「やる気の無い邦題」ハード・ラッシュ たぁ〜ちぃんさんの映画レビュー(感想・評価)
やる気の無い邦題
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どこかで聞いた事あるような、やる気の感じられない邦題。
すぐ浮かぶだけでも、「ハード・チェック」「ハード・キャッシュ」てのがあり(調べたら似たのがまだあるでしょう)、なんでパッとしないタイトルつけるかなーと思いながら観たら...中身もパッとしなかった。
バカな義弟のために、再び悪事に手を染める元運び屋の主人公が、転んでもただでは起きないかの如く、漁夫の利を得るオチは嫌いでは無い。
だが、そこに至るまでの過程があまりにも強引で、リアリティが無さすぎる!
リアリティの無いアクション映画は山ほど観たけど、それとは違う、なんだろう?この観終わった後のすごい違和感て考えたら、わかりました。
目的地へ行ったら、なし崩し的に名画強奪やる羽目になり、主人公達だけあっさり助かる。憎たらしい船長の自宅で、あっさり主人公だけ脱出できて、敵だけ罠にハメる。ドアをばんっで頭ごんっ、死亡確認もせずセメントかけられる妻。そして全て丸く収まりめでたしめでたしって、これコメディ映画でよくあるやつだと(笑)
コメディ映画のシチュエーションを役者が皆シリアスにやってたのが、違和感の正体だったのです。
という事で、本作はサスペンス・アクションとして観たらバカバカしくてやってらんないので、コメディ映画として観るのをオススメします。
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