が見たら、「アメリカ人が俺たちに気を使っている、俺たちは強い、もっと押していってもいいのだ!」みたいになったら怖いです。
これが、スーパーアクション映画だ!
シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン…。あのアクション野郎ども、再び!
新顔にマイティ・ソーの“実弟”リアム・ヘムズワース、そしてチャック・ノリス!
前作ではゲスト出演だったアーノルド・シュワルツェネッガーとブルース・ウィリスも本格参戦!
これはもうただのアクション映画じゃない、スーパーアクション映画だ!
今回の敵は、仲間を殺した冷酷無比な男、ヴィラン。
ジャン=クロード・ヴァン・ダムも今回初参加、初めてとも言える本格的な悪役がなかなかハマってる。
まあ、ストーリーなんてあって無いようなもの。普通だったら空いた口が塞がらない所だけど、この映画に限ってはOK!
だって、とことん破天荒なノリが最大の醍醐味なのだから!
その最たるは、スタローン、シュワちゃん、ブルース、チャックの4人揃っての大暴れ。まさに、“四大怪獣大進撃”!(笑)
自虐的なジョークを言い合い、もはや余裕すら感じた。
一転して、スタローンvsヴァン・ダムのガチンコ肉弾バトルはシリアス&ハード。片や死んだ仲間の為に、片や己の欲望の為に、男と男の意地とプライドがぶつかり合う。
シンプルなストーリーはムンムンとする男臭い作風に合っている。
80〜90年代を席巻したアクションスターたちの衰える事のないアクションが、2010年代になっても見れるとは!
この映画は、アクション映画を見る喜びに満ち溢れている!
キャストが120点だからOK
三大アクションスターに加え、サプライズのチャック・ノリス、敵方にヴァン・ダムと来てくれればただ楽しむだけです。
ストーリーは正直覚える必要もないくらい。映画全体の完成度・満足度も決して高いわけではありませんが、スタローン・シュワ・ウィリスが並んでぶっ放しているシーンが観られたことで帳消しになりました。
改めて並べてみてみると、それぞれのスタイルの違いもはっきりしていて面白い!
重火器をドカドカ放つシュワちゃん。ちょっと斜に構えた感じのウィリス。一人真剣に戦争っぽく動くスタローン。
“そうそう、こんな感じだった!!”と往年の出演シーンを思い起こしながら楽しませてもらいました。
不満点を言うなら、女優にアジア系を持ってくるなら「ミシェル・ヨー」にして欲しかったなぁ、というくらいですか。
作品自体への評価では3.5ですが、企画内容に敬意を表して4.0といたします。
齢の数と弾の数ならダレにも負けない
こんなにいっぱい集めてどーすんのみたいなところはあるが、観ればやっぱり楽しくて面白い。あのスタローンも、走る姿は気持ちだけは前に行ってるけど足がついていってない。彼のほうが少し年上ではあるが「おー、スタローンお前もか」と同情し、遮二無二頑張る姿に応援してしまうのだ。
人間が力技なら、使う兵器もまた力技だ。飛行艇の機首にカノン砲のような砲身の短い大砲まで搭載する無茶ぶりだ。
前回、カメオ出演だったブルース・ウィリスとアーノルド・シュワルツェネッガーには笑う。まるで漫才コンビだ。
シュワルツェネッガーがお決まりのように意味もなく車のドアをちぎり飛ばせば、ブルース・ウィリスも負けじと足で蹴散らしてみせる。
さらに「また戻る(I'll be back)」を連発するシュワちゃんに、ブルース・ウィリスが「戻ってばかりだな」とツッコミを入れて笑わせる。
なんにしても、この年代のスターを集めてド派手なアクション映画を撮るというのはハリウッド以外では考えられないわけで、ドリーム・プロジェクトというよりはむしろ〈お祭り騒ぎ実行委員会〉。
今作でも恋になりそうでならない紅一点が登場。スタローンのオジサマとしての(歳を考えた)ケジメ(分別)が相変わらずシブい(粋だ)。
前作よりいい
今回はジェットリーは出番ほぼ無し。
ブルースウィリスとシュワちゃんも大して活躍せず、結局スタローンとジェイソンステイサムの
2人が主演みたいなもの。
だからそれほど豪華キャストって感じでもない。
まぁでもストーリーは確実に前作より面白くなってる感じ。
最初に敵にガツンとやられて、後から仕返しするベタな展開。ただやっぱり内容の薄さは隠せず、
アクション無い場面は退屈だよね。
しかも結局、強力な武器を持ってるほうが勝つ図式。
これならエクスペンダブルズじゃなくてもいいんじゃない?みたいな。
仲間1人殺されただけで悲しみに浸るのもいいけど、何十人も殺された相手の身にもなれよ(笑)
チャック・ノリス is here!!
内容は、ドッカーン!くっそ~、大団円。『ダイ・ハード』や『スピード』更には『ドラゴン怒りの鉄拳』が気楽に見れて楽しい映画という言葉では片付けられないように、この作品も素晴らしい内容。特にマカロニ・ウェスタンの主人公のように颯爽と現れるチャック・ノリスは、男根魂の塊。更にパンフレットは声優さんの鼎談、杉作さんと増子さんの対談が有り。パンフレットを買えば、更に+1。
お祭りパーティー!
思ってた通りの内容! 細かい事は気にせず派手なアクションには興奮した!
次から次と出てくる豪華なスターだったけどやはりちょっとお年を召しておられる感じがしたけどスタローンのあの走り方は相変わらず笑えた!!! 血が飛び散りすぎでスプラッターな部分があったけどあればいらないかなぁ … (-.-)
よくぞここまで主役級揃えてこんな映画つくられました!
思ったまんまの出来上がりでしたね〜。
話は単純、仲間殺されて復讐しにいくことをベースにドンパチバコバコ!
プルトニウムも絡めてたけどあんまし意味ない。
アクションシーンは最初から最後まで結構エグイシーンが続出!
けど、
チャックノリスとかシュワちゃんが登場するときは西部劇みたいなBGMで登場。これも活劇漫画みたいで、ま〜いいか。
ジェットリーリーは意外にとっとと居なくなっちゃったのにはびっくりでした!
アクションの住み分けが微妙にクッキリ。
さすがに体はるアクションはJステイサムや若手ばかり、大御所3人はピストルやマシンガンでドンパチバラバラ打つだけでした…ま〜これもしょうがないか。
突っ込みどころはもちろん満載!
この助っ人どっから出てきたの?相手のうつ玉は一発も当たらないの?…
しかし、これだけ大スター主役級ながら印象に残るシーンはほぼ皆無…。
B級路線の映画を主役級のスター勢ぞろいで大金かけて作った映画ってことでいいのかしらん…ね。
無駄にド派手なアクション映画ってことで!!
やはり
豪華キャストには違いないけど、出演者の個性が強すぎて、ストーリーが楽しめない。アクションは、確かに派手です。もっと、ストーリー性があれば、更に楽しめると思います。要所要所にセリフへの気
遣いがあるのは、さすがでした!
今も現役のアクションスターなのだ。
自らを「消耗品群団」と呼ぶ、「エクスペンダブルズ」。
リーダーのスタローンに、ステイサム、リー、ラングレンらに加え、今回は、シュワちゃんとブルース・ウィリスが参戦。
それに、若くてイケメンのリアム・ヘムズワース。
どこかで見た顔だと思ったら、「ハンガーゲーム」のイケメンだったのね。
それに、オイシイとこ取りのチャック・ノリス。
悪役は、ジャン・クロード・バンダム。
うほほ~~!な出演陣だ。
ストーリーは、至極簡単明快でわかりやすい。
そこかしこに、「ランボー」や「ターミネ―ター」などを思い出すセリフや設定がある。
それにしても、プルトニウムは粗雑に扱い過ぎだけどね。
リーのアクションで見せ、ステイサムのアクションで見せ、最後にはスタローンのアクションで見せる。
とはいっても、めちゃめちゃ迫力があるわけではない。
でも、銃をガンガン撃ちまくるので、爽快感はある。
還暦を過ぎても、なお現役アクションスター達の共演は、アベンジャーズのようにお祭り的要素があるけど、やはり良いものだと思う。
リーは最初出ただけで中国へ行ってしまった。
で、いつ助けに来るのか、今か今かと待っていたけれど、現れるのは、ノリスにシュワちゃんに、ウィリス。
次回作は、中国で囚われたリーを救いだす作戦ね。
ということは、ジャッキー・チェンとドニー・イェンとミシェル・ヨー達中国勢と、スタローン率いる消耗品群団に、セガールとウェズリーを加えたアメリカ勢の戦いね。
でも、、本当に悪いのは、中国マフィア達で、ジャッキー達は、だまされていたとわかり・・・・
。。。妄想が先走りました。。。
この映画を観終わった時に思ったこと。
≪シュワちゃんウィリスちゃん≫で漫才コンビを組んで欲しい!!
理解できない人には理解不能
監督が替わったこともあって前作に比べるとだいぶ良い感じであるが、やっぱり「男祭り」の趣旨を理解できない人達には門前払いせざるをえない作品の質に大きな差は無い。
スタローン、ブルース・ウィリス、シュワルツェネッガー、ヴァン=ダム、チャック・ノリス、それにジェット・リー、ジェイソン・ステイサム、ドルフ・ラングレンといった出演陣を聞いて興奮しない人には観るべき映画ではない。
ストーリーなんぞご都合主義連発、ただのドンパチ映画だ。
主人公達はひたすら最強、惜しみなく悪党どもに銃弾を浴びせ、火薬で吹っ飛ばす。そんなヒャッハーな連中をニヤニヤしながら観れる人達でなければ理解不能、他の映画を観るべきである。
ただ、敵味方ともに魅力的な筋肉さんたちがそろっていながら、ジェット・リーの出演時間は短いし、ラストバトルのスタローンVSヴァン=ダムも大きな見せ場でありながら一方的で面白みがない。
やはりそれぞれがすでに年を取りすぎたか、身体をぶつけあうアクションシーンが少なかったのは痛い。もっとジェット・リーの出演時間を増やすべきだった。
そういう意味ではジェイソン・ステイサムがひたすら孤軍奮闘している印象がある。キャストを豪華にしたなら、それぞれを活かす演出がなければ。
ミッキー・ロークが抜けたのは残念。
新顔のリアム・ヘムズワースの存在が面白みを増すと思ったんだが・・・
ストーリーはともかく、監督が替わってユーモアが増えた点は良かった。
DVDが出てから観る、でOKでしょう。
企画モノのAVみたい…
正直いってイマイチでした…
釣りです…
キャストがこんなに豪華なんだからもっといい作品作って欲しかったです…
目玉になってる役者が殆ど出てこない…
もう一度言います、釣りです…
ジェット・リー最初の作戦終了後、出てこなくなるし…
ウィリスは、途中でちょっと出てきてクライマックスまで出てこないし…
シュワちゃんに至ってはほぼCMのシーンだけだし…
ただ、一番悪かったのはストーリー展開…
ストーリーなんか在って無いようなものです…
使い回しとういか、すぐに先が読める…
設定が作りこまれてなさすぎる…
水戸黄門みたいな、一点懲悪だし…
戦闘シーンも銃器をぶっ放してるだけですし…
もっと、リアリティのある戦闘が見たかった…
見てても、飽きて疲れてきます…
良かった点と言えば…
チャック・ノリスが凄くいい味出してたことくらいです…
チャック・ノリス分の2点です…
最後に…
これから映画を見に行こうとする方は…
「イングロリアス・バスターズ」を見て、面白いと感じたら
映画館に行って下さい…
これも或る意味アベンジャーズ!!!!!
いっやあクッソ燃えた!
前作超えを軽々とやり遂げやがった!
笑っちゃうぐらいに面白い!つか笑った!
アクションスター総登場でもう凄い!
前作でもチラリと出たけども!今回はガチで登場!シュワちゃん&ウィリス!そしてスタローンの御三家を横並びで銃乱射させちゃうって有り得ないでしょ!
脇を固めるのもステイサム!リー!ラングレン!ヴァンダム!チートキャラのチャック・ノリス!
こんな嘘みたいな共演競演饗宴協演!ここにセガールとかドニー・イェンとかも出てきたら多分オレ失禁すると思う!続編では是非!(気が早い?)
で、それに興奮するのは勿論なんだけども!なんだけども!
アクションスター総登場だけが売りじゃないというね!当然中身が伴ってないと!
伴い過ぎてるというかむしろ伴い過ぎてハミ出しちゃってる!?
もう滅茶苦茶!
人肉ミンチのオンパレード!
撃たれたら倒れるんじゃなくて上半身グッチャリ!跡形なく吹き飛ぶ!
爆破もどんだけ火薬使ってんだってぐらいにもうドッカンドッカン大爆発!
兎に角笑けてくる大量破壊シーン盛り沢山!
ストーリーがまたオーソドックスで小難しくないからすんなり物語に没入できるし!非常によろしい!
007的なエレガントさもマトリックス的なインテリジェンス要素もない!いらないッ!
あるのはドロ臭いバイオレンスのみッ!
これッ!これが観たかったッ!
ハリウッドアクションヒーローのアベンジャーズ!
これは劇場で観るしかないでしょ!イッピカイエー!アイルバーック!
ノリノリ、アゲアゲで観てネ
BATTLESHIP(バトルシップ)は海軍祭り、アベンジャーズはマーベル祭り、そしてこのエクスペンダブルズは前作から引き続き80年代筋肉アクション祭りです。
この手のお祭り映画を楽しめるかどうかは、ひとえに"ノレるかどうか?" それにかかっている。ノル気で観に行っても、ノリ遅れたりノリ切れなかったりすれば、全くツマラナイ映画に映ってしまうことだってある。ノレればサイコーだし、ノレなきゃヒデーことになっちゃうのだ。
前作のレビューにも書かせて頂いたが「ランボー」「ロッキー」「ターミネーター」「ダイハード」「トランスポーター」「少林寺」のメンツがひとつの映画に集まってドッカンドッカンやるのを観てるだけで嬉しくなる。ストーリーなんてどーでもよい。
そして本作ではシュワちゃんとウィリスの出番が増えているのだ。
ジェット・リーが早退してしまったのは寂しかったが「ユニバーサル・ソルジャー」のジヤン=クロード・ヴァン・ダムが敵役で出演、ランボーと殴り合ってます。
ここまで来たら「沈黙」シリーズのアノ人や「ブレイド」のアノ人や「プロジェクトA」のアノ人にも出てもらいたいし、マイク・タイソンなんかも面白そう。
そんな欲張りな夢を見させてくれる本作はやっぱり楽しい。
"男は誰もが「消耗品」 だけど戦い続けるんだ それしかないんだ"
そんなスタローンからのメッセージを私はしっかりと受け取って祭りをあとにした。
元気そうでよかった
80年代の楽しかった時代の雰囲気たっぷりのアクション映画だった。ラングレンが変なキャラになっていて面白かった。ステイサムはスタローンに頑張ってタメ口や軽口をきいている感じがしてかわいらしかった。彼女に電話しているのをからかわれているのも楽しかった。
最後まで女が絶対にどこかで裏切るだろうと思っていたのに全くそうでなく、本当にいい人だった。オレのひねくれ度合いを逆に突きつけられたような気分になった。そりゃあ、ヴァンダムに「お前は卑怯者か?」と問われて素手ゴロに付き合うスタローンが出る映画なわけなのであった。
お祭り映画にそこまで求めるのもどうかと思うんだけど、この面子で『キラーエリート』のような緊張感溢れるサスペンス要素たっぷりのアクション映画が見れたらなと夢想してしてしまう。
派手で豪華で楽しいのだが、結局特に誰にも感情移入したり、物語に没入したりもできなく寂しかった。評論家のような気分になって見るのもそんなに好きじゃないので、そんな気分になってしまうのも辛かった。しかし、最近さっぱり売れていないドルフ・ラングレンやチャック・ノリスの元気そうな様子が見れてよかった。
元々最近売れてないアクションスターの再生工場のような企画だったそうなので、今後、今回出なかった人にも活躍の場を与えつづけて欲しい。
これこそアクション
まさにアクション映画というアクション映画でした。
これこそ映画館で見たい、いえ見るべき映画です。続編は駄目になるというジンクスがネットで囁かれていますが
それを見事に乗り越えた映画の様に思います。
舞台は旧ソ連軍事基地という設定ですが、今時旧ソ連の戦車や戦闘ヘリは一体どこに手配したんだと、そこにも驚かせられます。
とにかく派手な爆発回数が前作の比にはなりません。
この映画においてはどう言うべきか恋愛要素?がありましたがランボー怒りの脱出の様な数分かつ動きのあるモノに近い気がします。
最初から最後までアクション尽くし、全く飽きさせないアクションに次ぐアクション。
それに加えコメディ要素も上手い具合に練りこんでありました。
前作では一瞬の共演でしたが今回メインと言っても良い共演のシュワルツェネッガー、スタローン、ブルース・ウィリスこのご三方、全員年齢を感じさせない本当に50、60過ぎた人間とは思えない動きにも驚愕。
突っ込みどころすら忘れる、これこそ正真正銘のアクション映画です。
漢祭りだぜ、ヴァンダボ~~~~!!!
まず、本編の前に流れる「ゴーストライダー2」の予告に唖然。
本サイトのニュースにも掲載されていましたが、
サイモン・ウェスト監督の
“次回があるならニコラス・ケイジを・・・”というインタビュー記事を真に受けて
松竹が出演決定!!!みたいな宣伝をしていて
どんだけ悪ノリなんだかと呆れてしまいましたが・・・。
【全体の印象】
監督がサイモン・ウェストに変わり
俄然アクションシーンが一箇所を除き見やすくなりました。
前回は手ブレ感があって見にくいという感想があったようですが、
やはりアクション職人監督がやると安定感が出ますね。
ジェイソン・ステイサムのナイフ使いなんて
早業なんですが見やすいし、鮮やかに決まってました。
前作にある“決死のダイブ→死の飛行”のような
後々まで引きずる“これぞ”というシーンはありませんでしたが、
アクション映画としては文句なしでしょう。
【良かった点】
タイトルまでのアクションシークエンスは
“漢(中坊)”どもの悪ノリで楽しんでいる感が出ていて
思わずこちらもニンマリ。
前作でも思わぬ活躍ぶりだったドルフ・ラングレンが
今回もおいしい役回りです。
スタローンが本当にラングレンのことが好きなんだなというのが感じられます。
今回からの参戦組、チャック・ノリス!!!!!
これは、素晴らしい。
登場シーンがとにかく素晴らしい。
タランティーノが“ニンマリ”しそうなシーンと言えるでしょう。
また、前作のジェット・リーに続き、
しびれる撮り方してます。
今回の売りとなっている、おいしい台詞の数々。
見に行く直前にPodcastで
ウィークエンドSッフルの「人を殺して捨てゼリフ特集」を
聞いていったせいか、スタローンが80年代調の名言を吐きます。
そして、シュワ&ウィリスの漫才。
大爆笑です。笑いが止まりませんでした。
【良くなかった点】
ジェット・リーの活躍が少なかったこと。
最初に超絶アクションを繰り広げていて、
正直ここまでやるか?と開いた口がふさがらなかったのに・・・。
やはり、ヴァン・ダム。
もっと、もっと、もっとヴァンダミングアクション、見たかったです!!!
少々、悪役慣れしていないのか印象が薄い・・・。
でも、むやみやたらに意味もなく回し蹴りしてるの好きです★
【その他】
プルトニウムをあれ程ぞんざいに扱っている映画は見たことがない。
被災国民として、なかなかフラットに映画を見れなくなってしまいましたが
(「ダークナイト・ライジング」もそう)、
これはある意味、笑えるでしょう。
『THE 単純明快』
趣味に生きる老後のまったり感に満ちており痛快さが前作からトーンダウン。
アクションが重火器をぶっ放すだけでワンパターン。
もう少し各メンバーに個性を出してほしかった。
そんな中、
一匹狼の老兵チャック・ノリスが渋さ健在で嬉しい!
『往年のアクションスター集結お祭り騒ぎ』を、
何も考えず半端ない安心感に浸って楽しみましょう。
もうほとんど年寄りの娯楽としか思えない
デミグラスソースに赤味噌混ぜたような 濃いメンバー。 ストーリーの端々にカット&ペーストの構成で そのうちS・セガールやM・ギブソンなんかも呼んじゃうかも?と 苦笑いしながら鑑賞。
コメディ?と思わせる会話。 (前作にもありましたが)主役級の役者が それぞれの持ちキャラをいわゆる 自虐ネタにするようなセリフ。 面白いと感じることができれば スタローンの思惑通り、小っ恥ずかしいと感じた私には イタイおじちゃんたちにしか見えず、もうほとんど 年寄りの娯楽としか思えない作品でした。
年と共に 顔が崩れまくりのスタローンさん、ステロイドのせいでしょうか、セリフを聞きとるのに苦労する ロー・ボイス。 でも大したこと言ってないので 聞き逃しても話にはついていけます(笑)
家庭事情が大変なので どうにか出たかった?みたい、シュワちゃん。 セリフ、しつこい。
前作出演を断ったらしい(だから当てつけの?)悪役、ジャン=クロード・バン・ダム。 とりあえず 必殺技は見せたので満足したかな。 ハケ方はあれでいいのか。。 まぁ今回は 出してもらっただけでもありがたかったのでしょう。
その他、あっという間の ジェット・リー、キャラクターがしっかりしてきた ドルフ・ラングレン、やっぱりじっとしていられなかった ブルース・ウィリス、紅一点で 何のひねりもないユー・ナン、年寄りの知恵を彼に伝えてほしかった 唯一 若者・リアム・ヘムズワース、その筋肉美は おじちゃんたちのねたみを買いそう テリー・クルーズ、スタローンに可愛がられるジェイソン・ステイサムは 見せ場を作ってもらって(個人的にも)良かったと思います。
スペシャル・ゲストで?チャック・ノリスという俳優さんが出演中。 観た人の感想は「72歳だって、すごいよな」です(私は知らない俳優さんなので 登場シーンの場内の笑いについていけませんでした)。
何が票を伸ばしているのか、アメリカではかなりウケているようですが、個人的には 前作の方がもっとシンプルで面白かった 3.5。 アクション好きが映画を撮ったらこうなるという 典型的な作品です。
全80件中、61~80件目を表示