シン・エヴァンゲリオン劇場版のレビュー・感想・評価
全619件中、601~619件目を表示
自分がリアルタイム世代じゃなかったら楽しめた
TVアニメでリアリティを感じたのは庵野監督の宮村優子への失恋と他者との断絶。
シン・エヴァでリアリティを感じたのは庵野監督の鬱からの再生と安野モヨコとの惚気。
前者は失恋や他者との不理解に共感を感じられたが後者は全く共感要素がなくて困った。
他人の主観的な自己再生恋愛話ほど共感できないものはないが友人なら「良かったね」ですませられる。
しかしこれは作品でキャラクターがいてそれらは監督の生み出したものかもしれないが作品と作者は別物だ。
現実世界で一つの幸せを得た庵野監督が「俺が幸せになったのはこう」という台本をキャラクター達に渡し演じさせた。
そしてそれはキャラクター達の物語ではなかった。
わたしはエヴァンゲリオンの結末を見たのではなく、エヴァンゲリオンを作った庵野監督の区切りを見た。
それはキャラクター達の結末を見に行った私にはお金を払って見る価値のないものだった。
4DXの振動が気持ちよくて…
壮大な無駄遣い
最後までオタク専用
これでもエヴァファンは考察するのか
一応テレビシリーズから一通り見てきたが、
破の歓喜からQから失望、待たされまくってあまり興味も無くなったはずなのに、やっぱり見ちゃうエヴァンゲリオン最終章。
久しぶりの大画面と迫力の音響に、映画館で観るのっていいなぁと思うところまで。
本編が始まると過度な期待なせずに観賞したエヴァはその期待を裏切らず、袋小路のように広げすぎた大風呂敷を
見た目派手で且つ必要性の無い戦闘シーンと、
やたらセリフで補完される場面展開と、
絵コンテやキャプチャCG、実写などツギハギだらけの絵作り(これまた必要性なし)と、
新シリーズとは言え荒唐無稽なストーリーで、
無理矢理終わらせてしまいました。
庵野監督、お疲れ様でした。
もうエヴァは作らなくていいんです。
北上ミドリが吐き捨てていたセリフが全てではないかと。
コアなエヴァファンの為のアンチテーゼ、私にはそう思えました。
これでもコアファンは両手をあげて拍手喝采し、全てのシーンにあーだこーだと考察をして楽しむんでしょうが。
浅い...何も感動が無かった。
監督はアダルトチルドレンのままだった
正直な感想です。酷い映画でしかなかった。
映画を見終わって解説を読んでも腑に落ちない。
全く理解不能の映画でした。
ストーリーも映像も回を追うごとに酷い、、、
何の感動も意味もない、ただ最後まで見終わるのが苦痛でしかない映画でした🥲
特に主人公にイライラしっぱなしでした。
どうして人気が一定の人にはあるのか、全くわかりません。。
どこが良いの??
エヴァは謎を多くして、分かりづらくしてちょっと刺激的なシーンをふんだんに入れたり興味を沸かせる商法の映画なのかな?としか。。
何となく大人的に誤魔化してまとめてる。
宇多田ヒカルの歌が唯一の救いかな。
日本のアニメ映画って、昔はもっと深い意味や難しさがあって大人になっても観られる映画だったけど、昨今のアニメは良いものもあれば酷いものもある。
特に刺激を求めたシーンの連発だとか、性欲だとか、アニメだからと観るに耐えない血が噴き出るようなイメージの惨殺シーンとか、人間であっても機械や物であっても酷すぎる。
エヴァだけに言えないけど、ちょっとエグすぎる刺激を利用した漫画やアニメは子供や未成年や若年層のうちからこういった描写を目にして育つと必然と犯罪にも繋がる気がするし、昔に比べて身近に増えた気がする。
もうちょっと考えほしい。
こういった部類のアニメに一定数人気があるって事が個人的には怖いと思う。
見に行かなくてよかった◎
エヴァ大好きだったが、冷めました
心が動く作品
呪縛からの解放
アスカ、いっきまーす
それでも縁は残る
破壊と創造の物語
自分はコアなエヴァファンではない。にわかファンだ。
深い考察も出来ないし、監督の人となりも知らない。ただ、このシリーズと同じ時代を生きただけの人間である。
そんな自分でも鑑賞後、心臓が激しく鼓動した。
多くの映画を見てきたけれど、こんなにもドキドキしながら劇場を後にしたのは数年ぶりだ。感動と喪失感と希望を与えてくれた本作に感謝。
アクションも人間ドラマも超一級
作画も構図も超一級
影響力、メッセージ性も超一級
エヴァンゲリオンは神話になった。
見た人の人生を変えるほどの力がある作品は数あれど、エヴァンゲリオンほど日本の文化に影響を与えた作品は今後生まれるだろうか。
必ず生まれるはずだ。本作が生まれるために糧にした素晴らしい作品が有るように、本作を糧に素晴らしい作品が創造されるのは必然だから。
恩返しというものが有る。恩は受けた本人に返さなくてもいい、誰かに返せばいい。
そうして築き上げられる円環こそがより良いもの、より素晴らしいものに繋がるはずだから。
そんな円環を意識せずにはいられない。本作に対する感想はこれにつきる。
シンジの引きこもり描写やゲンドウの人間不信、親子の対話。
見ていてグサグサ心に刺さった。
監督の心情がもろに出ていて苦しかった。
自分にも重ねてしまった。
物語が終焉に近ずくに連れて、終わらないでくれ、もっとこの世界に居させてくれと願った。
しかしラストで解き放たれた。
それは悲しいお別れではなかった。
「行こう」と言ってくれた。うれしかった。
生きる事は進むこと。
これはエヴァ直撃世代ならもうすでに知ってる答えだと思う。
この作品に教えてもらったものではなくて、自分なりに歩んだ人生から学んだ答えだろうから。
しかしその答えをエヴァが提示してくれた。答え合わせをしてくれたことほどファンにはたまらないものはないだろう。
憧れた作品が、手が届かなかった作品が、苦しい道を進んでいた事、寄り添っていたこと、自分と同じだった事に喜ばないファンはいないはずだ。
だから私は泣いた。希望と共感と後押ししてくれた事を感じた時、涙が出た。にわかファンだけれど「ありがとう」と心の中で叫んでいた。
もう生きる術は知っている、もう歩む道程も見えている。でもそれ以上に大切な進む力を背中を押してくれたエヴァンゲリオンに感謝せずにいられない。
本当にありがとう、あとは我々の物語だ。
エヴァが私にかけた魔法、呪い、夢は解けた。
次は魔法も呪いも夢もかける番だ。
おやすみなさい
開拓してくれて
おはよう
新たな始まりを迎えたさせてくれて
ありがとう
そばに居て導いていくれて
さようなら
後を任せてくれて
明日へのおまじないを全ての人へ。
-----------------------------------------------------------------
劇中セリフより
「今が一番若いから」
生涯現役とか一生青春とか「寒い」と思ってたけど、体じゃなくて心が大事なんだと気が付いた。心や気持ちを衰えさせないようにしていきたいものです。
全619件中、601~619件目を表示