ゼロ・グラビティのレビュー・感想・評価
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良くまとまっていて素晴らしいシーンもありましたが、少々薄口です。
スペースシャトルの船外作業中に宇宙空間に放り出された、二人の宇宙飛行士のサバイバルの物語。
中々良い作品でした。設定もストーリーもしっかりとして無駄がなく、宇宙空間の映像も迫力がありました。
夭逝した娘を思い、生を諦め静かに死を受け入れる主人公。そして・・・名シーンでした。
ただ、映画全般を通して、もう一波乱があっても良かったかもしれません。或はISSの爆発シーンをもう少し引っ張るとか。あっと言う間の90分でしたが、少々あっさり感が残り評点が少々低くなりました。
ラストの
水、虫の音、手や足につく泥、それらの気持ち良さそうなこと。重力のある素晴らしい地球。
やはりタイトルは日本の「ゼログラヴィティー」無重力ではなく、原題の「グラヴィティー」重力、としないと監督の意図は反映されないと思います。
【宇宙サバイバル映画の傑作。アルフォンソ・キュアロン監督の”GRAVITY”の描き方に脱帽である。】
冒頭からカットなしのロングテイクで、一気に観ている自分も宇宙空間へ。
宇宙ゴミの飛来シーン。
国際宇宙ステーションへ向かうシーンでのマット(ジョージ・クルーニー)とライアン(サンドラ・ブロック)の会話。
ライアンの目線で描かれる猛スピードで回転し続ける映像。
自らを犠牲にして、宇宙空間に投げ出された筈のマットがライアンに語り掛ける姿。
ライアン自身の悲しい過去も挟み込まれつつ、”天宮””神舟”という、中国の実在の宇宙ステーション、宇宙船を頼りに地球生還を試みる極限状態でのライアンの姿。
そして、海岸の砂地を踏みしめるライアンの足のショット・・・。
<91分間の宇宙空間体験を堪能したとともに、アルフォンソ&ホナス・キュアロン親子の凄腕に平伏した作品>
<2013年12月14日 劇場にて鑑賞>
私達はいつも夜空を見上げては過去を見ている不思議
私、宇宙とか好きなんです。
宇宙には“きり”があるのか…考えてみたり。
私達のいる地球も太陽系の惑星の一つ。
その太陽系が存在するのは銀河であり、その様な銀河は宇宙空間に数千億個?あると言われ、とても想像できない程大きな空間。
その真っ暗な闇の中に取り残され、酸素も失われてしまったら、もう死ぬしかないだろうなと思った。
ただツッコミ所が多くて、折角 普通では味わえない宇宙空間をテーマにしているのに勿体無いなと思ってしまった。
所々 “????” ってなって…作品的にそうしないと話が進まないしな…と思いながら観た。
素朴に…あんな サンドラ・ブロックみたいな“ミッション・スペシャリスト” って居るのかな???って。あんな感じでも搭乗出来るなんて不思議だった。
宇宙に興味があって(専門家みたいに詳しくはない(笑))、前のめりで観始めただけに、娯楽作品として単純に楽しめなかった自分が悲しかった。
どう撮影しているの?宇宙空間のトラブルを描くヒューマン映画
~ポケモントレーナーみゆきは、80点の経験値をもらった!~
2013年に公開されたヒューマンサスペンス映画。
公開当初にその撮影方法が話題になりました。
一回観てみてください。
360度の宇宙遊泳をずっとしている感覚で観られるのですが、この状態をどう映像化しているのかが不思議です。
ストーリーは、宇宙空間でトラブルにあった数名の宇宙飛行士を描いたものです。
無重力で身動きの自由に取れない状態で孤独な生と死の境界に身を置かれたらどうするでしょうか。
パニック状態になりながらも生きるために冷静に対処しなければならない。
時に諦め、時に奮起する姿は応援したくなります。
自分が同じような状況に置かれたらとはできれば考えたくない過酷な環境です。
今、地球上で重力を感じながら生きられていることに感謝しながら、努力していこうと感じさせてもらった映画です。
★大好きなポケモンに例えると★
ゴースト
極限状態の中で極限の無とどう立ち向かっていくのか。
映画が終わって地面を踏みしめてる事に安堵した
ストーリーとか設定とかに面白みがあったわけではなく、ただただ疑似体験した感じ。
もう どんなことがあっても 宇宙空間になんか行くものかと心に決めることになった映画。
宇宙怖い
3D(real D)吹き替えで鑑賞。
宇宙での人間(生命)は完全に無力という、
宇宙を完全な「地獄」として描き、そこからのサバイバル。
リアルかどうかとか宇宙を知ってる人が少ないので、
そこは議論の対象ではない気がして、
それよりも話の筋を凌駕する宇宙の迫力と、
「ゼログラビティ」感に浸りに浸った。浸りすぎて眠気が…。
大気圏突入で、「ガンダムさえあれば」と思ったのは、
自分だけではないだろう。
自分の見た環境の所為か、
3Dは自分に向いてないんじゃないかということと、
久々の吹き替えで違和感が拭えなかったことが残念。
real D方式がダメなのかな?
乗り物酔いし易い人注意。
御都合主義でも面白ければそれで良い。
賛否両論あるらしい今作、調べたらどうやら物理的にあり得ないことが多いらしい。宇宙船内の火災とか消火器で移動するとことか。
あと確かに何度か見せ場を作るために、配置された展開だなぁって思うところはあった。御都合主義的な。けど面白いからそれで良いわってなった。大体映画って見せ場があっての映画だから。映画のウソっていうのは必要悪。
まああまりにも都合良すぎると映画に集中できなくなるが、僕はそこがカバーできるぐらいの展開があれば良いと思う。
なので今作はそれなりに説得力があったと思う。そして映像的に面白い。もうこれで良い!ってなった。宇宙の壮大でリアルな物語を観ようとしたらダメ。もっとリラックスして観る映画だと思う。
ツッコミどころは多々あるものの
素晴らしい作品でした。
真に迫る映像だけでも一見の価値があるかと思います。
ストーリーとしては然程複雑な訳ではありませんが、それがまた良かったのかもしれませんね。
映像は勿論、音も上手く使い、美しさや怖さ、緊迫感も上手く表現されていたと思います。
宇宙に投げ出されるって想像しただけでも恐怖ですが、知力や体力だけでなく、精神面でも強くなくてはならない…宇宙飛行士って尊敬に値しますね。
決死の帰還物語!
とても映像が綺麗で、
宇宙の壮大さを感じることができます!
宇宙の大きさ、強さ、予測のつかない事に敵わない、、、
宇宙は綺麗で美しい所だけど、
人間にとってはとても危険な場所になりうる。
そんな所で遭難してしまった2人のクルーたち。
どう生き残っていくのか、
恐怖と戦いながら、励ましてくれる存在がいてくれる事で、人は前に進めると感じました!!
死の恐怖、本当にそれは普段感じることのない事なので、この映画を通じて、ふつうに生きている事にも感謝だし、こうやって危険を冒しながらも、宇宙の研究や取り組みをしてくれてる人がいる事にも感謝!!
人は小さくて、弱くもあるけど、とてつもない力を発揮する事もある。
なんだか、勇気と希望を持てる、そんな映画でした🎬
私はそれでも、宇宙に行ってみたい🌏✨
あなたは地上にあってもゼログラビティでは無いといえるのだろうか?
最初に観たのは海外出張の飛行機の中
空中で観たからなのか初めの方のシーンだけで座席の小さい画面でも酔いそうになり視聴を止めた
それ程の浮遊感だ
改めて観てその浮遊感の凄さに圧倒された
科学的考証の視点で言えば怪しいシーンは多々ある
終盤の大気圏突入シーンに至っては、大気圏突入角度を正確に設定しなければならない
これはあり得ないご都合主義のシーンだ
けれども全体として言うと本作は2001年宇宙の旅以降、初めてまともな宇宙の実相を真正面から映像にした映画だといえる
2001年宇宙の旅の金字塔から無数の宇宙映画が撮られたにも係わらずだ
それらは宇宙の雰囲気だけで何ひとつそれを超えた宇宙の表現ができていなかった
これだけ特撮もCGも発展してきたのにだ
それだけでも意義はある
ゼログラビティ
それはすなわち浮遊感だ
主人公はミッションスペシャリストとして宇宙の第一線で活躍する女性
しかし彼女は娘を失っておりそれ以来彼女の精神はゼログラビティの中にあった
本作を観ている私たちもまた、地球の上で安楽に映画を観ているようで、実は本作の宇宙の様に浮遊してはいないか
大地につなぎ止めてくれる重力をあなたは持っているのだろうか
そんな不安感を観るものに与える映画だ
そしてもちろんそれが本作のテーマなのだ
そして主人公は宇宙のゼログラビティの中で精神的な重力を得る
そして大地にその足で立つのだ
主演のサンドラ・ブロックはそのテーマを良く理解していたと思う
アカデミー主演女優賞は当然だろう
また音楽もメロディではなくどちらかといえばハンス・ジマーのような音響音楽でありテーマと密接に連動したもので、こちらもまたアカデミー作曲賞をとるのも当然だ
音響効果もサラウンドの醍醐味が味わえる素晴らしい臨場感を作り出している
これを超えてくる映画が待たれる
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