タイタンの逆襲のレビュー・感想・評価
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ゼウス親子二代に渡る兄弟喧嘩
ギリシア神話のペルセウスの活躍を描いた、前作『タイタンの戦い』から10年後の世界を描いた、スペクタクル・アクションの続編。前作よりもパワーアップしたVFXをふんだんに用いたアクション・シーンは、迫力満点。特にクライマックスのクロノスの復活シーンは、紅蓮の炎の熱量まで伝わってくるようだった。
前作で、怪物クラーケンを倒し、ゼウスの兄の野望を打ち砕いたペルセウス。その後は、妻の忘れ形見の息子と共に、穏やかな漁師生活を送っていた。しかし、人間からの崇拝が薄れてきた神々は、保持していた力も弱まりはじめ、クロノスを閉じ込めていた迷宮タルタロスも開き始め、魔物がこの世に溢れ出す危機が迫っていた。
ゼウスは、ペルセウスの元に助けを求める。また、冥界の王ハデスの元にも協力を求めに行くが、ゼウスの復讐に燃え、神の力の復活を願うハデスは、ゼウスの息子アレスと共に、ゼウスを捕えてしまう。そして、ゼウスの力をクロノス復活のエネルギ源として吸い取り始める。ゼウスの危機を知ったペルテウスは、ポセイドンの息子とアンドロメダ女王と共に、ゼウスの奪還に向かう。
この手のスペクタクル作品は、悪戦苦闘の末に、最後は強敵なラスボスを倒し、正義がスカッと勝利し、王女との恋も実って、ハッピーエンドがお決まり。本作も、それに漏れることない作品で、ストーリーとしてはベタな内容。ただ、日々進化していく映像技術の高さを満喫するには、素晴らしい作品であると思う。
出演者は、前様に続いてペルセウスをサム・ワーシントンが演じ、ゼウスをリーアム・ニーセン、そして新たに、アンドロメダ女王を、最近は強い女の代名詞の様なロザムンド・パイクが務めている。
うまく仕上がっている
戦闘シーンが格段に良くなっており、特に神話の獣がよくできていました。
でも、サイクロプスはちょっと違和感というか偽物感があったかな?
全体的に大分まとまりができており、うまく仕上がっているファンタジー作品でした。
ただ、やはり「指輪物語」「ホビット」と比べるとその差は歴然としており、あの二タイトルの壁が余りにも高すぎるのを再確認してしましましたね。
前作よりも面白く仕上がっている続編。相変わらずテンポ良くわかりやす...
前作よりも面白く仕上がっている続編。相変わらずテンポ良くわかりやすい展開、スケールが大きく出演者も豪華、十分に楽しめた。
意外と豪華なキャスト
こういう古代神話アドベンチャー系が好きであれば楽しめる。そうでない場合はスルーの映画。
たぶん、最近のきれいなグラフィックのゲームに見慣れていると、映像にも驚かない。それでも、迷路とかこってるし、ラスボスはでかくていい。
最初は低フレームレートなのが目がちかちかして気になったが、だんだんなれる。(さすがに高フレームレートで実写とCG作業は酷だったか)
あと、意外と豪華なキャストだったりもする。
神々の親子げんか&兄弟喧嘩
公開当時、3Dで鑑賞した時は、この大迫力映像などに大満足して『最高のアトラクションムービー』とか言って絶賛した記憶があったんだけど、改めてみてみると…『あれ?』
大画面&大音量&3Dの効果だったのかな?
ストーリーは、神々の3代の親子げんか&兄弟喧嘩。喧嘩したり、仲直りしたり。正直くだらない…
でも、テレビでもやっぱりド迫力。それなりに楽しめました(^^)b
とりあえず、サイクロプスがキモい(^_^;)
何部作かにしたいのかな
うーん、観たのが二回目だったのだけど、一作目のメデューサのイメージ位しかない。
シーン毎に観たことあると思うのだけど、面白さに欠ける。
凄く残念な作品。
最後に息子に剣を渡すシーンから、続編作る余地を残しているのが、内容が引き締まっていない原因かな⁉
今回もラストが…
視聴:2回目
推薦:アトラクション好きに
感想:前回同様、でかいラスボスを控えてそこまで悪戦苦闘するパターン。クロノスもっと暴れさせてほしいなぁ。まぁ細かいことは気にせずスカッと見れて良かった。
リーアム目当で見ましたが、今回は登場が多かった!リーアムの映画史上...
リーアム目当で見ましたが、今回は登場が多かった!リーアムの映画史上一番強いと思われますw まあ神様ですから
この作品についてですが、あいかわらずのCGで頑張ってます、もう次元が違うのでなんとも評価できないです。
最後のキスはわけわかんないw
前作の「Release the Kraken!」のセリフが耳に残る
まずは全体的にはまずまずの作品。
しかし、ハリウッド作品によくあるパターンで、
続編のセオリー、やっぱり前作は超えられていない。
でもCGは凄かったし、戦いのシーンは見事です。
個人的にはシナリオかな。
前半の間延びしたシーンが続出し、眠気を誘いました。
しかし、後半になるとテンポの良さがはまって
最後まで観る事が出来ました。
CGは文句のつけどころがありません。
サイクロプス、ミノタウロス、ペガサスともハイクオリティー。
特にボスキャラの凄さは前作通り。
今回もすごかったぞー。
この手の神様VS人間、神様VS怪物、人間VS怪物この組み合わせって
無限大ですよね、続品のネタには困らないでしょう。
冒険アドベンチャーの悩みは新しいアイデアでしょうね。
続品は期待はしないが必ず観るでしょう。
だって男は冒険って言葉が大好きなんだもん。
アクションと技術とスケールは贅沢な現代のハリーハウゼン映画
前作はリメイクの枠に縛られていたが、今回はその枠に縛られる事無く、劇中の巨神クロノスよろしく、縦横無尽に暴れ回る。
ギリシャ神話がモチーフ、超一級の映画技術を扱いながらも基本はB級。
ゼウスとペルセウス、ペルセウスとその息子、父子の絆を軸にしているが、はっきり言ってストーリー性はゼロ。
でも、それでもイイのだ。
異形のクリーチャーが登場し、熱いバトルが繰り広げられる度に興奮。
何にも考えずにスカッと楽しめる熱いアクションを見たければこれを見よ!
前作と切り離せれば
前作はギリシャ神話をモチーフにストーリー性もあったみたいだけど、前作の予備知識が観た後のプログラム読むまで知らなかった自分は劇場ポスターなどの大文字ゴシックの「怒迫力!」に惹かれて好奇心をそそられてた自分には映像、迫力ともに大満足。
もちろんストーリー性はなし。1作目知らないから好評価、テレビ画面では残念だと。
完全娯楽Timeに入ろうとIMAX-3D劇場のプレミアシート予約し、赤ワインのボトル持ち込んで十分にストレス発散の夜。
デカくやろうぜ!!!!!
えー、すいません。前作を全く覚えておりません。
予習で観てもおりませんので、まー兎に角、楽しめるのか少々不安ではありました。というか前作を楽しめなかった記憶だけはあるので、ダブルで不安というか。
んー、でも前作どんなんでしたっけ?こんな感じでしたかね?
今回、何だかんだ結構楽しかったですよ。
この手の迫力重視の映画に「突っ込みドコロ満載!」なんてこの際、野暮なことは言いませんよ。
覚えてないクセにこんなん言うのもアレですけど、前作で今ひとつ突き抜け切れてない感のあったクリーチャーバトル、今回は全部デカくやっちまおうぜ!!という決意表明みたいなモノを感じましたね(そんな決意表明したか知らないですけど)。
冒頭の対キメラ戦や対サイクロプス戦、スクリーン狭しとデカブツが暴れまわってくれたのでなかなか見応えありました。
その反面、ヒューマノイド戦(?)とでも言えばいいのか、デミゴッドVS神が結構チャチかったんですけど、これはまあご愛敬。
そしてこの映画クライマックスのお約束、天変地異クラスのラスボスはまさに見応え充分!!
天災レベルに愚直に挑む人間達に胸が熱くなる!!
ペルセウスがんばれ!!ゼウスの血を滾らせろ!!
とまあ、そんな感じの“熱い映画”でした。
これ、続編、確実にやりますね。
怪獣映画クラスの家族喧嘩!
前作から2年、神話には無いオリジナルの物語が繰り広げられる続編。
前作と比較すると登場人物の数やモブ(群衆)シーンは減ったが、
大スケールのアクションが増えた上、物語のテンポも軽快なので、
結果的に前作よりスケールもドラマの密度も増したように感じられる。
あと自分、子どもの頃に怪獣映画が大好きだったんですね。
たしか劇場で初めて観た実写映画は『ゴジラVSキングギドラ』、
劇場で初めて観た外国映画は例の
『仏水爆実験でデカくなったイグアナが何故かNYで暴れる映画』ですよ。
『インモータルズ』の小っちゃなタイタン族に
「ぜんぜん巨神じゃないじゃん!」と不満タラタラだった僕としては、
設定身長500m(爆)という今回のクロノス様の登場にガキんちょみたく興奮した訳です。
腕の一振りで街を壊滅させる圧倒的スケール!
イエス、これぞ巨神!
更には他の怪物たち——特技多すぎなキメラや顔が超怖いミノタウロスも大暴れ!
人間サイズだが戦神アレスとペルセウスの一騎討ちにも燃える燃える!
最後はクロノスvsまさかの最強タッグの頂上対決!
これじゃ、こういうド派手なギリシャ神話が観たかったんじゃッ!!
美的センスの高い方は美術面に優れた『インモータルズ』が断然好みだろうが、
やっぱ僕はこれくらい見所満載の熱苦しい映画が好き。
それに今回はドラマも熱い。
ゼウスとペルセウス、ペルセウスとその息子の父子の絆、
ゼウスとハデス、ペルセウスとアレスの兄弟の確執。
それぞれの決着に胸が熱くなります。
ま、不満もある。
クライマックスにおけるクロノスの“巨大感”の演出についてだ。
前作『タイタンの戦い』は個人的にはまあまあな出来の大作映画だったが、
クライマックスの演出だけはズバ抜けて見事だったと記憶している。
巨大な怪物“クラーケン”が海からせり上がってくるシーンがそれだ。
群衆と怪物をひとつの画面に収め、それを人の目線(ローアングル)から捉える。
と同時に、馬を駆るペルセウスをカメラが猛然と追い掛ける……。
あのシーンには思わず鳥肌が立った。
『大きさ・速さの比較対象を画面に置く』
『ローアングルで撮る』
といった“巨大感”の演出が本作には不足してたかな。
最終決戦のスケールを更に打ち出して、ラストをもっと盛り上げて欲しかった。
けどメチャクチャ楽しめた!
GWの映画に本作なんていかがでしょ?
<2012/4/21鑑賞>
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