劇場版 TIGER & BUNNY The Beginningのレビュー・感想・評価
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焼き回し感があるかなー
2期のために鑑賞
なんか、これといった山もなければオチもない。
焼き回し感が強すぎるかな、、、
せっかくの映画だからもっと盛り上がりどころを見たかったな。
なんか、アニメシリーズを見た以上の感想が何も出てこない。
ヴィランの能力に翻弄されすぎてる感もあるし。
うーん、、って感想。
なるほど、ド○えもんか。
AmazonPrimeのTVシリーズを見て、続けて映画2本も拝見。
正直、「え?」とビックリさせられました。
まず、主人公の変身シーン。なぜ衆目に丸見えな車中での着替えなのでしょうか?見ている市民もいましたよね?後輩の歓迎会にしても、強引が過ぎるし、TVシリーズの誕生祝いは社会人らしい、地味でも心に沁みる流れでした。荒い。演出が雑で荒過ぎる。
また、TVシリーズで主人公がヒーローになろうと志すのは、レジェンドという先駆者がいたからであって、決して妻の後押しだけではなかったはずです。
結婚式の思い出シーンも、指輪にキスするシーンも、悪くはないものの、男の志とは違うもので、妻の存在は支えです。動機では無かったはずです。
色々違和感を感じていましたが、監督がTVシリーズと映画では違っているんですね。映画のは『ドラ○もん』の監督をしていたそうで、ははぁ;道理で納得。
大人が見て満足出来る内容ではなくなっていたのは、もう仕方ないことなのかもしれないです。
大画面で、TVシリーズ精神の同作品を見てみたいと思いました。
テレビファン大満足
根強い人気のテレビシリーズの映画化。
未見の人にもわかりやすく、第1話からのエピソードと各キャラ紹介もあり。
さらにメインキャラであるバディがどんな風に理解を深めていったかが、新エピソードを軸に描かれます。
どのキャラのファンにも新しい発見があります。
2014年2月には新映画も公開決定。
新作映画鑑賞前にぜひ。
ファンムービーとして
タイバニをかいつまんで紹介するにはまずまずの出来、という作品。
本編には殆ど登場しない虎徹さんの亡き妻・友恵さんについても描かれているのが、鏑木夫妻ファンには嬉しいところだろう。
残念な点があったが、最初にことわっておくと声優さんたちの演技は素晴らしい。にも関わらず残念な点が見えてしまうのが、本当になんともはや、コアな本編ファンの身には辛いところ。
一番わかりやすく残念なところは、肝心のヒーローたちの描写が些か形式化されてしまっているところだ。単身赴任の男やもめだから女々しくとか、ツンキャラだからもっと憎たらしくとか、女子高生アイドルヒーローだからお色気といった具合に、目立つ設定が強調されすぎてしまっている。
それが顕著なのがブルーローズ。確かにヒーローとしては「セクシーで小生意気な女王様キャラ」ではあるが、カリーナ本人はアニメ本編の中でそれを嫌がっている。彼女はシンガーになるためにその設定を渋々受け入れているだけで、ナイスバディでもない(公式設定で胸はスーツの造形で大きく見せている)普通のツンデレ女子だ。従って、本作中のお色気シーンは明らかに蛇足というか解釈上不自然である。
細かい人物設定までなされている作品でちょくちょくこのような「?」が出てくるのは、いただけない。
さらに言えば、虎徹さんがあの段階であれほどド新人相手に大人の余裕をかますというのは考えにくいし、プロットとしても難がある。
もっとも、そういった細かいところは気にしない、好きなキャラが動いているだけで満足な向きにはいい作品だろう。この作品をきっかけにアニメ本編に進む人にもわかりやすいかとは思う。
身につまされるなぁ。
TVシリーズ…まったく知らなかった^^;
劇場でチラシを貰った時も、何だこれ?程度にしか思わず、
もしも時間が合わなければ、観逃したかもしれない作品だ。
…どうして観ようと思ったのかといえば、
主人公が中年ヒーローであるということ(自ずと重ね合わせ)
そしてその声を平田広明が担当している(カーター先生だ^^;)
ということで、これなら観れる!と勝手に踏んでみたのだ。
どうやらTVシリーズに新場面を加えただけ?の展開だそうで、
ストーリーを知っているファンには物足りないみたいだけど、
オバさんは結構ハマってしまったんだわ^^;
ライブ感満載の新しい映像展開、なのに中身は昭和丸出し(爆)
かと思う、中年サラリーマンの悲哀を描いたような古めかしさ。
主人公・虎徹(ワイルドタイガー)がベテランヒーローの立場で
スポンサーからは叩かれ、生意気な新人とコンビを組まされる
なんて、どっかの会社で辛酸を舐めているお父さんたちと同じ!
頭脳も身体能力も今の若者には及びもしないが、
情に訴えるかのような真っ直ぐな考え方・生き方は時代性だな。
そこがカッコいいと思えるかどうかは分からないが(今ではね)
合理性ばかりを追求した結果がコレだ。という今の社会では、
アナログな生き方も却って清々しく観られるんじゃないだろうか。
なんて、予期せぬものを観せられた感覚で、観入ってしまった。
物語そのものに新味はないものの、
冒頭から中継に重きを置いたライブ感がかなり斬新で面白い。
ゲームを観慣れた世代には犯罪もゲーム感覚でTV中継なワケね。
視聴率を狙ったTV局が企業スポンサーのロゴを付けたヒーローを
担ぎ出し(警察ってもういないの?)誰が最もポイントを稼ぎつつ、
犯人逮捕に貢献したかを競い合わせる内容。
市民からの圧倒的な支持を得たヒーローはもう国民的アイドル?^^;
宣伝を兼ねて堂々とCMを番組内でやるあたり、観たことないぞ!?
と思うほど。またこの企業名・商品名がいいのよ~(爆)笑えるわぁ。
BUNNYっていうから、バニーちゃんが出てくるのかと思ったら、
新人くんの名前・バーナビーをもじってバニーだったのね^^;
これを付けたのが虎徹なんだけど、ホント中年ってこういうこと
するよね~(爆)でね、今じゃオバサンの私も同じことしてる~(爆)
若者にとっては「うぜぇ」以外のナニモノでもないんだろうけど、
ある意味愛情の裏返しなんだよね。そうやって、小生意気言って
イキがっていた頃の自分を見ているようで…あ~分かる分かると。
もう可愛くて仕方ないわけよ。ホント気持ち悪いだろうけども(爆)
でもそうやって、可愛がられて、弄られて、大切にされる扱いを
今の若者には経験していない子が多い。だから自分の存在意義を
確認したくて、突然の犯罪に走ったりするのだろうな~と思う。
言い換えると「うぜぇ」大人が減ってしまっているのだ。
本来なら親や学校の先生やTVや人生の先輩などから、煩いくらいに
構われて育つ年代に大人であることを強制されてしまったかの如く。
今作のバーナビーも、幼い頃に両親を亡くしており、愛を知らずに
育った子供の典型の様な部分がある。冷たいと思われた彼の行動に
反して子供を助ける行為を目にした虎徹が、なぜ子供に優しいのか?
を問いかけたシーンには、ちょっとグッときてしまった。…なんとか
仲間たちと馴染ませようと虎徹が策略を張り巡らすシーンなんかにも。
なんだか虎徹を見ていると、
私たち親世代・大人世代がしなければならないこと、
本来やってこなければならなかったことが教訓のように示されるのだ。
…いやぁ、なんか観方を間違えているのかもしれないが^^;
ヒーロー戦隊ものの面白さに加え、こういった方向性はいいなと思う。
スカッとするより、ジワジワとかジ~ンとくるような味わいがある。
頑張れ、中高年!!(飛びすぎ?)
(これシリーズ化する可能性アリな感じね。人気が出るといいわねぇ)
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