劇場公開日 2013年9月27日

  • 予告編を見る

「映像の撮り方と繋げ方が良かった。」クロニクル Opportunity Costさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0映像の撮り方と繋げ方が良かった。

2014年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

良かった。

主人公の一人であるアンドリューが撮影したビデオ映像を繋げている本作。
アンドリューの視点で物語は進んでいきます。

この手の作品で共通する欠点として以下の2点が考えられます。
・リアル感を出すために意図的な手ブレ感があり映像に酔い易い
・撮影者である主人公の姿が自画撮りとなるため不自然

しかし本作では主人公達が得た念動力があるためビデオを浮かせて撮影しているということで上記2点を解消しています。
モキュメンタリー感と映画としての見易さが違和感無く両立させている点は好感が持てます。

また撮影したビデオ映像の繋げ方も良かった。
一つの場面を撮影した映像が流れ、ブツッと切れて次の場面に移る。
その際の時間的経緯と彼等の力と関係性の変化が丁度良い。
その距離感というか、成長の度合いが丁度心地よく次の場面での変化が楽しみになります。

映画「AKIRA」を観ておくとさらに楽しめると思います。
オススメです。

コメントする
Opportunity Cost