シン・エヴァンゲリオン劇場版のレビュー・感想・評価
全1014件中、441~460件目を表示
#シンエヴァンゲリオン劇場版
ちゃんと落とし前をつけてくれてましたね!満足しました!途中何度かちゃんと終わるのかなぁ?って不安になったけど😅こんなに上映時間長いのに全然退屈しなかったし、疲れることもなく最後まで楽しめたなんて凄いよね!お疲れ様でした!ありがとうございました!って感じです!
苦手な結末
終劇。
長きに渡ったエヴァが、延期に延期を重ねたエヴァがやっと終わりを迎えた。
最終章に相応しい映画だったと思う。
シンジの葛藤、レイの成長、そして物語の進み方も良かった。相変わらず理解力の低い俺には分からないところが多々あったけれど、ほっこりしたし、バトルも迫力あったし、レイもアスカも可愛かったし、まぁいい終わり方だし、先のことはあまり映像化しないのもいいと思う。 とりあえずお疲れ様。ありがとう。
今の時代
冒頭の市街戦など、やはり戦闘シーンはド派手な迫力で、縦横無尽な動きやスピード感は見応えがありました。
心理ドラマの面では、人との触れ合いでシンジが心を開いてゆく、綾波が人間性を獲得してゆく、といった成長の流れは、「序」「破」の流れを繰り返しているかのように感じました。
しかし、今回は学校や組織といった枠組みの中でなく、自然の中で働く人々の中で、大人としてリアルに生きるということを意識させられます。
また、村で生活する人々の描写は、やはり今の時代、現実の災害からの復興を連想せざるを得ません。
政府からの支援はなく、反乱軍的な組織からの支援で生活を維持しているというのも、考えさせられます。
権力者的な人物が混乱を引き起こして、自分のエゴの為に邁進しているというのも、なんだか。
個人的には、良い人ばかりの村の描写は理想的過ぎるような気もしましたが。
14年の間に色々あったということのようではありますが。
理想や希望を描いているということでしょうか。
クライマックスは、予想通りというか期待通りというか、メタな演出で楽しめました。
アニメーションの作り物の空間から外に出るような、しかし、アニメーションの世界を消し去る訳ではなく、そのまま現実に繋げてゆくような。
エヴァが無くても良いような世界というのが、孤独に閉じこもる空間としてのアニメーションが無くても良いような現実世界、という意味合いにも感じました。
アニメーション世界に閉じこもるのではなく、現実にもきちんと目を向けるべきというような。
ストーリーとしては、基本皆いい人で理想的にまとまったという印象です。
最後のシンジの変わり様は違和感もあるような、テレビ版では学園ラブコメアニメの世界線だったのが、今風の爽やか青春アニメの世界線にシフトしたのかというようにも感じました。
とは言え、現実への希望を感じさせるラストは良かったと思います。
神話となった作品
長期に渡り愛された作品であり、都度ファンから物議を醸した作品が遂に終わりました。
私の予想を覆して、今まで見てきたファンの為に答えを合わせをしてくれたなと思いました。その辺は賛否両論ありそうとは思いますが、庵野監督が次の世代にエヴァを託したのだと感じました。
1番の良かったところは、シンジくんの成長を遂に見れたことです。それに尽きると思います。現実を受け入れず、毎回逃げていたシンジくんが父親と向かい合ったのは感動しました。
また、其々の問題を抱えた人々は成長が見れて良かったです。綾波は人の心持ち、アスカは頼れる人を見つけ、ゲンドウは妻を見つけ、ミサトさんは復讐ではなく守るものの為に戦い、リツコさんは愛を捨てゲンドウを断ち切り、カヲルくんは自身の幸せを見つけました。随所に旧劇場版との決別が描けてていて良かったです。
(マリの存在に関して)
殆ど答え合わせをしたのに、あえて新劇で初参加のマリだけを謎のままに残したのは素晴らしいと思いました。
マリはゲンドウの大学時代のよしみのようなので、実年齢はゲンドウたちと同じでありながら、見た目はチルドレンたちと同じ、つまり唯一大人と子供の間にいる存在です。だから、シンエヴァの重要人物となったのだと思います。
また、大学時代のニックネームから、エヴァの生みの親(神の子の母)であり、補完計画反対派(叛逆者)であったのではと考えています。
ラストの終わりで、マリが突然中心になったのは、全てを知っている存在であったから唯一シンジくんを救える立場であったと思います。
(4本の槍に関して)
映画の途中で槍がロンギヌスとカシウス以外に2本出てきましたが、あれは現実と虚構を表すのかなと勝手に思いました。私だけのイメージではロンギヌスが死、カシウスが生だったので、後半に現実と虚構の話になったのが理解出来なかったので、もう2本の槍がそうなのだと解釈しました。
また、最後の方は虚構から現実になっていくのが強かったので、皮肉を込めて私たちファンを現実に引き戻す意味も込められているのかと思いました。
(エヴァの呪いに関して)
新劇から追加されたエヴァの呪いは、どっち付かずの状態の象徴かと思いました。カヲルくんや綾波は使徒と人間、アスカは子供と大人というように真ん中にいることを指していたのかなと思いました。(マリは色々と狭間にいる存在として扱われてると感じます)
(まとめ)
エヴァは今回で完結となり日本のアニメ界として、永遠に残る作品となりました。この先も語り継がれる物語(神話)になったのだと思います。最高の作品と同じ時代にいれたことを感謝したいと思います。
ファンでも
4DXの振動が気持ちよくて…
良い結末だった
最初の綾波の「〇〇って何?」シリーズが可愛かった。それに答える委員長が優しいお母さんみたい。
壮大なプロジェクト。難しいこの話をよく綺麗にまとめたなぁと妙に感心してしまいました。
最後にはみんな幸せな結末になって良かった。ゲンドウも。ユイと会えて一緒に…良かったね。
ラストの曲に合わせた映像に涙が出そうでした。
大人になってからのシーンで、向こう側のホームに綾波とカヲルらしきカップルが…!
あんなにメンタル弱くてコミュニケーションが上手く取れなかったシンジが、普通の男性になっていた。マリとのやり取りが微笑ましかったし、爽やかな晴れ晴れとした終わり。
こんな薄っぺらな感想ですが(笑)
長いけどあっという間。
観て良かったです。
おまけ
作中に監督の奥さん(安野モヨコさん)の「おチビさん」が絵本として登場して、夫婦の作品共演ですね。
ラストの絵コンテ?というのかな?あまりアニメや漫画に詳しくなくて申し訳ない。アニメ映像になる前の鉛筆画のような状態の映像も、遊び心があった。この監督が昔手がけた「彼氏彼女の事情」の漫画をアニメに混ぜていた部分を思い出しました。
待たされて期待したほどではないけど
わりとどうでもよくなっていたのですが…
TV版第1話からリアタイで視聴していた古参のファンとしては、結末を見届けるための半ば義務感みたいなもので観に行きました。
「どうでもよくなっていた」
というのは、序破Qときて今作まで約14年
その間自分の人生に色々とあり
フィクションであるエヴァの展開や結末に対して以前ほどの熱意は持てなくなっていたからでした。
それゆえに、いつも劇場に入るなり購入していたパンフレットを買うこともなく席に着き、淡々とした気持ちで上映開始を待っていたのでした。
しかしながら…
広げた風呂敷を畳んでくれさえすればいいと思っていた気持ちはいい意味で裏切られました。
個別のシーンについて語ることは避けますが、自分はこの映画から
「人生には山あり谷あり、良いこともあれば辛いこともある。他者と関わり、前を向いて生きよう」
というメッセージを受け取りました。
このように感じたのは、きっとエヴァと出会ってから過ごした人生を思い返してしまったから。
TV版放映当時、自分は浪人生でした。
それから大学に進学し、就職し、結婚して子供ができ、離婚してドン底を経験し、でもまた新しい恋人ができました。
きっと庵野監督の人生にもたくさんの山や谷があり、それらの経験が今作に投影されているのでしょう。
エヴァは成長の物語だとよく言われます。
それは碇シンジの成長であり、庵野監督の成長であり、視続けてきた僕たちの成長の物語なのかもしれないです。
庵野監督、スタッフの皆様、長い間お疲れさまでした。
25年の長きに亘り、このエヴァンゲリオンという作品と過ごす経験ができたことを感謝しています。
上映後、迷わずパンフレットを購入して帰りました。
明日からまた前を向いて生きる気持ちを忘れないために。
若い人は、、、
あと10年20年たってから、結婚してから、そして子供が生まれてから、大切な人を亡くしてしまった時、そんな経験を経てまたエヴァを観てください。かならず違う感動や発見があるはずです。
使徒やゼーレ、目的が良くわからないという方、実はそれらはあまり重要ではなくて個々の人間関係や生立ち、抱えたトラウマ、それらを乗り越えていく登場人物たち誰か一人に共感できる部分があると思います。
あれから25年。。。
とうとう納得の行く結末。
TV版、初劇場版当時、監督自身それだけの表現力も持ち合わせていなかったし、自分自身もブレブレだったのかもしれない。
TV版から歴代の映画を順をおって見ると、監督の表現の葛藤など、移り変わりが観れて面白いと思います。
とにかく、全員が救われて本当に良かった!
もちゲンドウ君もね!
そして庵野監督も安野さんによって救われたと思う。
さらば全てのエヴァンゲリオン。
ありがとう全てのエヴァンゲリオン!
不思議かつ収まりきった映画
ぶっちゃけ理解できなかったが……面白い!!
「理解できないけど面白い映画」ってありますよね。よく例に挙げられる作品としては「2001年宇宙の旅」とか。私にとって、この「エヴァンゲリオン」シリーズはまさにその「わかんねーけど面白い」作品の典型で、難解なストーリーが全く理解できなくてもド派手なアクションと圧倒的な映像美で観ているだけで面白い作品です。「新劇場版」に関しては、一作目の「序」以外の二作に対しては「わかんねーけど面白い」っていう評価をしています。もちろん昨今ではブログやYouTubeなどの媒体で、多くのエヴァファンが様々な考察を行って、難解なストーリーを分かりやすい解説を公開してくれていますので、鑑賞後にしっかり調べれば内容を(ある程度は)理解できるんですが、鑑賞後は本当にチンプンカンプンなんです。それでも「間違いなく面白かった」と思えるほど、このシリーズには言葉で表現できないような強いパワーがあります。
私はアニメ版や旧劇場版は未鑑賞です。漫画版を読んで新劇場版を観た程度ですので、そこまで熱心なエヴァファンというわけではありませんが、それでも前作「Q」から9年間待たされていたので、「待望の」って感じで鑑賞いたしました。
結論。やっぱりわかんねー。けどめちゃくちゃ面白い!!
やはり神話や哲学を織り込んだような難解な内容ではありましたが、四半世紀続いたシリーズの完結としてはこれ以上ないほどに良かったと思えます。主人公のシンジだけでなく、レイもアスカもカヲルもミサトもゲンドウも、全てのキャラにしっかりフォーカスした「終劇」になっていたように感じます。前作「Q」が残していった数々の謎もしっかり解決して完結していましたので、それも素晴らしかった。ラストシーンも素晴らしかったし、ラストにちょっとだけ出てくるゲスト声優も違和感なく素晴らしかったし、私の好きなマリは本作でも胸が大きくて良いオンナで最高です。本当は☆5評価したいくらい感動したんですけど、やはり難解な内容故に理解できない部分もあって、ちょっと不完全燃焼というか、物語は綺麗に終わったのに理解できない部分があるせいでイマイチ「終わった~!」って感じがしない。まだ解説動画や他の人のレビューを観ていない状態なので、色んな方の解説を読んだら評価が上がるかもしれませんね。
・・・・・・・・
前作「Q」の続きからストーリーは始まる。ネルフに反旗を翻した葛城ミサト(三石琴乃)率いる組織「ヴィレ」は、コア化により住民が死滅したパリの街にいた。パリの街を浄化してネルフパリ支部が残した資源を回収するための作戦行動中、その作戦を阻止しようと碇ゲンドウ(立木文彦)率いるネルフのEVAが大群で押し寄せてくる。エヴァンゲリオン改8号機を操るマリ(坂本真綾)がEVAの大群に立ち向かう。一方シンジ(緒方恵美)、アスカ(宮村優子)、レイ(林原めぐみ)の三人は、ニアサードインパクトを生き延びた人々が集う第三東京村へとたどり着く。そこには14年の月日が経ちすっかり成長した、かつてのシンジの同級生であるトウジ(関智一)とケンスケ(岩永哲哉)の姿があった。
・・・・・・・・
新劇場版は冒頭から戦闘シーンで始まることが非常に多いですよね。めちゃくちゃカッコいい戦闘シーンが冒頭に出てくることで、観客の興味は一気に惹きつけられます。
前作「Q」でシンジによってニアサードインパクトが発生していたことが明かされたため、第三新東京市にいた高校の同級生などは亡くなったのかと思っていましたが、本作の序盤で生きていたことが判明。これだけで私は普通に泣きそうになりました。トウジもケンスケも生きてるし大人になってるし立派になってて子供もいて、感動のシーンです。シンジはニアサードインパクトの責任を感じて人と接しないようにしているがトウジもケンスケもアスカもレイも結構グイグイ来る。彼らの優しさへの感謝と罪悪感の狭間で押しつぶされそうになっているシンジの気持ちは理解できます。
新劇場版から登場した新キャラクターであるマリがここまで活躍するとは思っていませんでしたね。私はアニメ版を観ていない、新劇場版からエヴァに入った新参者ですので、古くからのファンの方と比べれば新キャラのマリはすんなり受け入れられたと思います。しかしここまで積極的に戦闘に参加し、活躍し、最後はシンジとくっつく(?)ことになるとは完全に予想外でした。ラストでしっかり成長したキャラクターを描くことで「ループからの脱出」を表現し、実写とアニメが融合したような演出で「日常に戻った」という表現をしたかったように感じます。私個人としてはこれ以上ない綺麗で完璧なラストだったように感じます。
庵野監督もこれでようやくエヴァの呪縛から解放されて、ラストに登場した宇部市(監督の地元)にいったん帰ったりしてゆっくりするのかなーとか勝手に想像してしまいます。「平穏な日常に戻った」のはシンジたちだけじゃなく庵野監督自身もそうなんでしょうね。過去に庵野監督は「エヴァの主要キャラクターは自分の人格の一つ」とおっしゃっていたらしいので。
とにかくこの作品の素晴らしさを言語化するなんて絶対無理です。とにかく劇場で鑑賞してください。そしてエヴァについての解説を動画やブログであげている古参のファンや有識者がたくさんいらっしゃいますので、そちらをしっかりご確認ください。「よくわからなかったな」で終わらすにはあまりにも勿体ないストーリーがあるはずです。
オススメです!!!!!!!!!
ありがとう
開演前のピリピリした感じは、ここまで費やした時間の終わりが目の前に近づいていたからだろうか。
コロナ禍で伸び伸びになっていたのも、なんとなくぽいなぁ〜と思ったり。。
最初の戦闘シーンの激しさからの、沢山の?!?!?!が、「あーいまエヴァンゲリオン見てんだなぁーそいやぁ最初に見た時もこんなだったなぁー」と思ったり。なんか色々と思い出したり。
死ぬまでに終わって良かった。
長い間の楽しみが終わりました。
ありがとうエヴァンゲリオン。
さようならエヴァンゲリオン。
全1014件中、441~460件目を表示