劇場公開日 2012年10月20日

  • 予告編を見る

「”強さ”が売りの映画なのに、妙な”弱腰”が気になった。」エクスペンダブルズ2 Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5”強さ”が売りの映画なのに、妙な”弱腰”が気になった。

2013年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

初のつかみの戦闘シーンが迫力があっておもしろかった。

その後の本編は、ジャン・クロード・ヴァン・ダムやチャック・ノリスが出てくるのはおもしろかったけど、ストーリーは大味で、アクションシーンも盛り上がりにかけ、全体的にはおもしろくなかった。

こういうお祭り映画に突っ込んでもしょうがないのかもしれないけど、すごく気になるところがあった。

最初のネパールでの、中国人の富豪を助けるミッションって何かおかしい。

中国の富豪なんて国家と結びついて悪いことしてるやつじゃないのかな?

どういういきさつなのかわからないし、本当に悪い人なのかもしれないけど、中国人の富豪を助けるために、ネパール人(ネパールには、中国がいろいろ手をつっこんでいるようだからいい人かもしれない)を虐殺するのは納得いかない。

ランボーシリーズから続いていると考えると、チベットみたいな中国に侵略された国、あるいは中国周辺の侵略されつつある国で、中国人の極悪非道な将軍と戦う流れのような気がしますが・・・?

それに監督はスタローンではないけど、「エクスペンダブルスはタフガイのための映画で、女は見なくていい」と言ってなっかったっけ?

なんで女をチームに入れるのかな?それも中国系のおばさんぽい人。別に女性を出すなとは言ってないけど、チームに入れたらタフガイだかなんだかわからなくなるのでダメだと思う。

中国市場をにらんで、なおかつ女性観客をねらってのことなのだろうけど、なんだかがっかりです。

あと考えすぎかもしれないけど、これを中国の人が見たら、「アメリカ人が俺たちに気を使っている、俺たちは強い、もっと押していってもいいのだ!」みたいになったら怖いです。

Push6700