クロニクルのレビュー・感想・評価
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軽くネタバレです。
POV 形式を利用して上手く誤魔化された部分もあるような気もしますし、不自然さも感じないでもないですが、割りと効果的に使われていたような気もしますし、手振れも自分的には許容範囲でした。
それは兎も角、切ないお話でしたね。
夢のある設定ですし、途中までは3人で仲良く過ごしていただけに、やりきれないですよね。
病気がちの母に理不尽な暴力をふるう父。
経済的にも苦しく、学校でも虐められていれば、簡単には他人を信用したり出来ないし、悪い方向に考えてしまうのも致し方ないかと思います。
アンドリューにはこんな能力よりも宝くじに当選した方が余程助かったのではないかと思ったりしてしまいました。
あまり評価は高くないみたいですが、観て損の無い一本だと思います。
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自宅(CS放送)にて鑑賞。孤独な頂点捕食者を自称する者の哀しみを描くPOV。(家庭内で圧倒的な力を持つ)同性の親と敵対するエディプス・コンプレックスとネグレクトに力を爆発させるのは『キャリー('76)』、空を飛ぶシーンは『幻魔大戦('83)』、『ハンコック('08)』、監督の次回作『ファンタスティック・フォー』シリーズ('05・'07・'15)、クライマックスは『AKIRA('88)』を想起。徐々にエスカレートしコントロール出来無くなっていく様を丁寧に描く。荒唐無稽さを無視すれば愉しめる。65/100点。
・自らの力で浮遊させるカメラから撮ると云う手法は発明・発見に近い。
・監督のJ.トランクと“アンドリュー・デトマー”役のD.デハーン、“マット・ギャリティー”役のA.ラッセルは、絆を深める為、15日間同じ家に住んだ。亦、ピンクの髪の“モニカ”役だったA.ウッドは撮影当時、交際していたD.デハーンと公開後、結婚した。
・鑑賞日:2016年1月27日(水)
どうなるの?
始まった時は何も取り柄のないアンドリューが力を手に入れ、誰よりもそれを巧く使いこなし、親友と呼べる友達も出来た。
だがその力を復讐の為に利用してしまう。
自分が1番強いと。
最上捕食者と言ってたかな?
「ハエを簡単に潰してしまうことになんの気持ちも持たないって所が大事なんだ。」となんとも不気味なことを言うようになってしまう。
虐待を受けていた父に力を使ったり、
強盗に使ったり、、、
親友としてきちんと叱ってくれるマットにも当たってしまう。アンドリュー
いったいどうなるのかなんの予測もつかないままどんどん進み、、、、、
最後には抑えの効かなくなってしまったアンドリューをマットが殺してしまう。
まさかの展開になってしまった。
観ている最中はずーっとなにこれ?って感情があったんだけど、
観終わってからあーなるほど。と妙に納得してしまった。
予測できて、予測できない。
高校生で目立ちもしない主人公が手に入れた超能力。
アメコミなどではその能力を使ったヒーロー物語となるだろうがこの映画ではそうかっこよく、上手くはいかない。
自分の力の大きさ故に変わってゆく彼、最後は悲しい結末へと向かってゆく。
誰しもが憧れる超能力、自分達が手に入れたらこのようにならないだろうか、とても現実味を帯びた作品だったと思う。
誰かが作りそうで作らなかった?
誰しもこんな空想を抱いた事があるのではないか?と思う事を映像化した事は凄い。
こんなん作られたら、文句言いながら観てしまうだろう(笑)
そして、もし超能力を使えたらどうなるか?と言うストーリーを上手く構成している。
しかし、過ぎた力は危険で少年たちが選んだ選択は悲しい。
当然、ディズニー映画ではないから、この結末は自然だが改めての驚きはないのが惜しいと思う。
もったいない
DVD200円ゲットシリーズ。 ある日超能力を手に入れた高校生たち...
ある意味モキュメンタリーの到達点
面白いか?
力を手に入れた代償か、、
意外な展開
クロニクル
ある日突然手に入れた特殊な能力を使ってイタズラを重ねる平凡な高校生3人組が、
いつしかその強大な力に自ら振り回され、
思いもよらぬ事態を引き起こすさまを、
ファウンドフッテージ・スタイルの臨場感あふれる映像で描き出していく。
超能力がテーマなのですが、
そんなに派手さはなかった。
よくいる男の子たちがひょんなことから非日常な世界に足を踏み入れてしまったらという映画であり、
こういう状況だからこそ、
本来の人間性があらわになるというリアリティのある作品。
超能力描写もリアルで違和感ありません。
蜘蛛を相手に超能力を使うシーンが印象的。
本作はPOV方式で撮影されているのですが、
超能力でカメラを飛ばして撮影しているため、
独特のカメラワークが面白い。
想像の範疇は超えた
日本国内では短期間の限定公開だったが、海外ではかなり注目されていた作品だった。よって期待値高めでの観賞だったのがいけなかったのか、私個人はそれほど気に入ることは無かった。しかし、想像していたよりはかなり面白い作品だったと思う。所々予算の少なさが露呈するが、意外と引き込まれていて気にならない。全編に渡りPOVだが、主人公らが力を手にしてからはカメラを好きに操ることができるため、なかなか良いカメラワークだったことには感心。POV特有の画面酔いは比較的しない作品だろう。
オチも好きだが、ストーリーにメリハリが感じられ無かったのは残念。POVということはやはり忘れてはならず、終始同じテンポに思えてしまう。だからと言ってPOVではない作品だったらこの雰囲気ではないまた違ったテイストの作品になり、ヒットには繋がらない可能性が考えられる。…映画作りも大変だなと、ふとそんなことを思った。
銃乱射事件とかを考えてしまう
漫画AKIRAみたいだと思った。主人公がどんどん怪物化して行く過程は恐ろしさを感じた。弱い人間が超能力を手にすることで次第に選民的な思考になり爆発してしまう。アメリカの銃乱射や日本の通り魔事件など若い人が爆発して殺人を犯してしまう悲劇に見えてくる。
なかなか
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