「ダニエル・ラドクリフがホラーの主演としてはミスキャスト」ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館 Fate number.9さんの映画レビュー(感想・評価)
ダニエル・ラドクリフがホラーの主演としてはミスキャスト
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残念ながらこれまた期待ハズレ。
まず、ダニエル・ラドクリフがホラーの主演としてはやはりミスキャスト。演技自体は素晴らしいですが、どうしても「大人になったハリー・ポッター」のイメージが脳裏から離れず、作品世界に集中する事を阻害されます(笑)。未だに子役の印象が強いせいもあり、父親役として出演しているのにも違和感。まだ独身の青年役とかなら印象も違ってたかも知れませんが…。
「呪い」ネタのストーリーもありきたり過ぎて意外性が無く、終始、ダラダラと間延びする展開とコケ脅しな"ビックリ"演出にウンザリして、何度も休憩しながら、飛ばし飛ばしで何とか最後まで見ました。
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終盤の10分くらいは多少盛り返しますが、これまたこの手のホラーにありがちな、「呪いの解決に奔走したけど、やっぱり何も解決しませんでした」というアンハッピーエンドで終了。しかもラストを何となくハッピーな感じで演出しているのもモヤモヤ感が残ります。せめてもう少しストーリーに工夫や意外性があれば良かったのですが、ここまでありきたりではねえ…。
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