「敵の敵は味方」ビトレイヤー odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
敵の敵は味方
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邦題のビトレイヤー(Betrayer)は裏切り者とか売国奴のこと、ネタバレですね、原題はWelcome to the Punch、パンチは波止場の武器輸入のコンテナがある場所で事件の発端であり終結場所。
なんでロンドン警察の銃武装が事件の鍵なのかと思ったら、なんと平時は警官は銃を所持しない伝統だそうだ、銃規制の厳しい日本でも警官は携帯しているから摩訶不思議な気もする。
敵の敵は味方の故事のごとく巨悪を前に熱血刑事とクールな悪党が手を組むと言う奇抜なプロットだが陰謀ものは見飽きているので見どころは登場人物のキャラクターでしょう、ロートル達がいい味出していましたね。もっとも大物マーク・ストロングと殺し屋ジョニー・ハリスが似たような風貌なので序盤は紛らわしかった。
事件の繋がりが分かり難いがアクションと展開はテンポよく余計な色事も挟まないので見ていて飽きはしなかった、リドリー・スコットさんが絡んでいるからか、よくあるB級刑事ものとは出来が違いますね。
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