「雰囲気で魅せる英国ゴシックホラー&ポッター弁護士」ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館 スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)
雰囲気で魅せる英国ゴシックホラー&ポッター弁護士
久しぶりにホラー映画を見たこともあってか、ベタベタな驚かし演出にも時折ビクッとなってしまいました(苦笑)
まあ超古典的でオーソドックスな英国ゴシックホラーでしたので、意外性はありませんでしたが、全体的な雰囲気、不気味感はなかなかのもので、来るぞ来るぞと分かっていてもビクつかされてしまう辺りの見せ方は、まずまず悪くはなかったんじゃないかなと思いましたよ。
勿論、主演はハリー・ポッターでおなじみのダニエル・ラドクリフでしたので、程々の怖さだったのは何となく予想した通りではありましたが、私レベルはこのぐらいでちょうどいい感じでした。
しかしラドクリフも妻に先立たれた子持ちの弁護士を演じる年頃になったんですねぇ。
正直違和感ありありでしたが、まあ演技自体はドロドロになりながら結構頑張っていましたし、十分評価に値するものだったのではないでしょうか。
メインとなった不気味な田舎町に存在する怪しげな館に纏わるストーリー自体は、何となくどこかで見た感は拭えず。
どちらかと言えば、ジトジト感、そしてお化け屋敷的な驚かせ演出で、話的な盛り上がりに足りないものを補っていた感じでしたね。
まあ結局終わってみればギミック的な部分の方しか印象に残っていないのは良いのか悪いのか・・・。
伏線も全て回収できていたのか、疑問な部分がありましたし・・・。
ただ、意味深なラストは個人的に結構好みな終わり方でしたね。
見る人によってどちらにも解釈できそうなラスト、私は彼自身が望んでいたラストと取りましたが・・・。
ところで、彼は弁護士らしいこと何かしてましたっけ?(笑)
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