「強い女ってカッコいい!」エージェント・マロリー Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
強い女ってカッコいい!
元海兵隊員でスパイのマロリーは あるミッション中 罠にはめられてしまう。 その報復へと駆り立てられるマロリーだが、その先にある 巨大な陰謀があることを知り…というストーリー。
格闘家が魅せる リアルアクション、主人公のマロリーを演じたのは アメリカで有名な女格闘家のジーナ・カラーノ。 驚愕のファイティング・シーンに加えて、女優顔負けの美しさと 演技力。 今までにも 強い女キャラはたくさんいましたが、思わず唸ってしまう 戦いっぷりです。 彼女の存在を知っただけでも 観た価値があったと思います。
そんな頑張る主人公の脇を固める俳優陣が 豪華すぎて更に驚き! マイケル・ダグラス(『ウォール・ストリート』)、アントニオ・バンデラス(『長ぐつをはいたネコ』)、ユアン・マクレガー(『ゴースト・ライター』)、マイケル・ファスベンダー(『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』)、ビル・パクストン(『アポロ13』)など。その中に今 注目のイケメン俳優 チャニング・テイタム(『親愛なるきみへ』)もいますが、先輩たちにおされ気味で “お飾り出演”でした。
エピローグの切り込み方や、ヒロインの人間性(私情をはさまないスパイ経歴)など 今までにない設定で グッと心を掴まれました。 逆に この物語はどこまで広がりを見せるのか 流れを追うのにちょっと苦労する部分も。 監督は『コンテイジョン』や『オーシャンズ・シリーズ』を撮った スティーブン・ソダーバーグと聞くと、なんとなく納得。
(俳優の)キャラ・イメージと配役に少しズレを感じつつ、主演のジーナはしっかりアピールできていたと思う3.5+主役級の俳優陣をまとめて見られるポイント0.5で、トータル4.0。 強い女ってカッコいいです!