劇場公開日 2012年4月21日

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タイタンの逆襲のレビュー・感想・評価

全30件中、21~30件目を表示

4.0怪獣映画クラスの家族喧嘩!

2012年4月30日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

前作から2年、神話には無いオリジナルの物語が繰り広げられる続編。

前作と比較すると登場人物の数やモブ(群衆)シーンは減ったが、
大スケールのアクションが増えた上、物語のテンポも軽快なので、
結果的に前作よりスケールもドラマの密度も増したように感じられる。

あと自分、子どもの頃に怪獣映画が大好きだったんですね。
たしか劇場で初めて観た実写映画は『ゴジラVSキングギドラ』、
劇場で初めて観た外国映画は例の
『仏水爆実験でデカくなったイグアナが何故かNYで暴れる映画』ですよ。

『インモータルズ』の小っちゃなタイタン族に
「ぜんぜん巨神じゃないじゃん!」と不満タラタラだった僕としては、
設定身長500m(爆)という今回のクロノス様の登場にガキんちょみたく興奮した訳です。
腕の一振りで街を壊滅させる圧倒的スケール!
イエス、これぞ巨神!

更には他の怪物たち——特技多すぎなキメラや顔が超怖いミノタウロスも大暴れ!
人間サイズだが戦神アレスとペルセウスの一騎討ちにも燃える燃える!
最後はクロノスvsまさかの最強タッグの頂上対決!
これじゃ、こういうド派手なギリシャ神話が観たかったんじゃッ!!

美的センスの高い方は美術面に優れた『インモータルズ』が断然好みだろうが、
やっぱ僕はこれくらい見所満載の熱苦しい映画が好き。

それに今回はドラマも熱い。
ゼウスとペルセウス、ペルセウスとその息子の父子の絆、
ゼウスとハデス、ペルセウスとアレスの兄弟の確執。
それぞれの決着に胸が熱くなります。

ま、不満もある。
クライマックスにおけるクロノスの“巨大感”の演出についてだ。

前作『タイタンの戦い』は個人的にはまあまあな出来の大作映画だったが、
クライマックスの演出だけはズバ抜けて見事だったと記憶している。
巨大な怪物“クラーケン”が海からせり上がってくるシーンがそれだ。
群衆と怪物をひとつの画面に収め、それを人の目線(ローアングル)から捉える。
と同時に、馬を駆るペルセウスをカメラが猛然と追い掛ける……。
あのシーンには思わず鳥肌が立った。

『大きさ・速さの比較対象を画面に置く』
『ローアングルで撮る』
といった“巨大感”の演出が本作には不足してたかな。
最終決戦のスケールを更に打ち出して、ラストをもっと盛り上げて欲しかった。

けどメチャクチャ楽しめた!
GWの映画に本作なんていかがでしょ?

<2012/4/21鑑賞>

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浮遊きびなご

5.0ゼウス3世代による地球防衛戦

2012年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

3D上映しかなかったのでしぶしぶ2千円払って見た
金曜夕方なのに客もまばらで、これは2千円どぶに捨てたと覚悟した
しかし、始まってすぐにその不安は欠片ほども残らず鳥肌物の興奮へと変わった

前作が若干期待はずれだったのもあるし、タイミング悪く大作とかぶってしまっているのもあるが、その中でも一番興奮でき楽しめる映画となった
3Dをここまで上手に駆使して、映画館で前後の動きで楽しめたのも初めて経験した

それだけでなくストーリーもそれぞれの親子、兄弟の愛や裏切りをうまく織り交ぜて深みを持たせ、それに弩迫力映像の戦闘シーンがあり、スピード感、臨場感、壮大さ、ちょっとした笑いの要素どれをとっても満足できる出来に仕上がっていた かっこいいいい、すげえええと思わず口に出そうになる鳥肌全開もののエンターテイメントを味わえた
これはアクション映画好きなら絶対にお勧めできる一本

監督も続投で3作目の製作が決定しているので、楽しみに待ちたい

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bp

2.5作れば作るほどに・・・

2012年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

前作のラストで、ゼウスの力によって蘇り、ペルセウスの妻になったはずのイオがどうなったのか気になるところ。イオを演じたジェマ・アータートンのクレジットがないのが残念。イオのその後については、映画が始まって早々に語られる。
今回のヒロインは、前作で怪物クラーケンへの生贄から逃れた王女アンドロメダに置き換えられている。81年版の「タイタンの戦い」に回帰したとも言えるが、リメイク版だった前作で唯一のオリジナル要素がイオの登場だっただけに、自ら独創性を放棄したことになる。
そのアンドロメダも王女からアルゴスの女王となり、前作のフランス系女優アレクサ・ダヴァロスからイギリス系の女優ロザムンド・パイクに変更になっている。
変わらないのは主神ゼウス(リーアム・ニーソン)ぐらいで、ほとんどのキャラクターが初顔で、続編というよりはまったく新しい話といっていい。
金属のフクロウ“ブーボー”だけは、3作すべてに登場する。

今回の目玉は、空飛ぶ双頭から火を吐くキメラ、カルタロスの牢獄の番人ミノタウロス、二刀流の鬼が二体合わさったマカイ、500メートルの巨神クロノスといったクリーチャーだが、VFXも含め目新しさは感じられない。
むしろ堕ちた神ヘパイストスが追放されたケール島に住む巨人のほうが動きが面白い。ペルセウスにやられて、一つ目を見開いたままノビた顔はなんとも異様だ。

3Dは、前作同様あまり効果がない。映像を見ても3Dである必要性をまったく感じない。
ストーリーは前作のほうが面白く、しかも30年以上前のオリジナル作品が原始的なコマ撮りによる映像作りながら見応えのある内容で、このシリーズ、作れば作るほどつまらないものになっている。

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マスター@だんだん

3.0もうひと押し何か欲しかった

2012年4月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

興奮

前作はなかなか興奮させられるアクション映画でしたので、今作を期待して見に行きました。
序盤のキメラ戦からサイクロプス戦あたりはなかなか面白いものでしたが迷路の場所あたりから少々ペースダウン。時間がたつごとに変化する迷路という点では面白いのですがあっさり出口を見つけるなど短いゆえにいまいち臨場感がない。そこに出てくるあのクリーチャーもなんだかよくわからないままやられたといった感じで、主人公たちを本気で困らせようとしている感じがしてこなかった。
一番気に入らなかったのは終盤での「三種の槍」を手にするために戦うあのシーンです。。ストーリー上必要にせよあいつと戦うシーンが来たときは「う~ん」と思ってしまいました。前作もオリジナルも一番の魅力っておぞましいクリーチャー達と戦う点だと思うのです。一様人間ではないにせよあのファイトシーンはなんか画的に退屈。
しかしそういった不満をフォローしてくれたのが終盤に出てくるあの二人組の熱い展開と画面いっぱいに映るクロノスです。
IMAXで見たのですがクロノスから出る絶望感はとてつもないことになっています。最後を締めくくるのにふさわしい敵となっています。
序盤と終盤がよかっただけに、ドラマ性を重視しすぎたせいか中盤はとてもだれてしまっていて残念に思う映画でした。もうひと押し、後もうひと押し何か欲しいところです。

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ソロモン

5.0観て損はないと思います

2012年4月23日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

神話を題材にした映画は過去にいくつも観てきたが、自分の基礎知識の無さや神々の関係性、またその名前の紛らわしさから理解が難しい部分があった。またある程度分かっていることを前提にして作られていたのかもしれない。しかしこの映画「タイタンの逆襲」は登場人物の関係も、それぞれのキャラがハッキリしているので、実に分かりやすく作られている。また必要最低限の主要人物に抑えられているのも良い。それでいてしっかりとスケール感があるし、ストーリーに無駄がなく一気にラストまで観る事が出来た。もっと観ていたいとさえ思ったほどだ。この監督の前作「世界侵略 ロサンゼルス決戦」もかなり良かったが、本作はそれ以上かもしれない。

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harukita

3.5ドラマ性が上がった続編。

2012年4月21日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

普通におもしろかったです。

展開は前作と変わらないですが、ドラマ性が上がっていてラストは、少し感動しました。

前作より魔物も多く楽しめるし迫力満点。

最後の呆気ないと言われてるクロノスは、そこまで悪くなく楽しめました。

3Dも前半はちょっと微妙ですが、後半からはよく、タルタロスの牢獄での動く迷路は楽しかったです。

今作で終わりなのかわからないけど、明らかに完結編っぽい仕上がり。

もしあったら、息子の話かな…。

できればない方がいいけど、あるなら監督は今作の監督にやらしてほしいですね。

今作の監督、ジョナサン・リーベスマンは、結構、ドラマ、アクションに向いてることがわかる作品でしたし…。

とにかく迫力と映像を楽しむ映画なのでぜひ劇場で。

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クロっぺ

4.5圧巻の冒険活劇!

2012年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

親子の葛藤&絆,
世代交代の悲哀をシンプルにさりげなく効かせて,
3Dの奥行きでスケール感を際立たせたアクション祭り。

思わず息を呑むダイナミックな構図が連発で興奮!

圧巻の映像と,
奮い立つ勇気の行動にワクワクした。

神々と人類に魔物が入り乱れて戦う神話の世界を満喫。

前作よりもはるかに面白くて満足!!

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AKIRA

3.5グッとよくなった続編

2012年4月11日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

興奮

だんだんとレベルアップしていく敵を倒し、旅の仲間を得て、ダンジョンを攻略し、強力な武器をゲット。そしてラスボスに挑む!

…と、まるっきりRPGな展開は前作同様。

しかし、それはわかりきっているのでいまさら言うことでもない。付け焼刃な3Dが酷評された前作と違い、今回はきちんと3Dを意識した絵作りがなされていて、3D映画としての面白さもなかなか。

そもそも個人的には前作の内容も嫌いではありませんでしたので、3Dが改善されたらグッと印象もよくなりました。

監督の人選も今回はなかなかの当たり。ジョナサン・リーベスマンが手がけた今回は、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の世界をそのままギリシャ神話の時代にもっていった感じ。

予告編を見てもわかりますが、爆発や噴煙、崩壊といった破壊描写やシーンやアクションシーンが「世界侵略:ロサンゼルス決戦」でも見られたような硬質でスピーディな描写に。監督の色がきちんと出ていてよかったです。

どんどんスケールアップしていく敵の強さも超ド級。ラスボスのクロノスの迫力は半端ない。

まあ、突っ込みどころはたくさんありますが、それを含めて楽しめる、ある種のバカ映画(いい意味で)ですから。

前作同様、そもそも神々に突っ込みどころが満載(笑

クライマックスのゼウス(リーアム・ニーソン)とハデス(レイフ・ファインズ)…ますますモンスターエンジンのコントを思い浮かべてしまいます。

レイフ・ファインズ「私だ。まただまされたな」
リーアム・ニーソン「お前だったのか…気がつかなかったぞ」
レイフ・ファインズ「暇をもてあました」
リーアム・ニーソン「神々の」
レイフ&リーアム「遊び」

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α

3.5恨み(wrath)の矛先は内輪もめ

2012年4月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

前作より楽しめました。 やっぱりプレビューの激しさは いいとこ取りが否めませんが、期待を裏切ることはなかったので 良かったと思います。
『世界侵略:ロサンゼルス決戦』を撮った監督の作品だけあって 戦闘シーンでは 魔物を相手にする人間の無力さを見せつけるという点が 臨場感ありました(2Dでの鑑賞です)。

ペルセウスを演じた サム・ワーシントン。 神オーラがないけれど、熱いもの持ってますという主人公を好演。 ヒーローキャラ定番の 筋肉隆々とは程遠い、どこにでもいそうな中肉中背だから 親近感湧きます。 後半、“成長したペルセウス”が 印象に残りました(次回作、あればぜひ観たいです)。

ハデスを演じた レイフ・ファインズ。 ダークなイメージが似あいすぎる ヴォルデモード卿、でも本作品では ちょっと控えめの脇の脇役。

アゲノールを演じた トビー・ケベル。 彼のキャラクターと演技があったからこそ本作品の評価が上がったと私は思います。 『ロックンローラ(2008)』の時のような 荒々しさがあると もっと面白かっただろうなぁ、でもそれだと サムが目立たなくなるから このキャラ設定で納得。 汚い格好してますが、実は ナイス・バディーのイケメン☆

その他、ガンダ〇フに見えちゃう リアム・ニーソン(『アンノウン(2011』)、隠れた大物・ビル・ナイ(『パイレーツ・オブ・カリビアン・シリーズ』)、紅一点・ロザムンド・パイク(『サロゲート(2009)』など正統派の俳優さんぞろい です。

とどのつまり“内輪もめ”で、それを説明されても 共感するまでに至らない。ただただ ゴッド・パワーが見たいのですという観方も 悪くないと思います。 前作よりも個々のキャラクター設定がしっかりしていたのと、家族愛をテーマにしたのも デミゴット(半神半人)を受け入れやすくしたかな。

全体的見ると4.0なのですが、迫力とメインキャラの力強さが 最近観た『インモータルズ 神々の戦い(2011)』に負けていた点と、どうしても デミゴット(半神半人)に違和感が残る点で -0.5のトータル3.5評価。 今回も2Dで十分だと思いますよ。

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Blue

4.5タイタンの逆襲

2012年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

楽しい

興奮

前作「タイタンの戦い」は海外ではヒットしたが、ギリシャ神話のなじみの薄い日本では力作なのに予想外に低かった。今回の続編は3Dの効果もよく前作より面白い。内容には触れないがラストの決戦シーンは圧巻。音楽もよく
更に続編が予定されているそうだがフアミリー向の御伽噺のとして近頃ない楽しめる一編。

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