シン・エヴァンゲリオン劇場版のレビュー・感想・評価
全623件中、81~100件目を表示
こんなもんでしょ
アマプラで視聴。
まず初めに、私はエヴァ信者でも庵野信者でもありません。一方で、TV版のエヴァをリアルタイムで観ていた世代なのでそれなりに思い入れはあります。
結論から言うと、良くも悪くも「まぁ、こんなもんかな」って感想でした。
まず、相変わらず意味が分からない。ファンの方々が色々な考察をされておりますが、逆にあれこれ考察しないと理解できないって、映画としてどうなの?いうのが私の考えです。映画館だと有料で1回しか観れないわけですから「初見でストーリーが理解できる」っていうのは非常に重要だと思うんですが、この作品ではまず無理でしょう。ただ、この点に関しては、TV放送版にしても旧劇場版にしてもずっとこんな感じなので、いまさらマイナスポイントにするものでもありません。エヴァってのは「こんなもん」です。
一方で、戦闘シーンや各種ギミック、風景描写はいい感じです。特撮心をくすぐるというか、マシーンが無駄に複雑な動きをする感じなんかはワクワクしますね。こういうところは相変わらず上手いです。
エヴァの完結編ですから、エヴァ好はいつもの感じで必ず観るべきだし、エヴァをよく知らない人はわざわざ観るほどのものではありません。
旧から新への大きな変化は…
新も旧も 庵野氏の"極私的物語" だったのでしょうが、旧からの大きな変化は、そんな庵野氏に「伴侶」が出来た事ですよね。
それが、しっかり者の眼鏡っ娘で、繊細なコミュ障でも拒絶せず、時に寄り添い、時に助け、導いてくれる新からのキャラ「マリ」=「伴侶」
ここらへんは指摘している方多数いらっいますね。
それを踏まえての本作のクライマックス、庵野氏の脳内では、レイは理想の2次元キャラなので結ばれる事は無く、アスカは一方的に恋心を持ったが拒絶された恋愛トラウマの相手(なので旧作では絞殺…)、ミサトは初恋相手の憧れのお姉さん、そんな各自に決着を付け、結末がああなったのは大いに納得、何せ "極私的物語" なのだから!
ここからは画的な話ですが、やはりCGメカは嫌いです…、旧の12使徒vsアスカを越えるメカ画が新シリーズには無かったですね…
それと、気になったのがプラグスーツでのキワどいバックお股越しショットが多かったですが、総じてムッチリ感の無いキャラばかりなので個人的にはグッと来ませんでした…
見終わって、監督のことが知りたくなった
監督が誹謗中傷見て鬱になったのに涙してしまった…
多くの人を巻き込んだ、
シンジにそれはキツいよ…
痛くて苦しくなるアニメだったけど、一人じゃいい作品、いい人生は送れないって思った…
他人と関わったら世界が広がる。
オタクだったら一人の世界に浸らず、外に出たら、また一人の世界が広がるから、外に出てって大事なメッセージが監督が命を削って伝えたのがわかった。
庵野の独り善がり、漸く終了
取り敢えずの完結という感じ
やっと終わってくれました
旧作からのファンです。新劇場版が始まって、死体に電気を流して無理やり動かしているような、ロックスターがせっかく自決したのに周りが救命してしまって生活のために懐メロ歌手に堕してしまったような、そういうファンとして見たくない姿をさんざん見せられてつらい思いをしてきましたが、やっと終わってくれました。二度と観たくありません。ありませんが、岡田斗司夫さんの解説によるとオタク文化的にはとても優れた作品であり映画手法としても新しいらしいです。岡田さんの解説を楽しむためにこの映画をまた観ないといけません。憂鬱です。
正直な感想です。酷い映画でしかなかった。
映画を見終わって解説を読んでも腑に落ちない。
全く理解不能の映画でした。
ストーリーも映像も回を追うごとに酷い、、、
何の感動も意味もない、ただ最後まで見終わるのが苦痛でしかない映画でした🥲
特に主人公にイライラしっぱなしでした。
どうして人気が一定の人にはあるのか、全くわかりません。。
どこが良いの??
エヴァは謎を多くして、分かりづらくしてちょっと刺激的なシーンをふんだんに入れたり興味を沸かせる商法の映画なのかな?としか。。
何となく大人的に誤魔化してまとめてる。
宇多田ヒカルの歌が唯一の救いかな。
日本のアニメ映画って、昔はもっと深い意味や難しさがあって大人になっても観られる映画だったけど、昨今のアニメは良いものもあれば酷いものもある。
特に刺激を求めたシーンの連発だとか、性欲だとか、アニメだからと観るに耐えない血が噴き出るようなイメージの惨殺シーンとか、人間であっても機械や物であっても酷すぎる。
エヴァだけに言えないけど、ちょっとエグすぎる刺激を利用した漫画やアニメは子供や未成年や若年層のうちからこういった描写を目にして育つと必然と犯罪にも繋がる気がするし、昔に比べて身近に増えた気がする。
もうちょっと考えほしい。
こういった部類のアニメに一定数人気があるって事が個人的には怖いと思う。
誰かのイエスとマリア
最後もまたえぐり取っていった、心の中の何か。
もう無理だった。きっとTV放送から。当初エヴァの内容が予定通りだったか否かは分からないが、一定ライン超えて壊して、破壊し尽くしてしまったらもう戻らない。文明も退化してしまう。人も道具も知識も知恵も環境もぜーんぶ失ってしまう。最悪元には戻れない。
キャラクターたちにも人並みの将来を未来を味合わせてあげたかったのかな。大人たちの欲望さえなければこんなことにはならなかった。あれだけテレビシリーズと映画二本でやり尽くしてたらもう還れない。ガチの覆水盆返らず。
それでも夢を見せてあげたかったのか、監督の夢を形にしたのか?やっぱりキャラクターも普通に日常生活送りたかった、キャラクターに普通の幸せを与えたかったのか?エヴァシリーズとの関わりが長くなるにつれてそんな気持ちが湧いてきたとも取れた。
数多の選択肢があって、タイムラインがあって、その中に最悪や最高な結果もあって、こんな選択の結果を夢見たっていいじゃないかって、映画の最後にもう無理やりにでも入れ込んででも表現したかった。本当は未来はたくさんあったんだよ、って。監督が捧げた愛なのか?エヴァンゲリオンに対して。
壊れてからじゃないとやっぱり分からないことも多い、人間ってやつは。始まりの終わり。終わりの始まり。ああ何回も観ないとわからないアニメだった。その感が今でも無くならないw
磔になったエヴァンゲリオン、使徒たち、キャラクターたち、降り注ぐ普通の人達や生き物たち。
誰かのイエスになった。誰かのマリアになった。
たとえばシンジはイエス?マリは聖母マリア?
誰かのイエスだった。誰かのマリアだった。
誰かを支えて、誰かを救った。
誰かを愛して、誰かを守った。
誰かを想って、誰かと共に生きた。
あなたを支えたい、あなたを救いたい。
あなたを愛してる、あなたを守るから。
あなたをいつも想ってる、共に生きよう。
誰かのイエスになった。誰かのマリアになった。
誰かのイエスだった。誰かのマリアだった。
面白かったか、これ。
エヴァンゲリオンに関わる全ての人にお疲れ様
エヴァンゲリオンのさいごを見届け、
なんと感想を述べよう。
率直に感じたことは、
超大作が無事完結したことへの感動。
庵野監督はじめ制作陣のみなさま
シンジにアスカ、レイやミサトさんキャラクターのみんな
そして、ずっと待ち続けたファンであるわたしたち
みんなみんな、お疲れ様でした。
よくやったよ。おめでとう。
ただただシンプルにみんなで労いたい。
ざんねんながら賢くないわたしには、
半分も理解できていないとおもうし、
壮大な置いてけぼりをくらっています。
それでもなんか面白い、
なんかよくわからないのに面白い、
それがエヴァのすごさだとおもう。
偶然にもエヴァアニメ放送年に生まれ、
シンエヴァまで26年。
エヴァと共に始まり、エヴァは終わったけれど、
わたしの人生はまだ終わらない。
さらば、全てのエヴァンゲリオン。
さよならは、また会うためのおまじない。
このふたつの言葉はすごく腑に落ちた。
憎らしい程に愛おしい僕らのエヴァンゲリオン。
全否定はしないけど全肯定もしない。
それで良い。
エヴァはシンエヴァをもってようやく血の通った作品になったと思う。
まるで同窓会で再会した親友のような映画だった。
荒波モドキの目線から見た"日常"の悲喜交交が愛おしい。ゲンドウの過去は、自分の子供時代から大人になった現在までを重ねずにはいられなかった。
作り手も視聴者も、テレビ版から歳を重ねて大人になった。だからゲンドウに目がいってしまうのはどちらにとっても同じだろう。
この時点でもはや本作は他人事ではなく自分ごとだった。ゲンドウの捻くれっぷりを痛々しく感じるのは自分を重ねてしまうからだ。登場人物達はアニメキャラではなく、1人の人間として歳を重ね生きていく。
それはスクリーンを見る我々も同じだ。
庵野監督の魂は奥様によって救済されたのだろう。じゃなきゃこのような作品は作れないし、作らない。人を愛し愛された事が無ければ作品と人間をここまで信頼して描く事はできない。
魂が浄化されたようなこの感覚は、富野由悠季監督のターンエーにも近い物だ。
親から子へ、作り手から作品へ、妻から夫へ。
これまで脈々と受け継がれてきた魂の連鎖を感じた。
巨大化した作品を原作者が締め括る事は中々ない。
ユニバース化が多用される今の時代では尚更そうだ。
ガンダムもスターウォーズも、きっと俺が死ぬまでに完結する事はないだろう。
その点、きっちりと締めくったシンエヴァはファンにとって最高の贈り物だったのではないだろうか。
永遠に終わらない事は嬉しい反面、生涯のうちに作品の終わりに立ち会えない寂しさもあるのだから。
オカエリナサイ。
そして、ありがとう。
技術の進歩に、「中身」がついて行ってない。
何はともあれ、庵野監督お疲れ様でした。という感想しか出ません(苦笑)。
前半、「そっくりさん」が自分の名前を見つけるまでは名作でした。後半は「ああ、やっぱりね」で終わります。
話が一応決着つくので、「Q」よりは(長尺ですが)ちゃんと見られました。
今回劇場にいけなかったのですが、早くも配信で事実上無料で観れる、とのことで早速鑑賞。
すごい時代になったものです。
TVシリーズが話題になった1990年代末はスマホどころかDVDすらなかったのを考えると、この20年あまりの時代の変化には驚くものがあります。CG技術もすさまじい進歩です。
いずれ近いうちに板などの媒体も無くなってしまうのでしょうけど、映画の「中身」は全く進歩していない気がするのは、私だけでしょうか?
おとしまえ
全623件中、81~100件目を表示






