「パリの観光映画」新しい靴を買わなくちゃ kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
パリの観光映画
パリでの3日間。アオイのヒールが千のパスポートを踏んでしまい、ヒールが折れ、パスポートの写真もぐしゃぐしゃになったのがキッカケで2人は出会う。ホテルにチェックインしたっきりで、飲み歩いた末、アオイ(中山)の家に泊まってしまう千であったが、何もしないプラトニックな関係で進むのがいい。どことなく『ビフォア・サンセット』のような映画だ。
一方のスズメ(桐谷)はパリに住む画家志望のカンゴ(綾野剛)の部屋を訪れ、甘い3日間を過ごすのだが、こちらは結婚の約束を取り付けられず、不本意に帰国することとなる。アオイは結婚歴があり、息子を幼くして亡くしている過去もあり、東京ディズニーランドと同じ年の千からすれば年上なのに未来を予感させる。
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