ハード・ラッシュのレビュー・感想・評価
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コンクリート詰め・・・怖っ
コンテナ船に乗り込んだクリス(ウォールバーグ)と仲間たち。組織から狙われることになった家族ケイト(ベッキンセイル)と子どもたちは相棒のセバスチャン(リビシ)に託して、時間が限られる中、最大限の小細工を施す。
手振れカメラと切り替えの早いカット。とても見にくいのだが、雰囲気は伝わってくる。偽札とコカイン、さらには有名絵画もバンにそのまま詰めて密輸するのだった。
実は密輸を告発して海に捨てさせるという罠を仕掛けたのがセバスチャン。今回もギリギリのところで密告するのだが、クリスたちはその上を行っていた。そして、留守中に誤ってケイトを瀕死状態にしてしまったセバスチャン。コンクリート詰めにされそうになるところを間一髪で助け出し、セバスチャンも捕まってしまう。
弟と親友ひどい
親友がクズ過ぎるよな。奥さんに好意があるのは分かるけど、セメントで生き埋めはまじでないよな。パナマにチンピラを仕切っていた奴いたけど、すぐ死んだな。もう少し戦闘シーンとか観たかったかな。
ハラハラドキドキ。
・船の運び屋の映画。最初から最後まで問題続出でハラハラドキドキ。楽しく観れました。
・妻の弟無能過ぎて腹が立つ!見捨ててしまえ!と思ういっぽう、アメリカ人の身内に対する人情のようなものを感じた。
・船の運び屋なのに、海のシーンが少ない。
・奥さん巻き込まれて可哀想。豹変する友人怖い、、。
やる気の無い邦題
どこかで聞いた事あるような、やる気の感じられない邦題。
すぐ浮かぶだけでも、「ハード・チェック」「ハード・キャッシュ」てのがあり(調べたら似たのがまだあるでしょう)、なんでパッとしないタイトルつけるかなーと思いながら観たら...中身もパッとしなかった。
バカな義弟のために、再び悪事に手を染める元運び屋の主人公が、転んでもただでは起きないかの如く、漁夫の利を得るオチは嫌いでは無い。
だが、そこに至るまでの過程があまりにも強引で、リアリティが無さすぎる!
リアリティの無いアクション映画は山ほど観たけど、それとは違う、なんだろう?この観終わった後のすごい違和感て考えたら、わかりました。
目的地へ行ったら、なし崩し的に名画強奪やる羽目になり、主人公達だけあっさり助かる。憎たらしい船長の自宅で、あっさり主人公だけ脱出できて、敵だけ罠にハメる。ドアをばんっで頭ごんっ、死亡確認もせずセメントかけられる妻。そして全て丸く収まりめでたしめでたしって、これコメディ映画でよくあるやつだと(笑)
コメディ映画のシチュエーションを役者が皆シリアスにやってたのが、違和感の正体だったのです。
という事で、本作はサスペンス・アクションとして観たらバカバカしくてやってらんないので、コメディ映画として観るのをオススメします。
コンテナ船での密輸
運び屋の映画でコンテナ船での密輸描写をじっくり描いたのは珍しくて面白かった。仲間の一人が船を壊すのは嫌だとごねていたところが、船乗りらしくてよかった。見ているこっちも船が壊れそうになるところは少し胸が痛んだ。
敵のチンピラも、主人公のマークウォールバーグも家族を持っていながら悪事に手を染めざるを得ない、そんな人生の悲哀を感じさせるところもよかった。
最後、船長の部屋にチンピラが押し入ってコカインで騒いでいるところに船長が現れる場面がとても面白かった。
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