「画面に釘付けになったことを覚えています。」スター・ウォーズ 特別篇 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
画面に釘付けになったことを覚えています。
"スター・ウォーズ" シリーズ第1作の特別編。
"金曜ロードショー" で鑑賞。
ノベライズは未読です。
人生で初めて観た「スター・ウォーズ」でした。
その頃、エピソード1の存在は認識していたので大分混乱しました。頭にハテナがいっぱいでした。この間公開されたのはエピソード1。では今放送されているのはいったい何?明らかに古い。ハリソン・フォードめちゃくちゃ若いし…
一緒に観ていた父に訊いて、疑問はあっさり氷解。
エピソード4を先につくっていたのか…。へんてこりんなことをしたんだなと思いましたが、VFX技術の不足などの製作当初の諸事情を後に知り、納得がいきました。
ええもんの反乱軍、わるもんの帝国軍と云う単純明快な勧善懲悪で両者の関係性が分かり易く、テンポ良く織り込まれるアクションに冒険活劇の面白味・醍醐味がこれでもかとぶちこまれていたので、無条件で夢中になれました。
デス・スター攻略戦が秀逸。その時すでに特撮ファンだった私は、ワクワクせずにいられませんでした。ミニチュアを使って撮影されていましたが、日本の特撮技術が足元にも及ばないくらいクォリティーが高いなと目を見張りました。
ダース・ベイダーのビジュアルのインパクトたるやすごかったです。冒頭の登場シーンからして、圧倒的威圧感と「こいつ絶対強いやん」と思わせられました。極悪とはこのことを言うんじゃなかろうかと、悪玉な造形に魅せられました。
[余談]
チャンバラごっこが好きだったので、おもちゃをねだりましたが買ってもらえなかったので、祖父の家にあった細見の懐中電灯の先に丸めた紙を巻きつけてスイッチオン。根本だけがぼやっと光るお手製ライトセーバーの出来上がり。
その後、クリスマス・プレゼントとしてアナキン・スカイウォーカー・モデルのライトセーバーを買ってもらいました。なんと嬉しかったことか。いい想い出です。
※修正(2023/05/05)